チーボーのブログ

主にライブに行った記録(主現場はヌュアンス、グーグールル、まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、フィロソフィーのダンス、脇田もなり、一瞬しかない、など)

LPを片っ端から聞いてみた34.SONNY CLARK

■COOL STRUTTIN' (1958年)

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これははっきり言ってジャケ買いですね。

 

昔、東急ハンズでLPレコード用の木枠を買って、好きなジャケットを並べて飾っていた。

「これ、オシャレじゃね?」

まだ20代前半で軽薄だった頃の自分は、そう思った。今でも変わりませんが。

 

初めてこの曲を聞いた時、「あれ?聞いた事ある」と思った。

どこで聞いたのだろうか?

CMか何かで使われていましたでしょうかね?

それとも、どこかのお店で流れていたのが頭に残っていたのかもしれない。

youtu.be

でも、アルバムの印象はほとんど残っていなくて、今回30年以上ぶりに聞いてみました。

気持ちいいですね~

自分のリーダーアルバムなのにあまり目立たない。アート・ファーマーのトランペットや、ジャッキー・マクリーンのアルト・サックスの方がソロを取っている時間が長いんじゃないか。

で、サポートに回っているかと思うと、さっと表に出てきてさりげなくソロを弾く。これがまた良い。

ピアニストって自己顕示欲が強い人が多いように思うけど(これって偏見?)、僕はこういう人の方が好きだなと感じました。

これは、ピアニストだけじゃなくてギタリストにも当てはまるかもしれない。

 

たまには、ジャズを聞くのも悪くない。

 

次回はOTIS CLAY

ロックバンドのレコードをほとんど持ってない事に気づいてきた。

 

2/11(金・祝)小日向由衣 「世界が泣いてる 組織ワンマンライブ」@渋谷La. mama

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めちゃくちゃ良かった。

どうしてこんなに楽しくて、何に対してこんなに心を打たれるのか。

よくわからないのだけど、それがれじぇ(小日向由衣)のライブなんだと思う。バンドになるとそれもひとしお。

 

前半のハイライトが公式に上がっていました。

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後半は新しい衣装を着て登場。

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後半ではこの曲が特に心に響いた。

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  明日こそきっとうまくいく

  明日こそきっとうまくやれる

この曲は、そのまんま小日向由衣自身の事を歌った歌なのだけど、誰にでも当てはまる歌でもあるのだと思う。

翌日に控えた慣れない現場応援の仕事の事がとても憂鬱だったのだけど、これを見ていたら何とかなりそうな気がしてきた。実際には、うまくやれたとはとても言えないのだけど。小さい話で恥ずかしいですが。

このMVの最後に、小日向さんがある人の武道館ライブの告知看板を見るシーンがある。数年前には深い地下で一緒に頑張っていた同志。その人がこの日のライブに駆けつけてきて、フロアの後ろでめちゃくちゃ楽しそうに踊っている。そんな姿にも心を打たれてしまう。

「手と手」も感動的。けっして歌が上手いとは言えないと思うのだけど、全身から発せられる磁場に引きつけられる感じ。

そして、「あなたとミサキドーナツ」での多幸感。この曲のMVが楽しみだ。

「玄米」や「ネコみたいに」の楽しさったらない。

本編最後に歌われた「それでも世界は美しい」で浄化される。

 

アンコールの最後には、ゲストのクリトリック・リスも出てきて(この時は着衣)一緒にサイリウムを振る。良い光景だった。

 

後半のダイジェスト。

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この日のライブ、元々は昨年の9月15日に予定されていながら延期されていたPANTAさん(頭脳警察)とのツーマンのはずだった。ところがPANTAさんが療養中のために再延期となってしまう。

ライブ前に差し入れを持って会いに来てくれた事を、MCで嬉しそうに話していた小日向さん。ツーマンが実現する事を祈っています。僕も絶対に見たい。

 

 

この場に居合わせて良かった。

生きていて良かった。

何の変哲もない日常が、かけがえのない素晴らしいものに思えてくる。

ラクルという言葉を信じたくなる。

何を言ってるんだと思われるかもしれないけれども、そんな風に思わせてしまうようなライブだった。

それでも世界は美しい」と信じたい。

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【ライブ記録】2022年1月

1.1/7(金)まちだガールズ・クワイアの水曜日はWednesday Vol.32 @まほろ座MACHIDA

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新年最初のライブは町ガから。なんかお目出度い感じがする。

