ライブも終盤、フィロソフィーのダンスのターン。
この曲のイントロが流れる中、ハルちゃんが「新井ひとみちゃんて可愛いよね。今度告白しようかな」なんて言いながら4人がステージに登場する。*1
曲中にハルちゃんが「運命の人はどこにいるんだろう!」と叫んだところで女子流の新井ひとみさんが2階のバルコニーに登場する。そのまま階段を下りてくるひとみさん。
ハルちゃんからプロポーズされるもビンタで応酬する新井さん。湧き上がるフロア。
「楽屋でまた告白する」と、めげないハルちゃん。
これ、当日の本番前にいきなりオファーしたところ快諾してもらったとの事で、思いがけないコラボ?となった。
終演後の出演者全員が揃ってのMCで、おとはすが「この時のひとみちゃんがこんな顔しててめちゃ可愛かった」と言いながらほっぺたを膨らましてしたところが、また最高でした。
庄司芽生さんが「ひとみが羨ましかった」と言うや否や、「しょうじめいちゃんはわだじがもらった」とか言い出すマリリ。
この時のハルマリリの2人の悪乗りぶりはまるで小学生の悪ガキのよう。女子流ちゃんたちが何か言うたびに茶々を入れる2人に、おとはすが「しーっ」「静かに」とたしなめる。この先、おとはすがいなくなったらどうなってしまうのだろうか、などと余計な心配をしてしまう。
でも、それだけ楽しかったという事なのでしょう。勿論、見ている我々だってめちゃくちゃ楽しかった。
ここ東京キネマ倶楽部に足を運んだのは2018年の10月、Scoobie Doとのツーマン以来。あの時の「ラブ・バリエーション」でのコラボは良かったな。
女子流とフィロのスが数曲ずつ楽曲を披露していくという構成。
楽曲の良さは言わずもがな、体幹のぶれない見事なダンスと、力強くも情感のこもった歌声を聞かせる東京女子流。
10年くらい前に、たまたまラゾーナ川崎で女子流のステージを見た事があったけど、あの時はまだ10代半ば。
今の女子流には、長いキャリアが結実している。
対するフィロのスは4人の個性が光る。歌と踊りに加えてのエンタメ要素が素晴らしくて、本当に見ていて楽しい。やっぱりこの4人がベストフォーじゃないか、などという思いにとらわれてしまう。
「好感度あげたい!」で始まり、ラスト前が「すききらいアンチノミー」だったのは少し意外。でも楽しかった。おとはすが言っていたように、まさに新旧取り混ぜたセトリ。初めて聞いた「サマー・イズ・オーバー」がとても良かった。
アイドルであろうがなかろうと関係ない。良い音楽とグルーヴがあれば良い。
そんな事を感じた対バンだった。
※セトリはナタリーの記事より引用
01. フライデーナイト / 東京女子流
02. Attack Hyper Beat POP / 東京女子流
03. 好感度あげたい! / フィロソフィーのダンス
04. オプティミスティック・ラブ / フィロソフィーのダンス
05. Viva La 恋心 / 東京女子流
06. kissはあげない / 東京女子流
07. Partition Love / 東京女子流
08. サンフラワー / フィロソフィーのダンス
09. サマー・イズ・オーバー / フィロソフィーのダンス
10. ウォータープルーフ・ナイト / フィロソフィーのダンス
11. days ~キミだけがいない街~ / 東京女子流
12. ワ.ガ.マ.マ. - MURO's KG Remix / 東京女子流
13. コーナーカット・メモリーズ / 東京女子流
14. 誓い合ったんだってね、LOVE / フィロソフィーのダンス
15. すききらいアンチノミー / フィロソフィーのダンス
16. ベスト・フォー / フィロソフィーのダンス
これ、昨日公開されていたようだ。エンドロールで涙。