チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

7/12(金)川嶋志乃舞、にゃんぞぬデシ、TOMOO@下北沢GARDEN

 

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時には小気味よくステップを踏みながら軽やかに。

かと思えば片膝をついて三味線を大きく掲げたり。

 

こんなプレイスタイル自体、一般的な三味線奏者のイメージを逸脱している。

 

でも、そんな姿がカッコ良い。

この姿を見たら誰もが「惚れる」のではないだろうか。

 

しかも、三味線とバンドが一体になって迫ってくる音がとにかくグルーヴィー。

このグルーヴの震源地は、三味線のハネと譜割りにあるのだろうか。音楽的な事はよくわからないのだけど不思議だ。

 

特に新曲の「Drumstrings」は、これまでになく黒くてファンキー。コール&レスポンスも楽しい。

新曲2曲は、ベースの友重さんがはじめてアレンジを手がけたそうだけど、それもあるのだろうか。

 

この日はステージ上に正座して演奏された「津軽じょんがら節」では、静まり返る会場を、三味線の音だけが響き渡る。そして、熱演に拍手で応えるフロア。

 

全体的な印象としては、4月のワンマンの時よりも、リラックスしてのびのびとライブを楽しんでいるように見えた。

 

この人、自分のやりたい事、進む道をはっきり描いていて、それを言葉にできるのもすごい所。有言実行って、なかなかできる事ではないよね。

明日19日には、大阪でなんとAH(嗚呼)のことぱぉさん、栗原ゆうさんとの対バンもある(まじで行きたい)。

1人で何でもできてしまう所、ビジョンをしっかり持っている所、大胆そうでいて意外と慎重な所など、しのぴーとぱぉちゃんの2人には共通点があるように思う(ものすごく勝手な印象だけと)。

 

にゃんぞぬデシちゃんは、楽しみにしていたのだけど一曲しか見る事ができなかった。その一曲がとても良かっただけに残念。宮野弦土さん、油布さんのサポートも良かった。

物販で、持っていなかったファーストミニアルバムを購入。

 

TOMOOさんは.自身の弾くキーボードにベース、ドラムの編成。アルトの声が力強い。かと思えば会場を巻き込んでの猫のポーズ。このギャップにはやられるでしょ。

 

アンコールは、TOMOOさんの曲を3人で。この時、踊りながら歌っていたにゃんぞぬデシちゃんが本当に楽しそうで、見ているこちらも楽しくなった。

 

川嶋さんは、10月19日にレコ発のサーキットイベントを行う事も発表。これも楽しみ。

https://twitter.com/nochaxxxy/status/1149649685528764417?s=21

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セトリ

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このTシャツは非売品。3人だけのものだそうだ。

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7/6(土)ファンファーレ・チォカリーア、たをやめオルケスタほか@めぐろパーシモンホール

ジャズ・ワールドビート 2019

開場 16:15 開演 17:00  全席指定6,500円

出演:ファンファーレ・チォカリーア、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド、たをやめオルケスタ

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3グループで総勢46人、ブラスだけでも35人くらいいたのではないだろうか?正確には数えていないのでわからないけれども(相変わらず詰めが甘い)。

とにかく楽しかったですね。ブラス好きにはたまらない企画でした。

 

まず、たをやめオルケスタ。見るのは一昨年のすみだジャズ以来。そんなに見ていなかったかな。チャラン・ポ・ランタン絡みで、初めて見たのはもう6年も前だったはず。

女子17名によるトロピカル・ビッグバンド。結成して今年で11年、この形態で続けているって、それだけでもすごい。

ライブを見るといつも女将・岡村トモ子さんの統率力に感心するのだけれども、この日は特に気合が入っているように見えた。

そして、みんな本当に楽しそうに演奏している。自分のパートではない時にも、手を上げたり踊ったり。そんな姿が大好きなんです。

会場の空気がまだ温まっていなくて、コール&レスポンスに応える人が少なかった(少なくとも自分の周りでは)のが残念。

それから、最近ボーカルの秀子さんが脱退してしまったのが少し寂しい。やっぱりボーカル曲が欲しいとは思った。いつぞや、町あかりさんとコラボした時があって、それがものすごくハマっていて良かったので、またそんな共演も期待したいところ。