「Voice in Space」に初めて振り付けがついた。

ぴよちゃん(ひより)は体調不良のため欠席、その後PCR検査を受けたところコロナウィルス陽性が確認された。町ガに限らず、年が明けてからどこもかしかもコロナウィルスにかき回されて大変だ。

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2.1/9(日)感覚派 presented by透明写真 @渋谷LOFT HEAVEN

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今年から毎月主催公演を行うことになった透明写真、その記念すべき1回目。

LOFT HEAVENには初めて来たけど、ここは戸川昌子さんがやっていたシャンソンバーがあった所だよね。入った事はなかったけど看板には見覚えがあるような気がする。

963は8ヶ月ぶりに見たらまたお綺麗になっていて驚いた。でもMCの感じは変わらず。

O’CHAWANZは初めて。メンバーの出入りはあるけど、もう5年くらいのキャリアなんですね。元グーグールルのるのちーもここのオリジナルメンバーだったはず。

ヒップホップといっても緩い感じで楽しかった。

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OBPは迫力満点、こんなに完成度が高かったかなと驚いた。

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ヨルコレは今月で活動終了してしまうんですよね。さもありなん、という気がする。

透明写真は、「FIRE」で始まり、「STEP IT」と「FROZEN」で終わるセトリが良い。

新曲3曲がラインナップに加わり、ライブが一段どころか二段三段にパワーアップした感じ。

この日は着席だったのが少し残念。でも、落ち着いて見れるという利点もある。

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2人とあけおめできてよかった。

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3.1/10(月・祝) TRASH-UP!! RECORDS PRESENTS 「遅れてゴメンネ! 新春3DAYS!!」 DAY3 @下北沢 Flowers LOFT

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 Flowers LOFTも初めて来た。キャパ250人との事だけど、入った時の印象は「狭い!」。幅はあるけどとにかくフロアの奥行きが無い。ステージに沿って鰻の寝床がある感じ。そして、ステージの無い袖の方にスペースがある。

関西からくぴぽを追っかけて遠征していた顔見知りの方と最前で連番する。

クレイビットは本当に楽しいなあ。踊った。メンバーが顔面にびっしょり汗をかいているのが見えた。

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SPECIAL CHEESE MENU(スペチー)は全く知らなかったけど、コウテカやSZWARCの事務所が新しく始めた新ユニットだそう。アルパカとかアザラシとかめちゃくちゃ楽しい。踊った。

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さらにくぴぽ。この流れはやばい。最前を譲って下手の方から見ていたけど、宇野さんがやたらとレスをくれた(気がした)。

最後は、これまで見る機会がなかったinnes。アーバンな感じで良かったです。

特典会は、クレイビットの後にくぴぽの宇野さんとチェキ。更に出口のバーカウンターでスペチーが待ち構えていたのをスルー出来ずにフォーエバーラムさんと。

「最前で踊ってたね」はい。

細野晴臣の「はらいそ」がずっと場内で流れていたのが、この日の雰囲気と妙にマッチしていた。

 

4.1/15(土) シバノソウ×mona records 共同企画「カレーの日

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3月で活動終了してしまうKOTOPAOさん(ぱぉちゃん)を、カレーの日に呼んでくれた。

このツーマンは2019年11月以来の顔合わせ。あの時はハチャメチャで楽しかったなあ。

charanpochiiboo.hatenablog.com

その時とは一変して、この日のぱぉちゃんはとにかく歌を聞かせるステージ。

自分でも言っていたように「最初から最後までお酒を一滴も飲まないレアなライブ」だった。曲の良さと歌の上手さが際立つ。

シバノソウちゃんがthat's all folksと組むのも2年ぶりだそうだけど、さすがに勝手知ったるというか、お互いツボを分かったうえで突っ込んだりすかしたりするやり取りも面白かった。

