チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

【2月のライブ】中編

2月は合計10本。8本以内に抑える目標だったんだけどなあ。

Suzurihaとグーグールルが3回ずつ、サンダルテレフォンとnuanceが2回ずつ、町ガ、NaNoMoRaL、脇田もなりなどが1回。

後半は、もなりちゃんのバンドでのバースデーライブ、nuanceのワンマンツアーファイナル(これもバンドセット)、そして第一期Suzurihaのラストライブと、濃い内容のライブが続いた。どれも、語ろうと思えば語り尽くせないほど中身の濃いものだったけれども、ここではさらっと振り返ろうと思います。

※前半はこちら

【2月のライブ記録・前半】 - チーボーのブログ

 

6.2/20(土) NaNoMoRaL Presents 整頓(NaNoMoRaL、八月ちゃん、爆裂女子)@西永福JAM

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八月ちゃんは、やっぱり面白い。

最初の曲、「風になる」(カバー)の途中でウクレレの演奏が危うくなって中断する。

「すいません、ちょっと小話を入れます。こういう事やるからウクレレ漫談とか言われるんだな。」

弾き方を正しく矯正しているとの事で、ちょうど今が苦しい過渡期の様子。

MCは、前日に東京タワーに行こうと思い立ってバイクで出かけたら新宿の交差点の右折車線でバイクが故障して止まってしまったという話。保険は大事、というオチでした。

この人、1人でバイクに乗ってあちこち出かけているみたいですね。こういう人、好きだなあ。

おやすみホログラム時代の八月ちゃんは、一度だけ見た事があります。

12/15(土)amiinA、おやすみホログラム他@渋谷TSUTAYA O-nest - チーボーのブログ

ちなみにこの時に出演していたmop of headのドラマー、山下賢さんは、この翌日に見た脇田もなりちゃんバンドでもドラムを叩いています。そして、Negiccoぱんちゃの旦那さんでもありますね。

 

NaNoMoRaLは、「ハジマル」で始まり「サーチライト」で終わる王道のセトリ。「唖然呆然」が、未來ちゃんのアカペラで始まるパターンだった。この始まり方も良いね。

SE picomoral 01 ハジマル 02 エンドレスでした 03 人間やるのやめた 04 ドレミファだいじょーぶ(cover) 05 唖然呆然 06 サーチライト

「ドレミファだいじょーぶ」って、BBクイーンズのカバーだったのか!なんか聞いた事があるような気がしていたんだけど、NaNoMoRaLのオリジナルかと思うほど全く違和感がなかった。

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 7.2/21(日) 脇田もなり BIRTHDAY LIVE~DAY~@東京COTTON CLUB

 春というよりも初夏を思わせるほどのポカポカ陽気、シャツに薄手のブルゾンで出かけたけど、歩いているとシャツ1枚でも汗ばむほど。

コットンクラブには初めて来た。あら、3月11日にはDEZOLVEだって。

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座席はステージのほぼ正面の好位置。

もなりちゃんを見るのは昨年11月のハイボールアワー以来。バンドセットは、ちょうど1年前、Motion Blue YOKOHAMAでのバレンタインライブ以来。

僕らも待ち焦がれていたけれども、それ以上にもなりちゃん自身がライブに飢えていたような感じ。一曲目の「Place」は、有観客で歌うのは初めてということもあり、少し硬い感じだったけど、すぐ調子が上がってくる。バンドとの息もぴったり(このメンバーでもう3年半くらいやっているんだよね)で、会場の雰囲気とも相まって、本当にグルーヴに溢れた素晴らしいステージだった。

もなりちゃんのニコニコ笑顔が伝染してくるんですよね。こういうライブってやっぱり良いなと思いました。

1.Place  2.赤いスカート 3.IRONY 4.遊星からのアイラビュー oh! oh! 5.FRIEND I NEED 6.EST! EST!! EST!!! 7.WHERE IS…LOVE 8.接吻(カバー) 9.エスパドリーユでつかまえて 10.Callin’ You 11. passing by (アンコール)12.TAKE IT LUCKY!!!

