チーボーのブログ

主にライブに行った記録(主現場はヌュアンス、グーグールル、まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、フィロソフィーのダンス、脇田もなり、一瞬しかない、など)

10/4(日)一瞬しかない @青山月見ル君想フ、10/11(日)一瞬しかない、開歌他@渋谷TSUTAYA O-nest

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主催のワンマンライブは、今年1月の銀海さんお披露目ライブ以来になるのだろうか。

まさに「待ちに待った」ライブだった。

 

ここ「月見ル君想フ」と、「一瞬しかない」の相性は抜群だ。

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ほんと、フォトジェニックなグループだ。

公演時間はちょうど1時間。カバーの2曲を含む全7曲が歌われた。

単独ライブはやはりいい。

新曲はいつ出来るのだろうか。新メンバーは決まるのだろうか。

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 「今日は有難うございました」は、フリルちゃんの直筆。

 

この日から主催ライブに限り、レギュレーションを大幅に変更した形で特典会も再開された。

<一瞬しかないの、新しい特典会様式>

 

いつ名前を呼ばれるかわからない独特の緊張感がある。

「病院の待合室みたい」なんて言う声も聞こえる。それは言える。

「〇〇さーん」

あ、あの人〇〇さんっていうのか。おかげで顔と名前が一致した方もいた。

 

日曜の夜は仕事があるのだけれども、これにはどうしても行きたい気持ちの方が強かった。

行って良かったと、本当に思う。*1

 

10/11(日)IDOL Pop'n Party @渋谷TSUTAYA O-nest

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会心ノ一撃」に続いて登場した「一瞬しかない」。

対バンに出ると、その特異性が一層際立つ。

MCにたっぷり時間をかけるから、歌われたのは「twinkle」「きっと君を好きになる」そして「今日を生きよう」の3曲だけ。

そのMC。学校をサボってプリクラを撮ってお母さんが呼び出しをくらった話から、石原さとみの結婚でオチをつけた銀海ちゃんの話が秀逸だった。

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 めいちゃんの、さりげない編み込みが素敵だった。 

 

最後に出てきた開歌。

座っていたお客が一斉に立ち上がる。

素晴らしい歌声とハーモニー。フォーメーションも見事。みんな表情がキラキラしていて眩しい。楽曲もどれも良い。

見たのは2回目だったけど、とても素晴らしいステージだった。

最後はこの曲「ポプラ」。この曲、大好きなんです。

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中学3年から大学1年までと若いメンバー。

ポニテの人の透明感のある歌声と笑顔が特に気になった。

後で、南雲咲良(なぐもさら)という名前だと判明した。

 

一瞬しかないの特典会は無し。

めいちゃん、銀海ちゃんの2人からの(フリルちゃんは学業のためひと足先に退出)、寸劇を交えた挨拶を聞いて帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:その代わり、この2週間後のnuanceのZepp横浜を断念する羽目になってしまった。でも、自分の選択だから悔いはない

LPを片っ端から聞いてみた17. BRAVE COMBO

 アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第17回目はアメリカの雑食音楽集団・ブレイヴ・コンボ

 

■Brave Combo/Humansville(1988年)

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1991年3月、渋谷クラブ・クアトロで見たブレイヴ・コンボのステージは、それはそれは楽しいものでした。

自分が見てきたライブの中でも、楽しさでは1983年のキッド・クレオール&ザ・ココナッツとこのブレイヴ・コンボが双璧をなしていて、自分の音楽観にも大きな影響を与えているように思います。もしかしたら、好きなアイドルにもそれが反映しているかもしれません。

まあ、ひと言でいえば「ポピュラーミュージックは楽しくてなんぼ」という事なのでしょうけど、そう言ってしまうと軽薄な感じがしてしまいますね。

でも、この楽しさの裏には、対象とする音楽(ブレイヴ・コンボでいえばポルカラテン音楽など)への深い知見と愛情、そしてそれを表現するための卓越した技術に裏打ちされているわけです。

 

実際、僕が彼らのライブを見て最初に感じたのは「上手いなあ」というものだでした。

ドラム以外の3人が、曲によって楽器を持ち替えながら繰り出されるめくりめく音の万華鏡。本当に楽しかったという感想しか思い出せません。

 

