チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

2/16(日)まちだガールズ・クワイア、一瞬しかない、劇場版ゴキゲン帝国Ω、RAY@渋谷Milkyway

PREDAWN vol.9  

開場 10:30 開演 11:00 2,500円+D600円

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町ガと一瞬しかない、この2グループが続いて出演するのだから何て俺得なライブなのだろう。

 

町ガはこの日も「Moonbase」のイントロに乗せて登場、そのまま歌い始める。

曲が終わり、いつもならばここで自己紹介が入ると思うのだけど、そのまま「Ice Nine」を続ける。

間を開けずにかっこいい2曲を投入、これはすごく良かった。

更に「Satellite watch~衛星軌道の財宝探査」と「君を忘れない」をじっくりと。

いつ聞いても「君を忘れない」には、じ〜んとさせられる。

最後は「銀河ステーション」。

冒頭の2曲やこの「銀河ステーション」など、最近の楽曲は振り付けも複雑になっているうえに、ダンスの切れ味が増していて迫力がある。7人がシンクロして踊る姿にも、目が釘付けになる。

町ガはもう、ただのコーラスグループではない。

メンバーみんなの目力も強くなり、時折見せる微笑みにも元気づけられる。

やっぱり町ガは大切なグループだ。

 

一瞬しかない、は「twinkle」でスタート。

学業のために少しお休みしていたフリルちゃんが復帰して久々に5人が揃った。やっぱりフォーメーションに厚みが出る。

フリルちゃんは長身でステージ映えするし表情がとても良い。

(ちなみに第一志望の大学に入学が決まったそうです)

この「twinkle」、好きなポイントは沢山あるのだけど、特に2番のBメロ「わがままを重ねすぎて 魔法がとける 永遠に」の所、めいちゃんの歌と魔法を解く仕草が大好きです。

これは大切な人を失ってしまった歌だと思うのだけど、「抱きしめられたら それだけで」という歌詞が不思議で色々な解釈ができる。そんな所も好きな理由。ここは特に歌うのが難しそうだけど、夏芽ちゃんの歌い方が好きですね。

 

続いての「太陽の下の一瞬」。先日も書いたように、この曲も大好き。

MCのお題は、フリルちゃんがTwitterを始めた事にちなんで「新しく始めた事」。

やっぱり響子さんの話が面白すぎる。この人、言葉の使い方が独特で、声のトーンや間の取り方も絶妙。

それから、フリルちゃんが話している時に口を押さえて必死に笑いをこらえている銀海ちゃんの姿がとても良かったです。

「きっと君を好きになる」、この曲も好きすぎる(いやほんと、みんな好きなんだってば)。

最後は「今日を生きよう」かと思いきや、久々に5人揃ったからと「さよならするのはつらいけど」。

「あービバノン」のフリルちゃんが良い。

 

アイドルのライブらしいオタ芸もなければコールも皆無。クラップすらない。

冒頭のモノローグからエンディングに至るまで、振り付けやMCも含めてひとつの物語を見せられているかのような「一瞬しかない」のステージ。

ライブがひとつの舞台芸術、いや芸能として成立している。

どんどん沼に引き摺り込まれてしまいそうだ。

 

次に出て来た「劇場版ゴキゲン帝国Ω」は、会場の雰囲気をぶち壊し一転させる。正直ここにはあまり関心が無かったのですが、楽しくて元気でとても良かったです。

この手のグループ、苦手と好きの境目って何なんだろう、というのが自分でもよくわからない。

多分、無理やりゴリゴリ来られると拒絶反応を示してしまうのだと思う(自分は)。

このゴキ帝はゴリゴリ来るんだけど押し付けがましさは感じない。歌う側もオタクも一緒になって楽しんでいる感じがとても良かった。

また見てみたい、と思わせてくれたゴキ帝でした。

 

主催のRAYの時には、ここ数日の疲れ(特に前日の土曜出勤での慣れない接客業務)がどっと出てしまい、立ちながらうとうとしてしまう始末。シューゲイザーサウンドって、意外と眠気を誘う。いや、ステージ上で全力でパフォーマンスしていたRAYのメンバーに対しては申し訳ない気持ちですが。

後半の「サテライト」で、急にシャキッとした。って、どんな条件反射なんだろう。

 

「一瞬しかない」、めいちゃんのあざらしみたいに見えるサインが好きです。

ここのメンバーは、それぞれが独特の感性を持っていて面白い。

さんきゅ~

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