アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみるというシリーズ。第26回目はJ.J.ケイル。
なんですけど、前回の更新から1か月半も過ぎてしまいました。ライブの記録が追いつかないのもありますが、何となく書く意欲が湧いてこなかったのです。
■Grasshopper(1982年)
面倒くさいのでWikipediaからコピペします。
J・J・ケイル(J. J. Cale、1938年12月5日 - 2013年7月26日 )は、アメリカ合衆国オクラホマ州オクラホマシティ出身[1]のグラミー賞を獲得したアメリカ人のシンガーソングライターである。ケイルは、タルサ・サウンドの創始者の1人であり、それはブルース、ロカビリー、カントリー、ジャズが融合したタルサ発の音楽ジャンルである。ケイルのスタイルは、よく「laid back」と呼ばれる。
エリック・クラプトンが取り上げたこの曲が有名ですね。
ほとんどクラプトンですよね。というより、クラプトンがJ.J.ケイルの真似をしているみたい。特に、70年代後半のクラプトンはその傾向が強いと思います。はっきり言って、この頃のクラプトンにはあまり面白みを感じません。
(と言っても、それほどクラプトンを聞いていないのですが)
ウィキペディアにも書いてあった通り、いわゆるレイドバックなんですよね。でも、緩いだけでもないですし、だらだらしているわけでもない。食べ物で例えるならば口当たりの良いスープ、でもあっさりしているようでいて味は濃厚。色んな音楽の素材が溶け合っているのはわかります。ブルースやカントリーだけでなく、レゲエもあれば、インストルメンタルのタイトル曲はスティールドラムをフィーチャーしたカリプソだし。意外と貪欲な人なのかもしれない。
ただね、もうちょっとお腹の底から声を出してよ、と言いたくもなってしまう。不必要なシャウトは苦手だけど、これはこれでなんだかもどかしい。
このアルバムの収録曲ではないですが、この曲は好きです。
今回はこれまで。
渋いところが続きます。次回は、Cab Calloway。