 

ライブハウスでも見たいと思い、8月の対バンライブのチケットを購入してしまった。勢い大事。

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ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドは初めて見たけど、これがまた楽しくて素晴らしかった。

リーダーで指揮者の人のエンターテイナーぶりは、ヴォードヴィリアンみたい。

みんな演奏は腕達者。

後半、ジェントル・フォレスト・シスターズという女性シンガー3人組が花を添える。

この「月見るドール」では、MVにも出ているアモーレ&ルルのダンスもフィーチャー。

見て楽しい、聞いて楽しい、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドでした。

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 こんな動画もあった。

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ファンファーレ・チォカリーアは、5年前にも見ている。

その時にも驚いたけど、今回も演奏のスピード感と迫力にたじたじ。そして楽しいのなんの。なんなんですかね、もう基礎体力が違う感じ。

余裕で演奏しているように見えるんだけど、実は物凄い事をやっているんだと思う。

全員が、休むことなく常に吹いているように見える。

ボーカルが入る曲もあるのだけど、そのボーカルも味がある。

お客さんも、最初から立ち上がって踊る人もいて、なんだノリいいじゃない。自分も途中から座っているのが我慢できなくなり、通路に移動してスタンディングで見ることにした。

ルーマニアの外れの小さな村の出身で、今では一年のほとんどをツアーに費やしているという彼ら。

 

このおっさんたち、最高だ。

 

ベリーダンサーのNourahさんがゲストで出た場面の動画が上がっていた。

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終演後には客席に降りてきて、おひねりをねだりながら、いつ終わるともなく演奏を続けるのもお約束。

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久々に、アイドルや女性シンガーではないライブのお話でした。

(たをやめオルケスタがお目当てのひとつではあったのだけど)

6/22(土)まちだガールズ・クワイア、エレファンク庭、鈴木花純、xoxo(Kiss&Hug) EXTREME@青山RiZM

XOXO EXTREME PRESENTS Perspective! Vol.6

開場 11:00 開演 11:30   2,500円+D600円

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もう3週間も前、脇田もなりとシンリズムの2マンがあった日の昼間に行ったのがこれ。

 

■エレファンク庭

今年初めに始動したグループで、見るのは初めて。グループ名通り、ディスコ・ファンク系のアイドル4人組。

顔立ちの派手な、上背のあるメンバーを揃え、80年代のバブリーな感じを漂わせる。

扇子を持って札束がどうしたなんて歌う曲があったり、ちょっと狙いすぎじゃない?なんて最初は思ったけど、このイケイケな感じは嫌いじゃない。見ているうちに楽しくなってきた。みんな歌えて踊れる。大人のパフォーマンス。

特典会も盛況で、ここもぐっと伸してくるかもしれない、と思わされた。

プロデューサーは「青春アミーゴ」(この曲好きだった)を作詞した人だそうだ。

 

■まちだガールズ・クワイ

安心して見ていられますね。2週間前は欠席していたほのかも揃ってのフルメンバー、やっぱり良い。

圧巻の「銀河ステーション」、鉄板の「Ready Steady Go!」(脇田もなりといいRYUTistといい、マイクロスター佐藤さんの曲は外れが無い)。

最後はこの日も「サマーレイン」をじっくりと。

2015年7月12日にスタートして丸4年、僕が見始めてから2年半。

変わらないようでいて、着実に進歩しているのが素晴らしいと思う。

 

■鈴木花純

3年半の間、二人三脚でやってきたつぶPが、今月に大きな手術を控えているとの事。

花純さんが作詞した「忘れないでね、忘れないから」の時の、気持ちが乗り移った歌唱には胸がつまる思い。

つぶPさんは、自分と誕生日が同じこともあり、勝手ながらなぜか他人事ではないような気持ちもある。

物販で少しお話させていただいた時に、Chelipの話になった。

3年前、Chelipが最も苦しかった時に真っ先に手を延ばしてくれたのも、この人だった。

 