 

最後の撮影タイム。「えっ、どうしよう」とか言いながらお笑い芸人みたいなポーズ。こういう所も良いんだよね。

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もう26歳。Especiaを脱退してからちょうど5年。

5年後にはこんなに素敵なシンガーになっているんだよと、当時のもなりちゃんに教えてあげたい気持ち。

 

8.2/27(土) Leo-Wonder Presents “Free Your Mind” (Leo-Wonder、グーグールル、終わらないで、夜)@渋谷MIlkyway

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この出演者でタダなんて、Leo-Wonderの運営はおかしいんじゃないか。

この日で4週連続見ることになったグーグールルは、この日も最高のパーティーだった。

「Rain Rain」でじわじわと熱くなり、久々に見た「GET DOWN」でピークに。「M.M.D」からの終盤3曲は、頭がおかしくなるくらい楽しかった。サウンドはエレクトロで曲調はサンバの「ハッピーダスト」で、サビの「ヤーヤー ヤーヤーヤーヤーヤー」を走り回りながら執拗に続けるところが大好きだ。

先日、解散が発表されたグーグールル。今のメンバーに新しい人を加えて再出発するとの事。まだまだパーティーを止めるつもりのない3人に大きな拍手を送りたい。

1.Tear off 2.Rain Rain 3.GET DOWN 4.Spike your heads 5.M.M.D 6.ジュビリー 7.ハッピーダスト

 Leo-Wonderも素晴らしいステージだった。こんなライブを無料で見てしまって申し訳ない感じ。そりゃ物販に行きますって。

さて、このフリーライブの企画、次回のゲストには何とnuanceと開歌を迎えるとの事。やっぱりどうかしてる。

 

力尽きてしまったので以下の2本は次回に回します。

 

9.2/27(土) -nuance oneman tour- botǎwnie @横浜 MM ブロンテ

 

 10.2/28(日) ao studio presents The Fruits “day” (1/f キュレーション、透明写真、SUMMER ROCKET、Suzuriha)@六本木VARIT

 

 

 

LPを片っ端から聞いてみた25.ボビー・コールドウェル

  アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみるというシリーズも、A、BときてようやくCに突入。

第25回目、Cの冒頭を飾るのは、AORを代表するこの人。

■BOBBY CALDWELL(1978年)

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邦題がなぜか「イブニング・スキャンダル」。まあ、当時の「邦題あるある」ですかね。

このアルバムが発売された1978年当時(自分は高3でした)、私はAORとかフュージョンをほとんど聞いていませんでした。それどころか、「そんな甘ったれた音楽なんか聞いていられるか」などと思っていたものです。今から思えば無知の至り、恥ずかしい限りですが。

10年くらいたった20代の後半の頃に、中古レコード屋さんで安く売られていたのを見つけ、「ちゃんと聞いてみようかな」と思って購入した事を覚えています。

でも、正直あんまり印象が残っていませんでした。「LPを片っ端から聞いてみよう」と思わなければ、このレコードも二度と聞かないままだったかもしれません。

 

そして、おそらく30数年ぶりに聞いたボビー・コールドウェル。第一印象は「あれ、思っていたより骨太でかっこいいじゃん」という感じ。もっと繊細で軟弱な音だと思っていました。意外とR&B色も強くて、曲によってはボズ・スキャッグスにも似た感覚があります。

 

代表曲がこれ(邦題:風のシルエット)。

Especiaの源流のひとつがここにあったのか!と今更ながら気がつきました。

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Especiaを聞きたくなっちゃったな。

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さて、次回はJ.J.Caleですが、何か新しい発見がありますでしょうかね?