ソウちゃん「昔の女に久しぶり会ったみたいな感じ、やめてくれる?」みたいな。

that's all folksは、最近では桐生ちありへの楽曲提供とサウンドプロデュースで評価が高いですものね。

この日のカレーは、ぱぉちゃん提供の近江牛をふんだんに使ったもの。めちゃくちゃ美味しかった。500円でお代わりも出来たので大満足。

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終わって外に出たものの、次の現場まで3時間以上時間が空いている。ディスクユニオンを覗いてからお茶でも飲もうと思っていたら、宝船温泉でご一緒したお二方が飲みに行くというので一緒に下北沢の晩杯屋へ。

 

5.1/15(土) 始発待ちアンダーグラウンド presents UNDER STATION @渋谷Milkyway

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始発待ちアンダーグラウンドの主催ライブ、本来はまちだガールズ・クワイアが出演予定だったところ、代役として透明写真が急きょ出演する事になった。

場内には町ガのアルバム「Hello to the world」が流れていて、胸が熱くなる。

初めて見たBuddha TOKYOをかなり気に入ってしまった。

みんな良かったけど特にこの曲、リズムも曲の展開もコード進行もギターの音も大好物。

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町ガの代役で急遽出演の透明写真は素晴らしかった。初めて見た人にもアピールできたと思う。曲もパフォーマンスも強くなったしアイドル性も高くなった気がする。この出演は得るものが大きかったんじゃないかな。

後ろの方で手を振り上げていた自分。RINちゃんにちゃんと見つけてもらってオタク冥利に尽きる。

シンダーエラは二度目。サウンド的にはあまり好みではないけど、歌を大切にしている姿勢に好感を抱く。

yumegiwa last girl、エモい。見るたびにパワーアップしている。好みは別としても、こんなに良いライブをするようになったのかと驚いた。

始発待ちアンダーグラウンドは、全力を出し切った渾身のステージでトリを飾る。これまで見てきた始発待ちの中で、最高に熱いライブだった。

 

6.1/17(月)『Beat Happening!下北沢R&R PANIC!』myeahns、NaNoMoRaL、リンダ&マーヤ @下北沢シャングリラ

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定時に上がっても下北沢に19時は間に合わない。受付の所で「春になる」の大サビが聞こえてきて、場内に飛び込んだ時には「サーチライト」が始まっていた。

フロアは思っていたより空いている。

バンド目当ての女性客も多い中、序盤は緊張気味だった未來ちゃんもだんだん乗ってくる。NaNoMoRaLはバンドとの相性も良い。

セトリはこんな感じだったですかね。

①春になる ②サーチライト ③087478 ④ペオプレ ⑤唖然呆然 ⑥嘘つきかくれんぼっち ⑦さよならデスペ ⑧ビューティフルデイズ

最低でも月に一回はNaNoMoRaLをチャージしないと体が持たない。

場内の音楽は、幕間にRCサクセション、終演後はエルヴィス・コステロの「This Years Model」だった。

主催の水口さん曰く「最高のロックンロールアルバム」。

 

1/21〜23は前回書いたように東北へ旅行。行きたいライブもあったのだけど。

 

7. 1/27(木)フィロソフィーのダンス、ネクライトーキー@Zepp Diver City

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約2年ぶりのフィロのス。

もう最高でしたよ。

こう言ってはなんですが、普段見ているアイドルさんたちとはレベルが違いすぎる。

なんちゃってメジャーなんかじゃなくて、本気でメジャーで勝負している姿に感銘した。

ライブでは初披露となった「ジョニーウォーカー」は、マイクスタンドを使ったパフォーマンス。マイクはそのままで「シスター」へ。曲の途中でマイクスタンドを片付けて途中から振りをつけて歌う。ここ本当に最高だった。

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バンドが「Funky But Chic」の演奏を始め、フィロのスの4人はいったんステージから退場。この時のノリノリの演奏も凄かった。

再登場して「ライク・ア・ゾンビ」から「アイム・アフター・タイム」のメドレー、更に「すききらいアンチノミー」。このあたりの曲をやってくれるとは思わなかった。

そして「ダンス・ファウンダー」、あの新木場でのライブが思い出される流れ。

最後は多幸感いっぱいの「サンフラワー」。

フィロのス、やっぱり大好きだと思った。やっぱりライブだよね~。

あんなライブパフォーマンスをしておいて、MCの感じは依然と変わらない所がまた良いんですよ。4人とも4人のまま、飾らない姿におっさんはうるうるしてしまう。*1

 