   君があのとき見つけてくれて

   今私はここで歌える

   年を老いても声を嗄らしても守るべきものがある

 

   流れ星に願いをひとつ

   また戻ってきて

   ずっとずっと忘れないよ

 

   『出会えてよかった』

 

■xoxo(Kiss&Hug) EXTREME

通称キスエク、噂のプログレアイドルを、ようやく見ることができた。

これが、その、本当に、プログレで驚きました。

曲の途中で転調したり、変拍子になったり、目まぐるしい。

よく踊れるものだと感心する。

プログレはそれほど聞いてこなくて、正直門外漢な私。でも、楽しめた。

本当に、アイドルって何でもありですね。

リーダーの人が9月で卒業するらしく、どのグループにも物語があるのだと改めて思う。

 

永遠なんて、ない。

 

 

 

POMEROのこと

POMEROの「スイートタルト」という曲が大好きだ。

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Aメロの後半から出てくるギターのカッティングがたまらない。

コード進行も好き。とりわけ、Bメロが秀逸だと思う。

サビの最後で一音下がる所も良い。

スマホを小道具に使った振り付けも好き。特に、画面をスワイプするももちゃんの仕草が可愛い。

Aメロでオタクが発するすきすきコールも楽しい。自分はまだ全力でコールを打てないハンパなオタクだけど。

 

初めてPOMEROを見たのは、nuanceも出演した今年1月19日のライブ。名前も知らなければどんなグループかも全く知らなかったけど、代代代やドッツといったそうそうたる出演者の中でもなぜか印象に残ったのがPOMEROだった。とりわけ「グラデーション」とう曲に胸が騒いだ。衣装や振り付けも良い感じで、また機会があったら見たいと思った。

 

その機会は、意外に早いタイミングでやって来た。

3月3日、八王子の商店街のお祭り。なんとnuanceの次にPOMEROが出る。でもこの日はあいにくのお天気。冷たい雨が降りしきる中、POMEROを見た後でnuanceの物販に行ったら、あまりに寒いので早々に店じまいしてしまったとの事。テントの中で寒そうに立っていたわかちゃんの姿が切なかった。

で、気を取り直して(切り替えの早いオタク)POMEROの物販に初めて行って接触を果たしたのだった。この時、フィロのスやnuance現場で時々お会いする方から、メンバーの名前や、「ゆうき」と「さき」が姉妹である事などを教えてもらった。

 

その後、5月6日の新宿サイエンス、6月16日の高円寺DeLIVEと、いきなりディープな単独ライブに潜り込んでしまう。特に高円寺のは、この後オフ会のBBQがあるとの事で、集まったのはコアなファンばかり16人ほど。でも、とても雰囲気も良く楽しいイベントだった。

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6月30日、clubasiaでの1周年記念ファーストワンマンには日曜夜のため行けず。昼だったら行っていたかもしれない(この日の昼は大阪だったけど)。

 

そして、去る7月6日。ジャズ・ワールドビートの前に行ったのがこちら。

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爽やかなブルーを基調とした新しい衣装がなかなか良い。さきちゃんのお腹が出ていて、冷房で冷やさないかと心配になる。

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このほど配信と会場限定でリリースされたアルバムには未収録の新曲「虹色ガール」が、また大好きな感じ。あんまり覚えていないのだけど、4つ打ちだったかな?Perfumeのコンベス感を感じたけど、また確認しに行かなきゃ。

このミニアルバム、「パラレルワールド」や「木枯らし咲く頃」など、他にも良い曲が揃っている。

ちいチーどうしのよしみで、ちはるちゃんにサインしてもらった。

 

