スピーカーから放たれた最初の一音を聞いた時、「これまでのTHE ORGANICSとは違う!」と即座に感じた。
ステージ上には、新メンバーの那流(なる)を加えた3人の姿。
オープニングに歌われたのは、このワンマンに先駆けて公開された新曲「ドープトーキョー」。
イントロのギター、リズム、ライム、サビのメロデイーライン、すべてが心地よい。那流さん(さすがに最初は緊張気味に見えた)のアルトの声も良い。
しかしライブでのこの曲、MVとは違って音がゴリゴリ来る。
フロアはほどよく埋まっている。
THE ORGANICSだけを見に来た人がこれだけいる事に軽い驚きと喜びを覚える。
連日にわたり渋谷のハチ公前で手売りチケットを売っていた彼女たち。そういう積み重ねも大事なんだなと感じさせられる。
中盤、これでもかと続く新曲の数々。*1
ギターやピアノの音が印象的に響く曲が、これまでのTHE ORGANICSになかった感じがする。
どちらかといえばモノトーンだった音色に彩りが加わり、新しい声が加わり、音圧も上がって、Chillだけではない、新しいTHE ORGANICSの姿を目の当たりに見せられた思い。*2
ライブが進むにつれ那流さんの表情も柔らくなる。その那流さんの肩に手を回す小麦姉さんの仕草も良い。ステージの前まで出て来てラップをキメる茉夏さん。
ステージから楽しさと熱気が伝わってくる。
踊りまくるわけでもなければコール&レスポンスがあるわけでもない。
ライブ中に茉夏さんが言っていたように、「他には真似のできないスタイル」を突き進むTHE ORGANICS。
メンバーも曲作りに加わったりして、今後の展開にも目が離せない(リリックに茉夏と小麦それぞれの特徴が出ているような気がする)。二人とも本当に音楽が好きなんだよね。
なんだかんだ言って、僕はここの2人(+1人)が大好きなんです。
このワンマンから約2週間後の5月8日(月)、THE ORGANICSの主催ライブに行った。ゴールデンウィーク中にもライブを重ねていた事もあり、新メンバーの那流さんもすっかり慣れて堂々としたステージを見せていた。
レパートリーが増えたから色々なセトリの組み方も可能になってきた。
これからのTHE ORGANICSにも期待しています。
4/25(火)THE ORGANICS 1st OnemanLive"トーキョードープシティ"@渋谷aube
— THE ORGANICS Chill&Jazzy HipHop Idol (@info_organics) 2023年4月25日
Moonbeams -SE-
ドープトーキョー
Bitter&Sweet
can't go back
grayscale
-SKIT-
明晰夢
lark
Chill The Sunset
Still in love
loop
トロイメライ
-SKIT-
day
蚊取線香
New Life
alive
Lv.1#orgセトリ pic.twitter.com/IdE817W6JA
改めましてTHE ORGANICS 1st OnemanLiveトーキョードープシティありがとうございました。
— THE ORGANICS Chill&Jazzy HipHop Idol (@info_organics) 2023年4月25日
披露させて頂いた新譜8曲、メンバーの想いが詰まった1枚なので沢山聴いて下さい。https://t.co/qL6gnPP3ON
ここからがスタートです。新たなTHE ORGANICSのサウンドを是非直接会場で聴いて下さい。 pic.twitter.com/k4gOj98qyM
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