先攻のネクライトーキーも良かった。

目まぐるしく変わるリズム、気持ち良く決まるブレイク。一瞬の静寂の後に音の塊をぶつけてくる。色んな仕掛けがあるけど感触はポップ。終盤はしっかり盛り上げてくるなど、なかなかのライブ巧者でした。

■フィロのスのセトリ

①オプティミスティック・ラブ ②ライブ・ライフ ③フォーカス (MC) ④ジョニーウォーカー ⑤シスター ⑥テレフォニズム ⑦Funky But Chic(インスト)⑧ライク・ア・ゾンビ(Short)⑨アイム・アフター・タイム(Short)⑩すききらいアンチノミー ⑪ダンス・ファウンダー (MC) ⑫サンフラワー

 

8. 1/31(月)CHiLi GiRL、服部奈緒 @下北沢モナレコード

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これもとても良いツーマンだった。

モナレコードに着いたのは開演直前だったのに、最前列と2列目が1席ずつ空いている。これはラッキー、というか前に空席は無い方が良いでしょう。おかげで特等席から見ることができた。

服部奈緒さんは、これまでカバー曲を中心にライブ活動をしてきたのだけど、オリジナル曲をステージで歌うのはこの日が2回目らしい。

作詞は本人、作曲はこの日の対バン相手でもあるしのぴーこと川嶋志乃舞

良く弾み、良く伸びる声が気持ち良い。

Sweet Memories」など、カバー曲も3曲(他の曲名がわからなかった。聞けば良かった。)。

カワコウさんと油布さんのサポートも良かった。

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CHiLi GiRL(川嶋さん)は、転換中に予定になかったという「津軽じょんがら節」の弾き語りを始める。これは嬉しかった。いつ見てもかっこいい。バチ捌きに見惚れてしまう。

おてもやん」のカバーも素晴らしかった。パンキッシュ&ファンキーなアレンジ、終盤のノリなんかJBかと思いましたよ、というのはちと大袈裟か。

それにしても、ギターにドラム、三味線が混ざり合ってのグルーヴにはため息が出てしまう。特に油布さんのドラム、好きだなあ。

ライブの本数もそれほど多くないので、これからも行ける時は出来るだけ行きたい。

 

アイドル現場じゃなくてもチェキを撮ります。

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服部さんは、とても気さくで話しやすい人だった。と同時に、さりげない心配りが嬉しい。実家は浅草の「和の家追分」という民謡酒場だそうで、そんな環境で育った関係もあるのかもしれない。でも、民謡を歌っていたわけではないそうです。

 

以上、1月は合計8本。静かな2022年の始まりでした。

 

 

 

*1:僕はやっぱりおとはすです

LPを片っ端から聞いてみた33. Eric Clapton

■461 OCEAN BOULVARD(1974年)

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1976年、高1の秋に買ったアルバム。記憶が正しければ、洋楽ではボブ・ディラン、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリンの次に買ったのがこれだと思う。

「クラプトンって凄いギタリストらしい」という話を聞いて、どんなギターを弾くのだろう?と思ったのがきっかけ。でも、これはギターをバリバリ弾きまくるようなアルバムではないんですよね。初めて聞いた時には、少し肩透かしを食らったような気がしたもの。

それでも、聞いているうちに好きなってきた。ディープ・パープルやツェッペリンに今一つしっくりこないものを感じていた僕は、「ああ、こういうロックもあるんだな」などと思ったりしたもの。

この年の冬に出た「No Reason To Cry」では、ディランやザ・バンドのメンバーをゲストに迎え入れていた事もあり、自分の音楽的趣向の履歴の上では結構重要な位置を占めていたのかもしれない。

でも、真剣に聞いていたのは「Slowhand」くらいまでかな。1978年の「Backless」になると、何だか面白くないなと感じてしまって、それ以降はほとんど追いかけていない。

一度興味を失うと新しいものを聞かなくなってしまうというのは自分の悪い癖なのだけど、他に興味の対象が爆発的に膨らんでいた時期でもあるので仕方ないとは思う。

 