ワンマン直後に発表されたのが「りか」の脱退。当初は卒業公演を行う予定と告知されたけど、それもなくなり、さよならを言う間も無く去って行ってしまった。

6/16に一回だけ話をしたけど、とても話しやすくて楽しかったんだけどね。

「また」はなかった。

これが本当の一期一会。

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6/30(日)nuance@梅田クラブクアトロ

nuance 5th oneman live 『betsu-machi』

開場 11:45 開演 12:15  3,500円+D600円

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別の街で会ったはずなのに、まるでいつもの街にいるみたいだった。

 

 バンドをバックに、ひたすら歌とダンスを見せる。

演出に趣向を凝らした東京O-EASTでのワンマンが表なら、こちらは裏。いや、こっちが表か。

どちらにせよ、表裏一体という感じ。

時間にして1時間強だったけど、ぎゅっと凝縮された中身の濃いライブだった。

 大阪の人たちにも、しっかりと爪痕を残せのではないかな(遠征組多かったけど)。

 

二度寝をしてしまい、予定していた新幹線に乗れず慌てたけれども、何とか開演間に入場することができた。

会場のキャパ700人に対して、入場者5割から6割くらいの感じかな。それでも大阪ですからね、良く入った方ではないかと思う。

 

ほどなく開演。

バンドのメンバーが入場・・・と思いきや、nuanceの4人がSEもなくステージに現れてフォーメーションを取る。

???なんだろう?

聞こえてきたイントロは「からくれない」。

O- EAST で、Gladで、キーボードだけをバックに、振り付けなしで歌われたこの曲。

振り付けがついた形で披露されるのはこれが初めてだ。

フジサキPの事だから、普通の始まり方はしないだろうという予感はあった。でも、これは予想の遥か上を超えてきた。常にワクワクするものを見せたい。そんなエンタメに対するこだわり、真摯な姿勢の表れなんだと思う(上から目線みたいな書き方で申し訳ないですけど)。

 

ついでに言うとこの曲、Aメロのコード進行が森高千里の「渡良瀬橋」を思い起こさせる。特に、わかちゃんが歌う「昼下がり カレーの匂い 古いジャズソング」で目に浮かぶ光景と、「渡良瀬橋」に出てくる「床屋の角にポツンとある公衆電話」が交錯する。

この街を卒業できない「からくれない」と、ここを離れて暮らすことができない「渡良瀬橋」。考えてみればこの2曲、テーマも共通している。

ミサキサンの「大人になれない」の所が大好きで、切なくて。

最後に4人で歌われる「大人になれない」では、もう胸がいっぱいになる。

この時点でもう、「大阪に来た甲斐があった」と思ってしまった。

 

続いての曲は「COSMO」。

バンドはいつ出てくるのだろう、この次の曲からなのかな?と思っていたら、曲の途中(ワンコーラス終わったあたりだっただろうか)で入ってきて、オケの音に生音を重ねてくる。

音の厚みが急に増し、歌う4人の声にも力がこもる。そして、フロアはぶち上がる。

すごい、こんな演出も初めて見た。

大好きな「Love chocolate?」、珠理ちゃんが椅子に座って後ろを向いている時、ドラムのUさんが珠理ちゃんと目を合わせて笑っている。珠理ちゃん、どうも変顔をしていたみたい(後で聞いた話)。ステージを楽しんでいる様子が伝わってくる。

「ナナイロナミダ」では、ここ大阪でもフロアから「おーおーおおおおー」の大合唱。「光に満ちた未来をきっと 手にしてみせるさ」のところのみおちゃんの歌声とキレの良いダンスが迫ってくる。ここでのみおちゃんの歌、すごく良い。特に最近、力強さが増してきたような気がする。

 

ここでメンバーがいったん退場するものの、いつものSEに乗ってすぐにステージに戻って来る。

「シャララ シャララ」からは、ノンストップで最後まで突っ走る。

曲の間も開けないから、nuanceメンバーは勿論のことバンドメンバー、特にドラムのUさんも大変だったのではないだろうか。でも、Uさんのドラム好きだ。

 