このアルバムは彼らが1988年に発表したもので、日本では2年ほど遅れて紹介されたのではなかったでしょうか。

当時はいわゆるワールドミュージックが盛り上がっていて、ちょうど3ムスタファズ3が注目されていた時期と重なります。

アルバム裏面の曲目リストに、SalsaやAmerican Folk SongやRhumbaやTwistなどと注釈がつけられています。彼らはポルカといういわば「忘れ去られた音楽」に光を当てたのですが、「American Polish Polka」とか「Tex Mex Polka」とか「Czech Polka」という記載に彼らのこだわりが感じられます。

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これはAmerican Polish Polka。

www.youtube.com

アルバムのラストはこれ。「エクソシスト」にも使われたチューブラー・ベルズ。

あのイントロから一転して調子っぱずれのサックスが鳴り出すのを聞いた時には、nuanceのミサキサンばりに腰が砕けてしまったものです。*1

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来日公演では、「Blue Mountains(青い山脈)」や「アキラのええじゃないか」のメドレーまで飛び出して、「ええじゃないか ええじゃないか」でえらく盛り上がった記憶があります。

ウェブサイトを見たら、今でも活動しているようです。

 

さて、次回はまた渋いところでBrinsley Schwarz。

Bがなかなか終わりません。

 

*1:わかる人にはわかる

9月のライブ記録(NaNoMoRaL、キスエク、一瞬しかない、サンダルテレフォン、Suzurihaほか)

9月は大阪遠征を含む10本でした。 

1日でSuzurihaを2現場回したり、白金高輪でPOMEROやサンダルテレフォンを見た後に町田へ駆けつけたり、nuanceに会いに大阪までとんぼ返りで行ったりと、仕事以上に忙しかった(それは大げさ)。

 

1.9/5(日)Lion net girl定期公演 (Lion net girl、Suzuriha他)@青山月見ル君想フ

 ⇒記事あり

 

2.9/11(金)Beat Happenninngi(XOXO EXTREME、NaNoMoRaL他)@渋谷CHELSEA HOTEL

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 大矢梨華子さんは、ギターとパーカッションがサポートに入ってのライブ。もちろん初見。前回のビーハプで主催の水口さんに「大矢さん良いですよ」と聞かされていたのだけど、実際良かった。

この曲が好きです。

ついでにこちらも。

www.youtube.com

キスエクはこの日も「フェニキスの涙」からスタート。

どこがとは言えないけど、やっぱり宮野弦士さんだなと思う。このライブ映像で途中まで見れるけど、これ大好きです。

www.youtube.com

途中から研修生として加入したばかりの真城奈央子さんが入る。この人、ツイッターのアカウントを見たら東大農学部在学中だって。ボーカルがパワフル。やっぱり3人と4人では迫力が違う。

twitter.com

「フェニキスの涙」のアナログEPを買って萌氏にサインをしてもらった。何気にキスエクとは初接触

 

NaNoMoRaLはいつも最高としか言いようがない。この盛り上がり。

 

The Mashは、ロックバンドらしいロックバンド。一見こわもて風だけどみんないい人っぽい感じ。ギターの人が、背面弾きやらダックウォークやら古典的な技を繰り出していたのが面白かった*1

 

3.9/12(土)La Festa Vol.6(Suzuriha、marble≠marble、Lion net girl)@渋谷La. mama⇒記事あり

4.9/12(土)『tam tam tam-3MAN×3LIVE』LIVE3.(Suzuriha、美味しい曖昧、NECRONOMIDL) @目黒鹿鳴館⇒記事あり

Suzurihaちゃんたちが大好きだ。

 

5.9/19(土)一瞬しかない(東京アイドル劇場)@水道橋YMCAスペースYホール

 開場 17:15 開演 17:30 全席指定2,000円

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この日の前日、喫茶めいちゃんの2回目となるドラム配信が行われた。なんでも弟さんがドラムをやっていて、何かのコンクールで入賞したほどの腕前らしいです。僕もめいちゃんみたいなお姉さんがほしい。

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 照明が光ってしまって良い写真が撮れなかった。 

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なんにしても、一瞬しかないが好き。それは3人になってしまっても変わらない。

フリルちゃんが髪につけていた青いリボンがとても新鮮だった。

この日も特典会はなく、終演後の挨拶のみ。これがまた彼女たちらしい。

めいちゃんが、「会えなかったり直接お話できなかったりする日々が続いているけど、かえって距離は近くなっている気がする」という意味の事を言っていたのも印象的。通販のあなたチェキが文通みたいだものね。

 

水道橋に来たので、立ち飲みで一杯。ハムカツとレンコン天ぷら。ここでライブがある時にはまた来よう。

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6.9/21(月・祝)白金高輪横丁祭 其の壱(POMERO、サンダルテレフォン他) @白金高輪SELENE b2

