「エクストロヌュ」 nuance FREE “oneman” LIVE!
ゲスト:劇団鹿殺しRJP
開場 18:00 開演 18:30
劇団鹿殺しRJPがとても楽しかった。
劇団鹿殺しの別ユニットによる、楽器を持たないパフォーマンス。
ゴールデンボンバーみたい?金爆は見たことがないからわからないけれども、この楽しさは二丁目の魁カミングアウトに近いかも。
nuanceの振り付けを担当している浅野康之さんが振り付けを担当していたり、オレノグラフィティが「byebye」「i=envY」「ルカルカ」そして新たな名曲「からくれない」を楽曲提供していたりと、nuanceとはとても縁のある、というよりもnuanceにとって無くてはならない存在。
お芝居の方もかなり面白いらしい。
日常生活の些細な事を謝る「ペコペコ」という曲では、nuanceから「わか」と「みお」が出演。白シャツに蝶ネクタイという姿には萌えざるをえない。仕方ない。
曲の途中、「謝らなきゃいけないこと、あるでしょ?」という問いかけに、
みお「聞こえるようにフジサキPの悪口を言ってごめんなさい」
しってる。
わか「さっきも鏡を見て思ったんだけど、いつも可愛くてごめんなさい」
しょうがないよ、可愛いんだから。かわちゃんなんだから。
このセリフの発案者はミサキサンらしいけど、言わせる方も言わせる方だけど、言う方も言う方だ(笑)。やわらかい企みってか。
みんなで手を合わせてペコリペコリと謝るポーズをしながら踊る。
この曲に限らず、終始会場一体となった盛り上がり。
劇団鹿殺しRJP、見るのは初めてだしなかなか見る機会もない。
なんてレアな、なんてお得な(つーかタダだからね)対バンなのだろう。
※劇団鹿殺しRJPのセトリ。曲名からも楽しさが伝わってくる。「恋せよ!おっさん!」も面白かった。
転換中、ステージにはいつもの椅子とともにキーボードがセットされる。
ということは…もしかしたらO-EASTワンマンのような「からくれない」の再現があるのだろうか?
nuanceのライブは「cosmo」でスタート。
先日30日のみお誕ではこの曲が最後だったから、その間にM31から33まで回って回って、また帰って来た感じがする。
中盤では、オレノグラフィティが弾くキーボードをバックに「からくれない」。
ひとつひとつの言葉が、胸にじーんとしみ込んでくる。
「セツナシンドローム」からは、たたみ掛ける展開。でも、クライマックスの前に「サーカスの来ない街」をはさむのが絶妙なアクセント。
冒頭の「cosmo」もそうだけど、「tomodachi」や「ヒューマナイズド・ヒューマノイド」といった新曲も、ライブに欠かせないアゲ曲になってきた。
なにげに感心するのが「ヒューマナイズド・ヒューマノイド」のラップ。特に珠理ちゃんパートの「トップシークレットなんだ ここからは」からのパートは、リズムに乗せるのが難しそうだなと思うのだけど、無理なくこなしている。間合いの取り方が上手いと思う。
「タイムマジックロンリー」で最高潮に達した後は、「wish」に魅了されて終了。
無銭でもワンマンと謳っている通り、11曲たっぷり。繰り返しますが、これがドリンク代600円だけで見れちゃうんですよ。1,000円くらいでも取ればいいと思うのだけど。
HPを見たら会場使用料が300,000円とあるから、入場者が1人1枚のCD購入では元が取れないじゃない、とも思う。
満員のフロアを前に(キャパ200人で無銭だからね)、とにかくこの日のnuanceは、力強くて楽しかった。
リリイベはまだ続くから、多くの人に見てほしいなあ。
1.cosmo
2.Love chocolate?
3.ミライサーカス
4.からくれない
5.セツナシンドローム
6.tomodachi
7.ヒューマナイズド・ヒューマノイド
8.sanzan
9.サーカスの来ない街
10.タイムマジックロンリー
11.wish
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