 

【2月のライブ記録・前半】

先週13日までに行ったライブの記録を駆け足で。

先月1年ぶりに見たグーグールルのあまりの楽しさに熱がぶり返してきた事、現体制での活動終了が突然発表されたSuzurihaへの寂しさが募ってきた事、それにつけてもサンダルテレフォンのライブは最高だと改めて感じた事など。

 

1. 2/6(土)エクストロメ!!@渋谷O-nest

 

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いま最も勢いのある新進3グループにグーグールルの組み合わせとあって、発売開始すぐにソールドアウトになってしまった今回のエクストロメ!!。

3人になってしまって客観的に見れば寂しさも否めないグーグールルなんだけど、ライブ中はそんなことを微塵も感じさせない。これを3人で全身全力でやり切るんだから頭が下がる。いや、そんな事よりもとにかく楽しいんだから!「妹の恋人」が個人的に嬉しかった。

1.Spike your heads 2.CRAZY BUT GENIUS 3.ハッピーダスト 4.妹の恋人 5.Tear off 6.M.M.D

 

そんなグーグールルの後に出てきても全く遜色がないのがサンダルテレフォンのライブ。*1楽曲もメンバーの目力も強い。そしてグーグールルに負けない楽しさ。

1 Magic All Night Remix 2 SYSTEMATIC 3 Follow You Follow Me 4 コーリングRemix 5 ワンダーランド

 

NELNは未完成な魅力がある。Ringwanderungは、前回見た時の物足りなさは今回感じなかったけど、うーん。良いとは思いますが、自分は積極的に見たいという感じではないかな。

NELNの最新MVを貼っておきます。

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しかし神イベだった。

 

2.2/7(日) Melanger( QUEENS主催)ゲスト:nuance @渋谷DIVE

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nuanceって一見上品そうに見えるんだけど(実際上品ですが)、実はめちゃくちゃ踊るグループなんですよね。そんじょそこらのアイドルよりもよほど全身で踊っている。そして、ただ踊っているだけではなくて表現力が素晴らしい。これは演出の力なんでしょうけど、それを身に付けているnuanceが素晴らしいわけで。

もうすぐ結成して4年、他のグループが追随できない、ワンアンドオンリーの存在だと思います。

音源未収録の「last a way」を初めて聞くことができたけど、これも良い曲ですね。

SE dreams M1 wish M2 sekisyo M3 ハーバームン M4 悲しみダンス M5 last a way M6 tomodachi M7 ai-oi M8 ミライサーカス M9 雨粒

 

QUEENSは初めて。音楽的にはあまり好みではないのですが、ライブは迫力があってぐいぐい引き込まれてしまった。良かったです。

 

3.2/11(木・祝)ピューパ!!主催  #ツリィハウス vol.5 @下北沢ERA

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「都会の寂しい女の子」がコンセプトのlonley planet(通称ロリプラ)。

全く知らなかったし予習もしていなかったこのグループのこの曲が良かった。

「ねぇ あの娘みたいに上手く笑っていればよかったかな?」

「宇宙の隅っこには 孤立して漂う惑星がいるらしい あぁ、なんだか私みたいだな」

どうも、こういうのに弱いな自分は。

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Suzurihaからは、改めてハルちゃんとミウちゃんの卒業と、現体制終了の告知があった。ライブ自体はいつもと変わらず。良いんだけどな、楽しいんだけどな、もったいないな、と思いつつ、確かにこのままではこれ以上の展開は難しいだろうというのもわかる。2人は自分に正直に、冷静に判断したのでしょう。その決断は大したものだと思うし、自分の人生だから悔いのないようにしてほしい。同時に、残るカナエちゃんがチェキに書いてくれた「ぜったい戻るよ」という力強い言葉には、新体制のSuzuriha(なのかはわからないけど)にも期待したくなる。

 

4.2/12(金)サンダルテレフォン定期公演 vol.5 @恵比寿CreAto

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ライブ前の特典会に出たいがために、この日は仕事を休みにした。

仕事が終わった後だと、どうしても開演時間19時ギリギリになってしまうため、開演前の物販に間に合わない。

ここのチェキは2千円だし時間も短いのに、満足度が高いのは何故だろう?メンバーの人柄、姿勢、努力なんだろうな。

 