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POMEROにサンダルテレフォン、それに三十六房に出ていて気になっていたSW!CHが出演とあれば駆けつけるしかない。

POMEROも良かったし初めて見たNELNも面白かったしSW!CHも迫力があったけど、それにしてもサンダルテレフォンの圧倒的な楽しさとクオリティ。前日にワンマンを昼夜2公演こなしているというのに、疲れた素振りなんかまったく見せない。

エリちゃんなんか前夜に明日は筋肉痛だってツイートしていたのに、一晩寝たら治ったってさ。若いって素晴らしい。

「筋肉痛って書いちゃお。あれ、合ってるかな?」

もうなんでもありです。

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朱音ちゃんも名前を覚えてくれていたし、まいちゃんはまいちゃんだし。

 

白金のサイゼリアで昼ご飯食べて(本当にこのあたりは適当なお店が無い)、町田へ向かう。

 

7.9/21(月・祝)まちだガールズ・クワイア @町田市民ホール

 ⇒記事あり

 

8.9/22(火・祝)サンダルテレフォン@原宿ラドン

1st ワンマンライブ アフターパーティー 「フロント・ライン」Day ver

12:30開場 13:00開演 2,500円+D600円

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 20日のワンマンには行けなかったのに(チケット取るのをしくじった)、いや行けなかったからこそ、アフターパーティーに参加。

場所は原宿の路地裏にあるライブレストラン。

「ワンダーランド」を皮切りに、まず4曲。ステージはさほど広くないのに普段のライブと同じパフォーマンス。

それから着替え。

ドレスアップして出てきた4人の姿にため息が漏れる。

まいちゃんはミニのワンピース。気取らない女王様感が半端ない。

エリちゃんは、白いリボンと透けた袖がポイント。編み込みした髪も素敵。

朱音ちゃんは全身から可愛いオーラを発散。

ナッちゃんだけはベージュのブラウス。ラメが輝くシルバーのハイヒールがおしゃれ。

この格好で、椅子に座って歌う。曲の良さがじーんと伝わってくる。

「真夏の匂い」でのBメロのハモリもよく聞こえてきた。いやあ素晴らしい。

最後の「Shape the Future」の歌詞で、またじーんとさせられる。

ライブは少ししかやらないのかと思っていたら、結局8曲やってくれた。

ビンゴでは、まいちゃんから直接笑顔のプレゼント。

特典会では、初めてナッちゃんに挨拶。そんな事してるからますます沼にはまるんだよね。

ランチェキも4枚買ってしまった。

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今月15日には、ここでまた初の定期公演が行われるとの事で、こちらも購入済み。

 

9.9/26(土)ao studio presents 『The Fruits(Suzuriha、川上きらら、SUMMER ROCKET) @六本木Varit

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 2週間ぶりのSuzurihaは、見るたびに成長が感じられるのが嬉しい。

かなえちゃんの動きがとても大きくダイナミックに見えた。

「illuminations」でニコニコが止まらないミウちゃんをみているとニコニコが伝染する。

ハルちゃんの歌姫ぶりにハンナちゃんの踊りっぷり、みんな個性が前面に出てくるようになってきたと感じました。

10月25日に披露されるという新曲が楽しみ。

 

川上きららは初めて。

まだ16歳、もうすぐ17歳。第一印象は大人っぽいなと思ったけど、MCでの姿を見ていると、ああ16歳だと思う。

80年代アイドルみたいな歌い方。だけど変な癖はなく、こねくり回している感じもしない。なかなか良かった。逸材ですね。

www.youtube.com

www.youtube.com

20人限定のライブだったけど、過半数の人がSuzurihaの物販に来ていたみたい。この調子でどんどんファンが増えると良いですね。

この日からランチェキも販売。

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夜中に帰って、翌日朝の新幹線に乗って大阪へ向かう。

 

10.9/27(日)代代代主催「TWO IDOLS IN A ROOM」@梅田クラブクアトロ

 ⇒記事あり

 

ライブではないが、9月は音楽関係の映画を2本見た。

ひとつはPerfume

もうひとつはこれ。

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それぞれ言及していると長くなるので、コメントは割愛します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:こんな事書くと怒られそう。

9/27(日)代代代、nuance @梅田クラブクアトロ

代代代主催「TWO IDOLS IN A ROOM」supported by エクストロメ!!