先の「ナナイロナミダ」から「ルカルカ」までの3曲は、O- EAST ではセトリから外れた曲で、なんか得した気分。

「tomodachi」で、オレモー!コールが入るようになったとは知らなかった。スカートの裾をつまんで膝を折るポーズが好き。

そして「タイムマジックロンリー」の「どこでもいいからね今すぐ〜」の所で、スカートの裾を持って踊る振り付けも好き(スカートの裾フェチ疑惑)。

「ヒューマナイズド・ヒューマノイド」からの終盤3曲は楽しかった。3月の心斎橋サンホールを超えるほどの盛り上がり。

タイムマのクラップも決まり、ミライサーカスではみんな踊る。さすがに大阪の人たちはノリが良い。

 

アンコールは「wish」

この曲、何度見たかわからないけど、見るたびに違った感動が湧き上がってくる。大阪で、別の街で見る「wish」は格別だった。

無駄なMCもなく、全力でライブをしてさっと退場する4人。こういう所も好きなんだよね。

 

「ブリキの街」が流れ、会場横のスクリーンにキャストが映し出されるのはO- EAST と同じ。そして、最後に画面が揺れて物語は幕を閉じた。

 M1 からくれない
M2 cosmo
M3 Love chocolate?
M4 ナナイロナミダ
M5 シャララシャララ
M6 ルカルカ

M7 tomodach
M8 セツナシンドローム
M9 サーカスの来ない街
M10 ヒューマナイズド・ヒューマノイド
M11 タイムマジックロンリー
M12 ミライサーカス
M13 town(SE)

(アンコール)
M14 wish

 

照明や音響のスタッフも東京から乗り込んでのライブ。

最上のエンタメの陰には、スタッフの情熱が欠かせない。

チームnuanceの熱量も半端ない。そんなことも感じた大阪ワンマンだった。

 

連番した大阪の方が、このライブの素晴らしさをコンパクトに表現されていたので引用させていただく。

 

 ね、ハマるのわかるでしょ。

 

昨年の、あのO-WESTでのワンマンからちょうど1年。あのライブを境に、ぐっと力強くなったnuance。

今年の夏もこの勢いで突っ走ってほしい。

 

終演後、チェキ列の誘導をしているコバケンさんの姿が見える。前日には、グーグールルとカイのリリイベを仕切っていたコバケンさん。目が合って、向こうも「あれ?」っていう顔をされていたので(気のせいかも)、「昨日はグーグールルでお世話になりました」と、声をかけさせていただいた。気さくな方でした。

今回、ここのハコを押さえたのがコバケンさんだったのですね。

チケットを見たら、ちゃんと「企画制作・エクストロメ、協力・コバケン」って書いてあった。

協力してくれる人がいるからこそ、nuanceはうまく回ってるのでしょう(どんな仕事にも共通する事だろうけど)。

 

メンバーと囲みチェキを撮った後は、関西の方と串揚げを食べに行き、新大阪16時過ぎの新幹線で帰京した。7年か8年くらいSNS上で交流のある人で、会うのは3回目だけど初めてゆっくり話ができた。そういう意味でも来て良かった。

大阪で開催されたフィロのスの定期公演にも行きたかった(nuanceから回した人も多かったようだ)けど、仕事の関係で断念。まあ仕方ない。

 

その後の7月5日(金)には、渋谷LUSHでのBeat Happening!に出演したnuanceを見に行った。大阪での勢いをそのまま持って帰ってきたかのような熱いライブ。

4人と大阪で話をできなかった分も取り戻せた。すごく楽しかった。

 20190705 LUSH

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新大阪駅にいたキティちゃん新幹線

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6/22(土)脇田もなり、シンリズム@六本木Varit

“UP&COMING” 脇田もなり×シンリズム

開場 18:00 開演 18:30  3,800円+D600円

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新井俊也さんによるオープニングのSE(これが良い!)に合わせてバンドのメンバーともなりちゃんが入場。

 

     いつもそばにいて見守って 時々はしゃぐ

     そんな君の横顔思い出して 朝がくるよ

 