ライブはこの日も大満足、全曲やってくれるのが嬉しい。「かくれんぼ」や「Shape the Future」は、定期公演くらいでしかやってくれないしね。

サプライズは「Sleeping Beauty」のリミックス。これは予想できなかった。サビの振り付けも大きく変えていて新鮮。しかしダルフォンのリミックスは、どれも原曲の良さを活かしながら、楽曲の新しい魅力を提示していて素晴らしい。一般的に、「原曲の方が良いじゃん」と感じてしまう事が多いので、なおの事そう思う。

7時にスタートして1時間弱のステージ、8時には完全撤収。ぎゅっと凝縮された中身の濃いライブだった。最近、「かくれんぼ」がとても好き。

SE Break in 1 Step by Step 2 Follow You Follow Me 3 真夏の匂い MC(ハマっているもの発表) 4 Sleeping Beauty 5 コーリングRemix 6 Sleeping Beauty Remix 7 かくれんぼ 8 SYSTEMATIC 9 Magic All Night Remix 10 Shape the Future MC  11 ワンダーランド

 

5.2/13(土)サワソニ48(2部のみ) @渋谷clubasia

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考えてみれば、サワソニには3回連続で参戦している。そして、その3回すべてにSuzurihaが出演している。

今回は、加えてグーグールルと町ガが出ているという、嬉しすぎるラインナップ。

 

Suzurihaについては、28日のライブの後に改めて書くつもりです。

グーグールルは、声は出せないけど跳んで回って楽しいなあ。ジュビリーとかM.M.Dなんて、気が狂いそうになる。完全燃焼した気分。

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そんなグーグールルの後でも、町ガは町ガ。ここも唯一無二。「Moonbase」と「銀河ステーション」での歌声と踊りの素晴らしさ、「さらば」の楽しさはどこにも負けない。

1. Moonbase 2.銀河ステーション 3.恋がうまれるまちだから 4.Ready Steady Go 5.さらば

 

グーグールルと町ガの終演後物販に顔を出した後、そそくさと帰宅。何故ならば、9時から一瞬しかないの配信ライブがあるから。

スタート時間には間に合わなかったけど、何とかこんな感じで見ることができた。

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配信ライブ終了後に発表された新曲、カリプソ調で楽しい。大好きで毎日聞いています。

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*1:ちょっと失礼な話だけど、ぐーるるを基準に見ると各アイドルの力量がわかる気がする

LPを片っ端から聞いてみた24. バーニング・スピアー

 アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみるというシリーズ。第24 回目は濃密なレゲエの最高峰、バーニング・スピアー

 

■マーカス・ガーヴェイ(1975年)

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このタイトル曲があまりにも有名。

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呪術を聞いているかのように聞こえるウィンストン・ロドニーの歌声は、終盤になるにつれて熱を帯びてくる。

淡々と刻まれるリズムに引きずるようなホーンセクション。特に、間奏部分の緊張感が凄い。

ベースはロビー・シェイクスピアとアストン・バレット(この曲はどちらか不明)、ドラムはスライ・ダンバーかと思っていたらリロイ “ホースマウス” ウォレスだった。

余談ながら、リロイ・ウォレスが主演の「ロッカーズ」という映画を原宿ラフォーレで見た事がある。内容は全く覚えていないけど、リロイ・ウォレスがやたらとTシャツを着替えるシーンをやけに覚えている。検索してみたら、この映画にはウィンストン・ロドニーも出演していたのですね。1979年か1980年の事だから、すっかり忘れていた。

 

「マーカス・ガーヴェイ」とは、ジャマイカで戦前に活動していた民族主義指導者で、アフリカ回帰運動の提唱者の名前。ラスタファリズムでは預言者として崇められている存在だけど、ガーヴェイ本人はラスタとは無関係だったようです。

このアルバムタイトルからもわかる通り、アルバム全体が歴史やラスタファリニズムに題材をとった作品となっていて、テーマ的には非常に重いものがあります。でも、そんな事を知らなくても聞きごたえのある作品に変わりはありません。

 

「奴隷だった日々の事を覚えているか」と繰り返し歌われる「Slavery Days」も名唱、名演。後にサード・ワールドのファーストアルバムでもカバーされていました。