そういえば、僕が初めて見たコンサートが、1977年の武道館でのクラプトンだった。

前座が森園勝敏も在籍していたプリズムだったのだけど、肝心のクラプトンのライブについては「ああこれがコンサートというものか」と感じたくらいで、特に感銘したという事もなく終わってしまった。

オープニングの「The Core」とラストの「Layla」、アンコールの「Tell The Truth」は覚えていますけど。

 

あまり気乗りしていないような文章を書いていますが、改めてアルバムを聞き直してみると、やはり良いですね。この曲なんかうっとりしてしまいます。ここから「Let It Flow」に続くところなんか特に好き。

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当時、この曲をアルバムで聞いた時には「あっ、これ聞いた事あるな」と思った。多分ラジオで流れていたのでしょう。この時にはまだレゲエという音楽も、ボブ・マーリーという名前も知らなかったはず。後にレゲエに興味を持つ出発点でもあったんですね。

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「Willie and the Hand Jive」から「Get Ready」のところのリズムも大好き。こういうノリの音楽を好きになる原点だったのかもしれないと、今回聞いて感じた。

 

色々と問題を抱えていた私生活には言及しませんが、人種差別発言はやはり残念だと思う。ブルーズなどのブラック・ミュージック無くして彼の音楽は成り立たないはずなのに。

 

さて、次回はSONNY CLARK、ジャズです。

さらっと行きたい。そして、更新の頻度を上げたい。

1/21(金)~23(日) 平泉〜気仙沼 ※遠征ではありません

何の気兼ねもない一人旅。

夢を見ていたんじゃないかと思うくらい楽しかった。

1人で行く旅は最高だ。

 

■1月21日(金)

府中本町から大宮まで乗り換えなしで行ける「むさしの号」に初乗車。

大宮発9:13のやまびこに乗る。

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那須塩原あたりから窓の外は雪景色に変わっていた。

一ノ関で乗り換え、平泉駅11:37着。駅の近くで天ぷらそばを食べる。

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想像していた以上に雪が積もっている。靴の選択を間違えたかも。

まずは平泉文化遺産センターへ立ち寄り、あやふやだった奥州藤原氏の歴史などをおさらい。見学者は自分だけだった。*1

そして中尊寺へ。月見坂を登り、途中の東物見台から北上川と衣川を望む。

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中尊寺本堂。おみくじを引いたら小吉だった。

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金色堂の近くにあった宮沢賢治の詩牌

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平日という事もあり、人もまばら。静かで良かった。

中尊寺から無量光院跡まで、なんて事のない田舎道を歩く。行き交う人の姿もない。

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無量光院跡は、藤原秀衡が京都の平等院を模して建立したというお寺の跡。庭園が見事だったらしい。でも雪しか見えない。

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その近くの柳之御所遺跡。ここも雪に覆われていて何も見えない。

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隣接する県立平泉世界遺産ガイダンスセンターに入る。まだ出来たばかりの新しい施設で、大型スクリーンやジオラマ、音声ガイドなども充実していた。希望すれば解説員からの説明も受けられる。

その向かいの道の駅でどぶろくソフトクリーム

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北上川雄大な眺め。この写真だとしょぼく見えるけど本当に悠久の河川という感じ。

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一ノ関からバスに乗り、宿のある厳美渓へ。18時過ぎにチェックイン、温泉に入ったら後は食べて寝るだけ。

前沢牛のすき焼きなど、旅館めしを堪能。

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磐乃井酒造の純米酒。美味しかった。

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■1月22日(土)

薄暗がりから段々明るくなっていく時間帯、朝の露天風呂が最高に気持ち良かった。

宿の部屋から見た風景

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朝食を食べて9時頃にチェックアウト。バスの発車時間まで余裕があるので、歩いて厳美渓の風景を楽しむ。

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向こうに見える橋は冬季通行禁止だって(それはそう)。

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バス停に着いたところで、部屋に眼鏡を忘れてきた事に気がついた。おかげで予定していたバスに乗れず、次のバスまで1時間待ち。一ノ関に11時過ぎに着いたものの気仙沼へ行く電車もバスも接続が無い。予定では気仙沼に昼前に着くはずだったのに大誤算だった。

とりあえず一ノ関駅前の喫茶店で1時間ほど時間を潰し、近くの食堂でソースカツ丼

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12:46一ノ関発の大船渡線に乗り、気仙沼駅に着いたのは14時10分。