「Callin' You」の歌いだしとともにバンドの音が重なった時、今夜は最高のライブになる事を確信した。

「今日のもなりちゃんは乗っている」

バンドのサウンドもシンリズムが言っていた通りキレッキレで、押し寄せてくるグルーヴが気持ちよい。

そのシンリズムが、先のステージでとても良い雰囲気に会場を温めてくれた事も大きい。

そして、音に合わせて思い思いに体を揺らしながら楽しんでいるフロアの人々。

この光景が素晴らしい。

そりゃ、あんな演奏と歌を聞かせられては、自然と体も動くというもの。

でも、そんな空気が自然に醸成されるライブって、そうはない。

ずっと同じバンドでやってきてもう3年近く。ただでさえ腕達者なメンバーのうえに、ライブを重ねてきてお互いのツボを分かり合っている感じ。

ビシバシ決まるドラム、時に親指でスラップを決めるベース、KAYO‐CHAAANのキーボードがリズムの間を縦横無尽に舞い、リズムを刻むバンマスしまだんは、時折渋いソロを見せる。

そして、主役のもなりちゃんは、久しぶりのバンドでのライブが心の底から楽しくてしょうがないという様子を隠さない。

 

これまでに見たもなりちゃんのライブの中でも、本当に最高の部類に入るステージだった。

 

来月には3枚目となるアルバムのリリース、9月にはソロ活動3周年を迎えるもなりちゃん。

そのアルバムは、自ら「前の2作を超えた」と言う自信作。

この日に歌われたアルバム収録曲「ハイウェイ」(くるりのカバー)と「FRIEND IN NEED」(この曲ホントいい)から想像するに、その言葉は間違いないと思う。

9月のクアトロでのワンマンのチケットも、この日の物販で購入した(なぜかローチケでうまくいかずに買えないでいた)。

 

1.Callin’ You

2.IRONY

3.赤いスカート

4.EST! EST!! EST!!!

5.ハイウェイ

6.青の夢

7.FRIEND IN NEED

8.PEPPERMINT RAINBOW

9.Dear

10.WINGSCAPE

アンコール

11.Cloudless Night

12.IN THE CITY

 

個人的には、ここ1か月くらいむしゃくしゃもやもやした状態が続いているのだけど、この日はもなりちゃんからポジティブなパワーをもらった気がする。

 

    my way  自由の翼 羽ばたかせ

    my way  今の私を 強く信じて

 

この「WINGSCAPE」での高揚感、多幸感を思い出しながら、明日から何とか頑張れそうだ。

 

最後になってしまったけれども、シンリズムのステージもとても良かった。

おしゃれな楽曲にハイトーンな、でもなよなよしていないボーカル。この人、天才ではないだろうか。バンドも良かった(特にドラムが好き)。

もなりちゃんともお互いに気心の知れた感じ。もなりちゃんがお姉さん風をふかしているような、でもあまり頼りにならないような感じで(笑)微笑ましかった。

一緒に歌った「Cloudless Night」、良かったなあ。

 

3月のモーション・ブルー・ヨコハマでは山下さんに代わってドラムを叩いていたUさんが見に来ていた。ドラムが代わると音全体の感じが違って聞こえる。力強さとキレの山下さん、歌心のUさん。

Uさんのドラムは、来週大阪でのnuanceのワンマンでまた見れるはず。

 

この日の昼間は、キスエクの主催ライブでまちだガールズ・クワイア、エレファンク庭、鈴木花純、そしてキスエクを見た。それはまたの機会に(いつ書けるんだろう)。

6/8(土)nuance、まちだガールズ・クワイア、グーグールル他

この日はnuanceが出演する2現場を回した。

 

 ①Beat Happening! 六本木で遊ぼう。@六本木Varit

 開場 10:40 開演 11:00  2,500円+D600円

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5月10日の月見ルで、LiLii Kaonaやnuanceが出演するライブを見に来ていた町ガのもえかさんから教えてもらっていたイベント。かなり楽しみにしていた。