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やはり70年代のレゲエを代表する1枚だと思います。しかしながら、ボブ・マーリージミー・クリフのように普遍的な人間愛を歌う曲が無い事が、ポピュラーな存在になれなかった要因にも思えます。

 

さて、これでようやくBが終了(David Byrneのソロを持っていたはずなのに見当たりません)、次回からCのアーティストに移ります。ここはまた、ロックやソウル、R&B、ジャズ、レゲエの大物からAOR、サンバと盛り沢山です。

【ライブ記録】2021年1月

今年から現場数を抑えなければと思いながらも1月から9本。でも、そのうちの1本はリリイベだし、外で飲んでないし。などと言い訳を言っている間に、預金残高は減る一方。

 

サンダルテレフォンに3回、Suzurihaに2回、nuance、POMERO、NaNoMoRaL、まちだガールズ・クワイアが各1回。

1年ぶりに見たグーグールルがめちゃくくちゃ楽しかった。

町ガのワンマンが素晴らしかった。

初めて見た中では、Leo-WonderとEMOEが印象に残っている。

 

1.1/9(土) サンダルテレフォン(リリイベ)@タワーレコード錦糸町

2.1/10(日) エクストロメ!!(nuance、POMEROほか)@新宿LOFT

3.1/15(金) サンダルテレフォン定期公演 @恵比寿CreAto 

4.1/16(土) Suzuriha、ピューパ!!、ユレルランドスケープほか @新宿MARZ

5.1/16(土) Leo-Wonder主催(tipToe.、サンダルテレフォン)@青山月見ル君想フ

 ⇒以上、記事あり

 

6.1/23(土)Tribu pre. DAY (八月ちゃん、NaNoMoRaL、始発待ちアンダーグラウンド、グデイ)@西永福JAM

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八月ちゃんのウクレレ漫談弾き語り良いなあ。

前回、NaNoMoRaLの雨宮未來ちゃん主催ライブで見た時より上達していたみたい。

「木枯らしに抱かれて」や「風になる」のカバーに、亀が空を飛ぶオリジナルソングなどを歌う。良い声してるし歌は上手い。

日常生活についてしゃべるMCも面白い。海釣りに行ってでかいカワハギを釣った話が面白かった。

「カワハギ釣った事ある人」って聞いていたけど、手を挙げた人はいない。そりゃそうでしょう。*1(そういえば前回見た時にはバイクの免許を取った話をしていて、実技で一度落ちた話をいていたっけ。その時も、「バイクの実技で落ちた事のある人」という問いかけに一人も手が上がらなかった(笑)。

※イダナじゃなくてイナダだと思うけど

NaNoMoRaLの未來ちゃんと仲良しなのわかる気がする。

 

NaNoMoRaLは今年初めて。

「唖然呆然」は、未來ちゃんのアカペラから始まるバージョン。これもすごく良い。

「世界一ポジティブな曲です」からの「人間やるのやめた」。圧巻のパフォーマンス。この曲がラストというセトリは珍しいけど、独特な余韻が残るね。

SE picomoral 01 さよならデスペ 02 ハジマル 03 唖然呆然 04 ビューティフルデイズ 05 人間やるのやめた

 

始発待ちアンダーグラウンドは初見。自分はあまり好みではないけれども、後半にやったスカ調の曲が良かった。

グデイは楽曲がとても良くて、、2人の表情がまた楽しい。特に室井ゆうさんのニコニコ笑顔を見ていると幸せな気持ちになる、ミ米ミは美人さんだね。

 

NaNoMoRaLの特典会、たまったポイントで私物サインをしてもらえるので、買ったばかりのブルースハープのケースにサインをしてもらった。

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7.MIX JAM Vol.32~2周年SP~ @西永福JAM

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昨日(2月10日)、Suzurihaの公式Twitterから突然発表があったハルとミウの卒業。鈍器で頭を殴られたよう、というのはいささか大げさだけれども、電車の中でしばし呆然としてしまった。 

今日11日を含めて、僕が現体制でのSuzurihaを見られるのはあと3回。存分に楽しもうと思う。

 