ピカチュウがお出迎え

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駅から港まで20分くらい歩く

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入江の奥にあるせいか、あまり海という感じがしない。とても穏やか。

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港のほとりにある男山本店の店舗に吸い寄せられる。試飲して一升瓶と四合瓶を注文。

この建物は元々は昭和初期に木造で建てられ、国登録の有形文化財だったそう。ところが震災で3階部分を残して倒壊してしまう。見通しが立たないままだったところ、復興の象徴として復元の声が上がり、2020年7月に再建されたとの事。3階ギャラリーも開放されていたらしいので行けばよかった。

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漁船が立ち並ぶ姿は壮観

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魚市場の見学エリア。土曜の午後なので人気は無かったけど、水揚げの際はここから見学できるんだって。見てみたいなあ。

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シャークミュージアムに入ったら、半分は震災復興がテーマの展示だった。

瓦礫の山、打ち上げられた漁船、火災などの写真。被災者の方々の体験談。そして復興への道のり。

周辺はまだまだ更地が多い。当然のことながら、海に近い建物はみんな新しい。

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この日の宿は大浴場(というほどでもなかった)付きのビジネスホテル。16時過ぎにチェックインした。

先にお風呂を済ませてから、いざ気仙沼の街へ。この旅のハイライト。

2、3軒回って外から様子を窺ってみて入るお店を決めた。初めての地で見ず知らずの居酒屋に入る緊張感。でも、カウンターに座った途端、ここに来て正解だったと確信した。自分の嗅覚と直感に乾杯。

気仙沼の観光サイトに載っていました。

kesennuma-kanko.jp

メカジキ刺し1,200円。値は張ったけど東京では食べられない。上品な脂の乗り具合。旨い。

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お店の親方も女将もスタッフも気さくで楽しい。

カウンターに座っていた女性の常連さんと盛り上がって話し込んでしまった。

これは水鳥記の裏隠し酒。

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またカツオの時期に来てください、とか言われちゃって。常連さん曰く「カツオの概念が変わりますよ」との事。女将から写真を見せてもらったら、うーん確かに美味しそう。

7月頃にまた来れたらいいんだけど。

うきうきしながら宿に戻った。

 

■1月23日(日)

この日はもう帰るだけ。

朝の風景。しかし、こういう光景を見るとまだまだ復興途上だと感じる。

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宿から駅まで歩いたら思っていたより時間がかかって危うく気仙沼駅9時14分の電車に乗り遅れるところだった。こんなに遠かったけ?

後から調べたら南気仙沼からBRT(バス高速システム)で行けた事に気がついた。

 

平泉は雪が積もっていたけど、気仙沼には雪が見当たらなかった。

寒さは思っていたほどではなかったかな。セーターを用意して行ったのだけど、結局一度も使わなかった。インナーは上下ヒートテックを装備していたけど。

 

旅先の居酒屋でお酒を飲むって最高に楽しい。心の底からまた行きたい。

 

 

 

*1:自分の知識はほとんどが高橋克彦の「火炎」からのものです

【ライブ記録】2021年12月

昨年の12月、nuanceみおちゃんとのお別れとPOMERO解散が最大のトピックスなのだけど、両方とも最後のライブに立ち会えていないのがなんとも。詰めが甘いというか、詰めないというか、なんだか自分らしいじゃないか。

 

1.12/3(金) まちだガールズ・クワイアの水曜日はWednessday @まほろ座MACHIDA

仕事が終わらず、会場に入ったのはすでにライブがちょうど終わった時間。何のために行っていたのか。チェキを撮るためだけに行ったという結果に。

 

2.12/9(木) LiLii Kaona presents Surrounded by Organica @青山月見ル君想フ

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LiLii Kaonanの主催イベにPOMEROが呼ばれた!なんでも先月はスケジュールが合わなかったので今月はPOMEROのスケジュールに合わせたみたい。

POMEROにとっては普段の対バン相手とは勝手が違ったかもしれないけど、全く違和感がない。届くべきところにまだまだ届いていなかったんじゃないの?そんな事も思ってしまった。めちゃくちゃ楽曲派じゃない。実力派じゃない。

