「RIGHT HERE」リリース記念ミニ・ライブ&特典会 19:30~
1stアルバムが「I am ONLY」で2ndが「AHEAD!」、そして「RIGHT HERE」。
まさに、3年目でここまでたどり着いたという感じ。
シンガーとしても、女性としても、そして人としても、とても大きくなっている。
このMVのディーバ感。
でも、MCではスタッフからCDやフライヤーを両手にいっぱい受け取ってしまい、持ちきれないことに気づいてマイクをスタンドに置き、いざ話し始めようとしてマイクがない事に気が付くという、そんな一幕もあって会場を笑わせる。
「私、何やってるんだろう」
そんなところも魅力。
「リリイベも沢山やっているし、今日からあるフェスも始まっているので、お客さんが全然来てくれなかったらどうしようと思っていた」。
毎回、集客への不安を口にするもなりちゃん。
こちらは「そりゃ、来るでしょ」と思うのだけれども、でもこれ本音なのだろうな。
ソロでやっていくというのはそれだけ大変な事、なのだと思う。
「集まっていただいて、本当にありがとうございます」という言葉に、実感がこもっている。
ライブは、一聴してマイクロスターだとわかる爽やかなポップ・チューン「恋をするなら」ではじまり、これも軽快な「LOVE TIMELINE」が続く。
この日も、もなりちゃんの声がよく伸びる。そして、リズムへの乗せ方がとても気持ち良い。
そして、くるりのカバー「ハイウェイ」。
この曲、ライブで見るのは4回目になるけど、見るたびに良くなる。
「歌詞がとてもいいんですよ」との言葉通り、ひとつひとつの言葉を丁寧に歌っている感じ。
しがらみなんて関係ない、理由なんて何だっていい、旅に出ようぜ、手を離してみようぜ。
そんな歌のテーマ(自己流解釈ですが)に共感する何かがあるのでしょうね。
最後は、「エスパドリーユでつかまえて」。
エスパドリーユとは、上部に帆布や木綿布、底にジュート縄(麻)を使った、こういう靴の事だという事を、この曲のおかげで知りました。
(左のはシャネル)
アルバム「RIGHT HERE」、ホントいいです。