8.ソノウチ(Los An jewels、開歌-かいか-、グーグールル、Ringwanderung)@新宿LOFT

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コマチもあーやんもいなくなってしまったグーグールル。

正直なところ、3人になってしまったグーグールルを見るのが少し怖かった。あのめちゃくちゃに楽しかった東名神ツアーを知っているだけに(大阪には行っていないけど)。

でも、それは杞憂だった。

「Caution!!」のイントロが聞こえてきたところで自然と体が動く。ステージ上の3人も笑顔で跳ね回る。ああ、これこれ。これがグーグールルなんだよな。

3曲目に「ジュビリー」、4曲目に「SOMEBODY ELSE」。やばい。コール禁止、定位置から動けないという制約の中でも、オタクは元気。

サンバ調の新曲「ハッピーダスト」が大好き。最後は「M.M.D」でダメ押し。

バカ騒ぎだけど乱痴気騒ぎにはならない、まさにパーティー。楽しいんだけど、同時に目頭が熱くなるような、そんなライブだった。

1.Caution!! 2.♪Spike your heads 3.ジュビリー 4.SOMEBODY ELSE 5.ハッピーダスト 6.M.M.D

※違う日のライブ映像ですが

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最初に出てきたLos An jewelsは初めて見た。一人しか出て来なくて「あれ?」と思ったら、メンバーが抜けて本当にソロになってしまったらしい。コウテカなどを手掛けたチームがプロデュースをしているらしく、さすがにトラックはしっかりしているけど、やっぱりソロではきつい。椅子から立ち上がるお客さんが一人もいなかったのはどうして?
「かいかのmusic」で始まった開歌のステージは、見ている者の心をつかむ力がある。

ボイスパーカッションを含むアカペラで聞かせる曲に驚いた。

「ポプラ」の、「私たちはどこから来て どこへと向かうんだろう」の振り付けが大好き。

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トリのRingwanderungも初見。すごく評判が良いグループで、それもうなずけるライブではあったのだけれども、全身で表現するグーグールルの後に見てしまうと正直物足りない感じがしてしまった。

 

9.まちだガールズ・クワイア(ワンマン)@青山月見ル君想フ

 ⇒記事あり

 

 

*1:釣るのではなくて釣られるのがオタク、とうまい事をツイートしていた人がいた

LPを片っ端から聞いてみた23.ソロモン・バーク

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみるというシリーズ。第23回目は、主に60年代を中心に活躍したR&B/ソウル界の大物シンガー、ソロモン・バーク

■ベスト・オブ・ソロモン・バーク(1965年)

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ソロモン・バークSolomon Burke1940年3月21日 - 2010年10月10日)は、アメリカ合衆国歌手。主にR&B/ソウルゴスペルの分野で活動し、ミック・ジャガーヴァン・モリソン等のロック・ミュージシャンにも大きな影響を与えた。

ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第89位。

Wikipediaより

だけど、自分の中ではオーティス・レディングウィルソン・ピケットのような強烈な印象があまりなかったんです、正直な所。

このLPを買ったのはおそらく20歳そこそこの頃だったと思うのですが、当時の私は泥臭くシャウトする人の方が好きだったのだと思います。

 

この曲はストーンズ、というよりブルース・ブラザーズで知った曲。子どもの頃からゴスペルを歌ってきたという彼の真骨頂だと思います。

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1998年、ストーンズのツアーにゲスト出演してこの曲を歌った時の映像がありました。ズートスーツを着た姿が貫禄たっぷり、マフィアのボスみたい。

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1965年、初のR&Bチャート1位に輝いた曲。これ、すごく好き。

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これは1961年、初のスマッシュヒットとなった曲。20歳か21歳にしてこの歌い方。シャウトするだけではなく、非常に懐の深いシンガーだという事がわかります。昔の自分は、このあたりの良さがわからなったのだろうなあ。

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今回聞き直してみてやっぱり発見がありましたね。特に、声を抑えてソフトに歌う曲がとても良かったです。残念ながら、こういう歌い方は初期の頃に顕著なようで、後年はあまり見られなくなったようです。世間のソウルミュージックのイメージや時流に合わせてしまったのでしょうか。とかくステレオタイプで音楽を聞いてしまうような姿勢になりがちですが、気をつけたいと改めて思います。