ステージ上もフロアも、今この時を精一杯楽しもうという空気に満ちていて、とても濃密な空間だった。

まだ始動したばかりの「グレーテルは大人にならない」。音は好きな感じ。チャラン・ポ・ランタンから毒気を抜いた感じだと思ってしまったのだけど、また見る機会があったら確かめたい。

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それにしても町ガの素晴らしいステージ。この無敵感。

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くじら座のミラ」最高です。

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キスエクも凄かった。終盤、りんちゃんがバイオリンを持ったステージがまた良かった。キスエクもまだまだ未知の領域を突き進む。

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リリカオは久しぶりだったけどやっぱり引き込まれた。特に「Cleome」と「Riverberation」は好き。美しい四つ打ち。

 

3. 12/11(土)nuance @大阪バナナホール

⇒記事あり

 

4.12/17(金)たをやめオルケスタ @渋谷eplus LIVING ROOM CAFE&DINING

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生の管楽器の音っていいなあ。

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多少のメンバーの出入りはあったとはいえ、結婚や出産を経験したメンバーもいる中で13年間も大所帯のグループ(しかも女性のみ)を続けてきたってそれだけでも凄い。MCでの女将の「コロナ禍で活動が出来なかった期間が長かったけど、これまで積み重ねてきた年月がなければもうやめていたと思う」という言葉に、13年の年月の重みが込められていた。

秀子さんが抜けてからずっとボーカル不在でやっているけど、ライブ最後の定番曲「素敵なおんがく」では、ついに女将がボーカルに挑戦!

「素敵なおんがく」に満ち溢れた空間だった。

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楽しい雰囲気が伝わってくるこのMVも大好き。

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5.12/20(月)nuance ヌュマon みんな生誕祭 @新横浜LiT

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新体制最初のライブは3人の生誕祭を兼ねたヌュマ。

なのだけど仕事が片付かず会場に着いたのが開演してから1時間以上たってから。

ミサキサンのギターで3人が「セツナシンドローム」を歌っている所だった。

ああ、もう少し早ければ珠里ちゃんの「ハチミツ片想い」を聞けたのに!ぶんぶん。

新生nuanceとしては5曲。

Last a way〜ハーバームーン〜セツナシンドローム〜雨粒〜タイムマジックロンリー

これからも変わらずに推していく所存。

 

6. 12/23(木)POMERO @新宿WALLY

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解散間際になってやたらとライブを詰め込んでいたPOMEROだけど、自分にとってはこの日が最後のPOMEROになってしまった。行けてよかった。

初めて見たのが2019年1月だったから3年近くになるんだね。途中、離れそうになった時もあったけど離れなくてよかった。6月のワンマンは素晴らしかったし、特にここ最近はとても良いライブをしていたのだけど。

この曲の歌詞が胸に迫ってきました。

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これでさよならとは言えなかった。

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POMEROのサイリウム、もう使う事はないのでしょうね。

 

7. 12/24(金)アコースティックXmas Eve(まちだガールズ・クワイア他)@渋谷7th Floor

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19時の開演には間に合わず(そんなのばっかり)、会場に着いたのは、ニ番手の桃野陽介さんのステージも終盤に差し掛かった頃だった。町ガがトリで助かった。

ここでのアコースティックは最高!しかもこの日は石田ショーキチさんがピアノとギターでサポートというスペシャル企画!

最初にアカペラでクリスマスキャロルを3曲歌った後、ショーキチさんのピアノで「くじら座のミラ」、ギターで「Moon Base」と「Voice in Space」など、どれも鳥肌が立つほど素晴らしかった。特に前者のストロークは凄かった。エンケンさんの「夜汽車のブルース」を思い出してしまいました。

タカハシヒョウリさんが開歌の「ポプラ」をセルフカバーしたとの事。これは聞きたかったなあ。

ようやくクリスマスの気分を味わえた一夜でした。

 

8. 12/25(土)透明写真のクリスマスキャロル@下北沢モナレコード

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リリイベに一度も行けなかったので、「SUGAR」と「FROZEN」をやっと生で見る事ができた。「SUGAR」で2人が交錯する振り付けが良い。「FROZEN」で片手を上げながらジャンプする所はライブハウスで思い切り楽しみたい。