六本木Varitに来るのは初めて(脇田もなり公演でチケット紛失のため来れなかった苦い記憶が)。

地下鉄の六本木駅から、飯倉片町の交差点に向かって歩く。

もう35年くらい前の話だけど、ウィナーズというレコード屋スタイル・カウンシルなどの12インチを漁った事とか、ロアビル脇にあったワンダーバーやハンバーガー・イン(後に森永ラブになったんだっけ)など、今はもう無いお店の事を思い出して懐かしさがこみあげてくる。

ほどなくVaritに到着。昔、ちょうどこのあたりにサンバやレゲエの生バンド演奏が入るホットコロッケというお店があったなと、またタイムトリップしそうになってしまう。ホッコロには行った事はなかったのだけど。

前置きが長くなってしまった。肝心のライブについて。

 

ノルウェージャンフォレストガール

あっ、2人組だったんだ。いや、元々もっとメンバーがいたのに2人になってしまったそうだ。

冒頭の曲が、無印良品の店内でかかっているような北欧テイストな感じだった。全体に、不思議な透明感が感じられる。

まだこれからどうなって行くのか予想がつかない不安定さを漂わせつつ、何か気になるノルウェージャンフォレストガールだった。

リリカオの後、物販を覗いてみようと思ったら、すでに終了していた。

律子さん、いかにもチーボーの好(以下略)。左の外ハネはこの日が見納めだったそうだ。

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■LiLii Kaona

本当に素晴らしいステージ。

直線的な動きを見せたかと思うと、くるくる回ったり柔らかく優雅に舞ったり。指先の表現まで美しい。ごまかすことなく、ここまで出来る人たちって、なかなかいないのではないだろうか。

フロアを見渡すと、ステージを見つめる町ガのメンバーたちの姿が目に入った。

KOTO

以前見た時より大きくなった感じ。何にせよ、一人で続けてるってすごい。

■cana÷biss

新潟のグループ。ひたむきさが伝わってくるステージで見ていて気持ちよい。ただ、曲はあんまり覚えていないので、機会があったらまた見たい。

■nuance

いきなり「ミライサーカス」でスタート。「トリの町ガさんは歌が上手いので、私たちも負けないように行きたいと思います」と、ミサキサン。

久しぶりに見た「ルカルカ」が大好き。この曲、特にわかちゃんの歌と表情が良いんです。

「タイムマジックロンリー」を封印して、最後は「wish」

じっくり歌を聴かせてくれたnuanceだった。

 M1 ミライサーカス
M2 セツナシンドローム
M3 ルカルカ
M4 サーカスの来ない街
M5 ヒューマナイズド・ヒューマノイド
M6 sanzan
M7 wish

■まちだガールズ・クワイ

ほのかが不在のため6人でのステージ。

「急にロマンス」に続く「悲しみをぶっとばせ」では、えりかが前方腕立て回転を披露、これ久しぶりに見た感じがする。後で聞いたら、やるもりじゃなかったと言っていたけど。

「銀河ステーション」は、石田ショーキチPのロマンティシズム にLiLii Kaonaによる振り付け、そして何より町ガのコーラスワークが融合した最高傑作。特に、歌いだしと落ちサビを担当するあいねちゃんが良い。

しつこいようだけど、何度見ても素晴らしい。

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後半は、「ひ・み・つ・のシークレット」(だったよね?)から「恋の乗車券~Ticket to LOVE~」と、ミラクルマーチ時代の曲を続ける。そして最後は「さらば」ではなくて「サマーレイン」。しっとりとしたコーラスで幕を閉じた。この曲、石田PのScudelia Electroのカバー。

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物販は、ます町ガへ。この時の自分は、町田市民ホールでのワンマンの時に買った町ガのTシャツ。

もえか「チーボーさんはこの後ヌュアンスさんの所に行くから、みんな急いで」

いや、そんな事は頼んでないし大丈夫ですから勘弁してほしい笑。でも、もえりんとはこれまでで一番良い写真が撮れたような気がする。

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町ガとnuance、両運営の物販が終わった所で記念撮影。白と黒のコントラスト。町ガが6人、nuanceが4人だから、交互に入ると白の方が多くなる。