 

さて、次回は濃密なレゲエの最高峰、バーニング・スピアーです。

1/31(日)まちだガールズ・クワイア@月見ル君想フ

本当に良いライブだった。

今日は勢いで書きます。

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昨年の4月に予定されていたワンマンの振替公演。

チケットは、ちょうど1年前にまほろ座でのライブの際に買ったもの。

月面基地の最前線に陣取った。

司令部(町ガ運営)からの呼びかけにより後方支援(配信)に回った隊員が多かったため、現場に詰めかけたのは約30名ほどの精鋭(もえか談)たち。

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 最初に歌われたのは「星めぐりの歌」。これ、宮沢賢治が作詞作曲した歌だったのですね。

YouTubeで見ると色々なバージョンがあるけど、坂本美雨のこれが良かったです。

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こうくれば、次は「銀河鉄道の夜」をモチーフとした「銀河ステーション」。

ここから一気に6曲をノンストップで。

みんなの表情が素晴らしい。最前で見るダンスは迫力満点。

いったんメンバーが退場して換気タイム。

星めぐりの映像が映し出さされ、我々クルーは月面基地に到着する。

そして、新しい衣装で登場した7人。デニム素材に手を加え、シースルーの生地を合わせて宇宙をイメージしたようなデザイン。

 

Moonbase~Bohemian Rhapsody、ここは町ガの真骨頂。

そして、もえかとほのかによる「スターパレード」。

これまで聞いた中で、一番良かったんじゃないでしょうか。二人のハーモニーが心に染みとおる。歌い終わって目を合わせてにこっとこぼれる笑顔が最高です。

ここからはラストスパートで一気にエンディングまで。

アンコールの2曲はめちゃくちゃ楽しい。

とりわけ、「さらば」でのハチャメチャな楽しさ。笑顔が伝染してくる。

1.星めぐりの歌

2.銀河ステーション

3.Ice Nine

4.Go!Go!クワイア・ガール

5.恋するポルカドットポルカ

6.Winter Love

7.Satellite watch~衛星軌道の財宝探査~

(換気タイム:星めぐりの映像)

8.Moonbase

9.Bohemian Rhapsody

10.スターパレード

11.恋の乗車券~Ticket to love

12.涙のサンディ

13.Forever my friend

14.サマーレイン

15.Ready Steady Go

(アンコール)

16.はるかぜリップ

17.さらば

以下、メンバーについて感じた事。あまりこういう事を書かないので歯が浮いちゃいました。

えりか:終始シャープな動き。短くなった髪型(新境地)も素敵でとにかくかっこよかった。

もえか:優しさと力強さを兼ね備えた歌声。常に回りを見渡す冷静な視線と情熱的なパフォーマンス。

ひより:軸のぶれない優雅な舞い。英語の発音が抜群。ぱっつんにした前髪も好きです。

あいね:ちょこんとお団子ヘアが可愛いかった。弾けるダンスと苺のような声*1。見ていて楽しい。

さきこ:すごく存在感があって大きく見えた。よっ、男前!と声を掛けたい。新衣装で見せる足が長くて綺麗。

のぞみ:切れのあるダンスと笑顔。いつも笑っている感じだけど真剣な表情も良い。余裕というか、柔らかみが出てきた感じ。

ほのか:最年少の7女も麗しきレディに。歌も表情も眩しくて直視できない。

 

改めて感じたのは、本当に素晴らしいグループになったなという事。こんな存在、他にはいないでしょ。

ひとりひとりの個性が塊になってステージから迫ってくる感じ。みんな表現力が格段に上がっているから、相乗効果で全体がスケールアップして見える。地道に培ってきた歌の力がベースにあってこれだもの。

 

次は、どんな所に連れて行ってくれるのだろうか。

 

 

 

*1:甘さを含んでいるけど甘すぎないという意味。良い例えが思いつかなかった。