トークコーナーでは、グループをより良くするためにもっと意見を出してほしいというプロデューサーのモトヤマさんに対しての、2人の微妙な表情が面白かった(というのは失礼ですが)。YUAちゃんもRINちゃんも表面はふわっとしているのですが、頑固というか、芯の強さを感じます。そんなところも好きなんですけどね。

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9. 12/26(日)一瞬しかないのちいさなクリスマス2021@原宿ストロボカフェ

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2021年のライブ納めは前年と同じく一瞬しかないのクリスマス。

2か月間もご無沙汰していたため、新メンバーのこだまよさんを見るのも初めてだった。これまた、グループカラーにピッタリな人が入ってくれたものだ。ここは歌や踊りのほかにもやる事が沢山あるので大変だと思いますが、ずっと前からいるのかと錯覚をしてしまうほど馴染んでいるように見えた。MCで、他のメンバーがしゃべっている時に思わず笑ってしまうところなど、新鮮で良いです。

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「この年のクリスマス」を歌う前に、4人がこれを朗読。

www.kaiseisha.co.jp

もっと知られてよい、ずっと歌い継がれていくべき、クリスマスソングの名曲だと思います。

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12月28日(火)は、取引先と打ち合わせの後、二子玉川でこの映画を見た。

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後半のホラー展開には少し戸惑ったけれども、60年代のロンドンの街と音楽、ファッションに浸った2時間だった。

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そして、12月30日(木)は、チャラン・ポ・ランタンとto R mansion による音楽劇「青い鳥と赤い猫」をルミネゼロで見た。

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ロビーで展開されていたチャラン・ポ・ランタンの衣装展。すべてお母さまとお婆さまのお手製。近くで見ると、細かいところまでよく作られている。

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ももちゃんは堂々とした主演女優ぶりだったし、スナック小春のくだりも面白かった。

クライマックスの「サーカス・サーカス」での、歌と演技のコラボが圧巻だった。

所々で客席の子供たちから笑い声が出るなど、終始楽しいステージだった。

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チャランポは来春のツアーが発表されているので、これは絶対に行きたいと思います。

1/2(日)モスラ 4Kデジタルリマスター版@イオンシネマ多摩センター

なぜか年末年始はアイドルの現場に行く気がしないんです。それで、何か映画はないかなと検索してみて、一番見たいと思ったのがこれでした。

オリジナルの公開は、自分が生まれてからちょうど1年後の1961年7月30日。製作費2億は、当時としては莫大な額だったのではないでしょうか。そして音楽は古関裕而

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「モスラ 4Kデジタルリマスター版」上映作品詳細 - 午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作

 

冒頭、原作者のクレジットに福永武彦堀田善衛の名前があったのにまずビックリ。福永武彦といえば「廃市」(大林宣彦監督で映画化されたのを見た後に原作も読みました)、堀田善衛といえば岩波新書の「キューバ紀行」ですよ。この2人の結びつきがとても意外な気がした。調べてみたら、中村真一郎という人と3人で「発光妖精とモスラ」という本を共著していたんですね。これ読みたいな。

 

上に挙げたリンク先の解説では、モスラを「それまで人類の敵として描かれてきた怪獣の概念を覆す平和の守護神」と書いてあるのだけど、モスラ自身は小美人を救う為だけに行動しているのであって、そこに善悪の概念はないんですよね。これは劇中で小美人も言っていて、実際に邪魔な建造物はなぎ倒してひたすら進んでいくわけです。

 

そして、精巧なミニチュア。渋谷の街なんて、ガード横の飲み屋横丁まで再現されていました。道玄坂を下って東横百貨店を破壊して、東京タワーに向かっていく。

当時、完成したばかりの東京タワー(1958年完工)に取りついて繭を作る絵面が強烈ですよね。このイメージのせいで映画を見た事があるように思っていたけれども、全くの初見でした。「ゴジラVSモスラ」と混同している所もあったみたい。

 

それから、この映画の魅力は何といってもザ・ピーナッツですよね。この歌が頭から離れなくなります。

モスラヤ」のヤ、「カサクヤン」のヤン、の所の語尾の切り方が好きです。

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4Kデジタルリマスターという事で、画面も綺麗でした。

新年一発目に見る映画としては、正解だったのではないでしょうか。