そこでジュリチャンがフジサキPを指さして「黒いたー」。確かに藤崎さん、いつも黒い服を着ている。でも、ここのやりとりがすごくおかしくて、こんな所もnuanceの魅力。

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六本木から渋谷へはバスで移動。このバス路線も懐かしい。

ギネスとピザで遅いランチの後、タワレコをうろうろ。ユッスー・ンドゥールのアルバムを買ったりする。

そしてこの日の第2現場は、染脳ミームの主催ライブ。

 

②集団感染vol3 @渋谷TSUTAYA O-nest

 開場 17:30 開演 18:00 3,000円+D600円

 出演:染脳ミーム、MIGMA  SHELTER、グーグールル、nuance

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トップバッターはnuance。オープニングは「cosmo」。

ステージにはドラムセットやキーボードが置かれている。そのため、スペースの関係で椅子なしのアクト。これはこれで新鮮だった。椅子から落ちる心配もないしね。

「ヒューマナイズド・ヒューマノイド」「tomodachi」と、『town』からの曲を続ける。攻めのセトリ。

「tomodachi」での、一人ずつステージの前まで歩いてきてターンする所が、ランウェイを歩くモデルさんみたいでかっこいい。わかちゃんのドヤ顔が決まる。ミサキサンは気高く近寄りがたい感じ、珠理ちゃんは美しく、みおちゃんは凛とした可愛さ。

間に「白昼ブランコ」をはさんで盛り上がる後半戦。「ミライサーカス」は、やっぱり椅子がほしい。

最後は、染脳ミームのバンドとのコラボで「タイムマジックロンリー」。テンポの速いこの曲、下手したらオケの方が良いんじゃないかとも思ったけれども、このバンドがなかなか上手くて心配ご無用、しっかり盛り上がった。

M1 cosmo
M2 ヒューマナイズド・ヒューマノイド
M3 tomodachi
M4 sanzan
M5 白昼ブランコ
M6 セツナシンドローム
M7 i=envY
M8 ミライサーカス
M9 タイムマジックロンリー(バンド)

 

続いて登場したグーグールルは、最初の3曲でフロアを熱狂の渦に巻き込む。

ラテンな「SOMBODY ELSE」が好き。この曲、サンバというよりもカリブ海のハイチあたりの感じに近いような気がする(適当)。

4曲目は少しテンポを落としたメローな「Give a Meow!」、だけど熱気はいささかも衰えない。 

壮大な「Picked」、けっして湧き曲ではないと思うんだけど、これで盛り上がるのだから凄い。

毎日パーティーという単純明快なコンセプトの上に、タイプの違う魅力的なメンバーを揃え、視覚的にも体感的にも楽しい。メンバーの中では、スイッチが入ると何かに取り憑かれたかのように踊るコマチに目が吸い寄せられる。前に出て伸ばした手に向けて、走って行きたくなる。

ラストの「ジュビリー」は、バンドとのコラボもばっちり。

とにかく熱くて楽しいグーグールル。

1.Caution!

2.   SOMEBODY ELSE

3.Inferno Dance

4.Give a Meow!

5.Tear off

6.Is this Love?

7.Lyrical

8.picked

9.ジュビリー(バンド)

 

MIGMA SHELTERは、ぐーるるに輪をかけるほどの熱いステージで、フロアはトランス状態。途切れる事なく音が続く。こういうのをEDMと言うのだろうか?

ただ自分としては、途中からちょっとついて行けない感じがして中座してしまった。

 

生バンドを従えた染脳ミームは面白かったけど、ぼーっとしてしまって記憶があまりない(←文章を書くならメモを取れ、と言う話だけど)。結構複雑な楽曲だったように思うけど、変に難解な方向に行かないところが良い。あと、やっぱりバンドの人たち上手い。

 

特典会は、nuanceとグーグールルを往復。ぐーるるさんともチェキを撮るようになってしまったよ、どうしよう。

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