海を見に行こうよ 君に誘われ歩き出す
何気ない 晴れた午後の事
この曲は、こんなフレーズから始まる。
季節はいつだろう?
何となく春っぽい気がする。
何となく、松田聖子の「赤いスイートピー」の情景に似ている気がする。
そう思いながら聞くと、イントロの感じも似ているような気がする。*1
冒頭、フリルさんが飛び出る所が良いですね。
めいさんの、柔らかい声が大好きだ。
雲の名前だとか 他愛のない話ばかり
いつもより おしゃべりだね
下手側にひとり残った響子さんが歌いながら手招きをすると、フリルさんが手を振って応え、響子さんに近づいていく。夏芽さんと銀歌さんとめいさんが手を繋ぎながら、それに続く。この時の銀海さんの笑顔がとても良い。
ところで、「雲の名前」ってどれくらいあるのだろう?
春の雲といえば、おぼろ雲くらいしか思いつかない。
秋でも、うろこ雲とかいわし雲くらい。
今日(4月23日)の空にはこんな雲が浮かんでいたが、これには名前があるのだろうか。
階段を登ってく その背中にふと気づくよ
からのサビ。
きっと 私は君を好きになるんだね
「きっと」で右手の小指を立て、「私は」でいったんおでこに持っていく。
「君を好きになるんだね」では、指で作った丸の中を覗き込むようにしながら、右手を前方に伸ばしていく。
全員の声が揃ってのユニゾンは、思いのほか力強い。
まるで はじめから行き先知ってたように
並んで歩こう
ここの、2人が並んで歩く様子を指で表現する仕草がまた好きなんです。
歩く様子を指で表す振り付けは、「今日を生きよう」という曲にも出てきます。
これは、2番の 「一緒に歩こう」の所ですね。
(3/12 大塚Hearts+)
町を見下ろすよな 高台で息を切らせて
見つめてた 水平線
ここの歌は、夏芽さん。
力強さとともに、微妙な「揺れ」みたいなものを感じる。
要するに、安易な表現だけど「エモい」んです。
「息を切らせて」の所なんか、まさにそんな感じ。
握った両手を顔の両側に持っていき、体を左右に揺らす動きも特徴的。
中でも響子さん、背筋がすっと伸びて姿勢が良い。
先日の南波一海さんとのトークで、スクールでダンスをかなり仕込まれたと言っていた。いつか、バキバキに踊る響子さんも見てみたい気がする。
黙ってる 横顔に
すっと 心を預けたら
ここの、響子さん(右から2番目)の表情を見てごらんなさいよ。
隣でこんな顔されたらたまらないですよね。
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(妄想終わり)
大サビ前の 「流れてく景色に 歩幅を合わせたら」。
ここもいいよね。
めいさんの手先の動きが美しい。
でも、シャッターのタイミングを完全に逸している。
(3/22 渋谷 CLUB CRAWL)
先頭を歩くフリルさんの表情と、足を前に出して歩く仕草も好き。*2
「恋の歌なんてくちずさむような」の所(3/22 渋谷 CLUB CRAWL)
そして、夏芽さん最大の聞かせどころの大サビ。
ありふれた喜びと
やっぱりエモいよね。
かけがえのない日々は
君とここにある
エンディング(3/22 渋谷 CLUB CRAWL)
(3/14 大塚Hearts+)
深い余韻とともに終わる。
早くまたライブを見たい。
「一瞬しかない」の楽曲はどれも大好きなんだけど、中でも「twinkle」とこの曲が双璧をなす。
ライブでも欠かせない一曲。
この曲は音源化もされていないしMV も無いので、ファンの方による動画を拝借させていただきます。
※メンバーの敬称をどうしようか悩みましたが、今回は最終的に「さん」で統一しました