チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

11/11(月)NaNoMoRaL@渋谷WWW

NaNoMoRaL ONEMAN LIVE 『 oneone oneone 』 

開場 18:00 開演 19:00  3,000円+D600円

f:id:charanpochiiboo:20191117200817j:image

雨宮未來という人は、どうしていつもあんなにニコニコしていられるのだろう?

 

人間誰しも辛い時もあるだろうし、何もかもが嫌になってとても笑ってなどいられるものか、なんて思う時もあると思う。少なくとも、自分はあります。

だから、いつも笑顔で接してくれるアイドルさんってすごいなあ、尊いなあ、と思っているのだけれども、それにしても、未來ちゃんの笑顔は飛び抜けている。

ステージや特典会ではもちろんの事、ERAの階段で偶然すれ違った時や、MARZの入り口で偶然出くわした時にも、全く変わらない笑顔で声をかけてくれる。

 

ライブ中での、こぶしを上に突き上げる姿。

手を額に当てて、フロアを見渡す仕草。

腰に手を当てて、かがみながら見せる笑顔。

人差し指を立てた両手を、顔の左右で回す動き。

笑っていない時なんてないんじゃないかと思うくらい。

 

苦手だというMCでも、飾らない姿勢は変わらない。

感極まって涙をこらえながら、「私、ステージの上では泣かないって決めてるんですよ」。

パセリちゃん「レコーディングでは泣くよね」

未來ちゃん「ええー?完璧に歌えたと自分では思っているのにダメ出しされるから」

パセリちゃん「ダメ出しって」

ますます未來ちゃんが、いや、2人の事が好きになってしまう。

 

  答えを誰かに聞いたって
  どうせ違う きっと違う
  過去の自分にすがったって
  それが一番 もっと違う
見たのは2回目の新曲「エンドレスでした」が大好き。


そして、初めて披露された詩情あふれる「とうみん」、続けて歌われた未來ちゃん作詞(修正パセリちゃん)による、雨宮ワールド全開の童謡みたいな「にこにこざわーるど」。この曲を聞いてると本当ににこにこになる。

緩急をつけながら、ステージは続く。

 

後ろの方まで、多くの人で埋まったWWW。

「自分の音楽人生で、こんなに沢山の人の前でやったことは無かった」という、パセリちゃん

「バンドをやってたりしてたけど売れなくて」

未來ちゃん「でも、曲は良かったよね。あ、フォローとかじゃなくて、本当に」

パセリちゃん「どんなに良い音楽でも、聞いてもらえなければ意味が無いっていう事を、雨宮と出会って教えられました。」

「言ってみればアイドル(の土俵で勝負しているの意味かな)じゃないですか。それなのに皆さん、僕を受け入れてくれてありがとう」

「『唖然呆然』なんて、こういう曲調は普通あまり受けないんですけど、さっきみんながこの曲ですごく盛り上がってくれて嬉しかった」

「これからも、良い曲を書いていきます」

 

「唖然呆然」はメロディーも良いしリズムも良い。リズムへの言葉の乗せ方が気持ちよいから、ライブでもあんなに乗れるのだと思う。

 

  いつだって 分かったふりして

  生きていくことが正解だろうけど

  きっと 僕はところかまわず 質問を続けるだろう 

 

特に、ここの詞が大好き。

 

「サーチライト」で最高に盛り上がり、「コンテニ」で終了。

 

パセリちゃんに拍手」

「来てくれたみんなに、自分に拍手」

「もっと!もっと自分をほめてあげてください」

「それじゃ、ありがとうございました。See you!」

最後は、え?と思うくらいあっさりとステージから去っていった。

 

ライブの冒頭に「告知もアンコールもなし」とアナウンスされていたらしく(自分が入ったのは2曲目の途中からだった)、これにて終了。

アンコールなし、というのもすっきりしていて良いですね。

 

アイドルや運営さんといった同業者(nuanceのフジサキPはもちろん)、ライターやイベンターなど、界隈の関係者の顔を沢山見かけた事にも、注目度の高さが窺われる。愛されてるんだろうなあ。

このワンマンに行こうと決めたのは1か月前だったけれども、本当に行って良かったと思う。

NaNoMoRaL、ちょっと気が付くのが遅かったけど、見過ごさなくて良かった。

 

この4日後、まちだガールズ・クワイアとNaNoMoRaLが出演したアコースティックライブがあった。そちらも、ものすごく良いライブだった。

(後日書きます。書けるか?)

 

 

いい写真だな。

 

セトリ

f:id:charanpochiiboo:20191117220529j:image