ジャズ・ワールドビート 2019
開場 16:15 開演 17:00 全席指定6,500円
出演:ファンファーレ・チォカリーア、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド、たをやめオルケスタ
3グループで総勢46人、ブラスだけでも35人くらいいたのではないだろうか?正確には数えていないのでわからないけれども(相変わらず詰めが甘い)。
とにかく楽しかったですね。ブラス好きにはたまらない企画でした。
まず、たをやめオルケスタ。見るのは一昨年のすみだジャズ以来。そんなに見ていなかったかな。チャラン・ポ・ランタン絡みで、初めて見たのはもう6年も前だったはず。
女子17名によるトロピカル・ビッグバンド。結成して今年で11年、この形態で続けているって、それだけでもすごい。
ライブを見るといつも女将・岡村トモ子さんの統率力に感心するのだけれども、この日は特に気合が入っているように見えた。
そして、みんな本当に楽しそうに演奏している。自分のパートではない時にも、手を上げたり踊ったり。そんな姿が大好きなんです。
会場の空気がまだ温まっていなくて、コール&レスポンスに応える人が少なかった(少なくとも自分の周りでは)のが残念。
それから、最近ボーカルの秀子さんが脱退してしまったのが少し寂しい。やっぱりボーカル曲が欲しいとは思った。いつぞや、町あかりさんとコラボした時があって、それがものすごくハマっていて良かったので、またそんな共演も期待したいところ。
ライブハウスでも見たいと思い、8月の対バンライブのチケットを購入してしまった。勢い大事。
ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドは初めて見たけど、これがまた楽しくて素晴らしかった。
リーダーで指揮者の人のエンターテイナーぶりは、ヴォードヴィリアンみたい。
みんな演奏は腕達者。
後半、ジェントル・フォレスト・シスターズという女性シンガー3人組が花を添える。
この「月見るドール」では、MVにも出ているアモーレ&ルルのダンスもフィーチャー。
見て楽しい、聞いて楽しい、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドでした。
こんな動画もあった。
ファンファーレ・チォカリーアは、5年前にも見ている。
その時にも驚いたけど、今回も演奏のスピード感と迫力にたじたじ。そして楽しいのなんの。なんなんですかね、もう基礎体力が違う感じ。
余裕で演奏しているように見えるんだけど、実は物凄い事をやっているんだと思う。
全員が、休むことなく常に吹いているように見える。
ボーカルが入る曲もあるのだけど、そのボーカルも味がある。
お客さんも、最初から立ち上がって踊る人もいて、なんだノリいいじゃない。自分も途中から座っているのが我慢できなくなり、通路に移動してスタンディングで見ることにした。
ルーマニアの外れの小さな村の出身で、今では一年のほとんどをツアーに費やしているという彼ら。
このおっさんたち、最高だ。
ベリーダンサーのNourahさんがゲストで出た場面の動画が上がっていた。
終演後には客席に降りてきて、おひねりをねだりながら、いつ終わるともなく演奏を続けるのもお約束。
久々に、アイドルや女性シンガーではないライブのお話でした。
(たをやめオルケスタがお目当てのひとつではあったのだけど)