開場 11:00 開演 12:00 3,000円+D600円

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このライブのためだけに大阪に行った。

どれだけnuanceのライブに飢えていたか、という事です。多分そういう事。

 

SEの「おかえり」「ただいま」を聞いて、「ああ、帰って来たんだな」と思う。*1

 

赤茶色の落ち着いた衣装(これいいよね)を着た4人が登場、「sekisyo」のイントロが流れる。 

4人の声がいい。特にラップパートの珠理ちゃんが良い。

「否応無し待った無し」と言われると本当にそんな気がするし、「それでもよし 心配なし」と言われると「よし!」と思う。

冒頭の「sekisyo」を含めて新作アルバムから4曲が披露される。この「brownie」からの新曲がnuanceワールド全開で、振り付けも含めて本当にどれも素晴らしい。

「悲しみダンス」のエンディング近くでのミサキサンダンス、良かったなあ。60点なんてとんでもないですよ。*2

 

「初恋ペダル」もめちゃくちゃ良かった。自転車を漕ぐような振り付けも楽しい。

「赤い自転車 黄昏色の道」歌いだしの所のわかちゃんの声がいいんですよね。

笑いながら泣きそうになってしまうのはどうしてだろうか。おっさんはこんなど真ん中の青春ソングに弱い。

「タイムマジックロンリー」、声は出せないけど盛り上がった。楽しい。

爆音の中の静寂、「雨粒」はひたすら美しい。

 

最後に椅子をステージに運んでくるメンバー(珠理ちゃんだったかな)。

「今日は椅子が無いと思ったでしょ」と、ミサキサン。

最後に「ミライサーカス」をやるのかな思ったら、「8月のネイビー」だった。

椅子に座って歌い始める4人。

ずっと座ったままなのかと思っていたら、途中から振り付けも入る。

椅子に上ったり椅子から下りたり、曲調はゆったりしているのに動きは結構忙しい。

曲の終盤あたり、みおちゃんの踊りがとても綺麗だった。

もしかしたら、ミサキサンはこの時に足をくじいてしまったのかも知れない。

 自分にとってなんと3月10日のワンマン以来となってしまったnuanceだけど、やっぱりnuanceのライブは特別だなと感じた。

みんな良い表情をしていたな。

ダンスもキレキレで揃っているし、何よりもメリハリがある。いつの間にこんなに踊れるグループになったのでしょうか。

定番曲の「セツナシンドローム」も「ミライサーカス」も「sanzan」もやらなかったけれども不満はない。持ち曲が増えるってこういう事なんですね。

 昨年末ごろから気になっていた音響も、この日は全く問題なかった。低音はびんびん響いてくるけれども、音が割れるような事はなく、バランスが見事だったと思う。

 

濃厚な、でも甘すぎず、ほろ苦さも感じられる極上なチョコレートケーキを味わったような、そんなライブでした。

 

SE home  M1 sekisyo  M2 i know power  M3 サーカスの来ない街  M4 悲しみダンス  M5 tomodachi  M6 which 's witch  M7 初恋ペダル  M8 タイムマジックロンリー  M9 雨粒  M10 8月のネイビー

 

代代代も楽しかった。*3

特典会は場所を変えて近くのライブハウスで行われた。そちらも盛況でした。

 

その後、連番した関西の方(お会いしたのは昨年6月の大阪ワンマン以来)と、串揚げにタコ焼き。

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 日曜夜は仕事があるので、そそくさと帰りの新幹線に飛び乗りました。

行ってしまうと楽しいけれども、もうこんな無茶はしません(できません)。

 

「brownie」、ほんとに良いです。

www.youtube.com

 

 

*1:その間、新しい港に停泊したりしていましたけれども。

*2:先日FMヨコハマに出演した際、ミサキサンはダンスが苦手だという話から、わかちゃんがミサキサンのダンスを60点と絶妙な評価をくだした事があった。

*3:正直なところ、あまり好きな音楽ではないけれども。

LPを片っ端から聞いてみた17.Brand X

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第17回目はイギリスの超バカテク・インストルメンタル・グループ、Brand X。

 

■Brand X/LIVESTOCK(1977年)

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このジャケットはヒプノシス

わかる。*1

 

今回はひと言。

ストイック。

以上。

 

いちおう説明しておくと、Band Xは1975年に結成されたイギリスのインストルメンタルバンド。

ジャズでもない、プログレでもない、フュージョンでもない。

強いていえばフュージョン色が強いかもしれないが、甘ったるいところが一切なく、凡百のフュージョンよりもタイトでリズミカル(フュージョンについてはほとんど聞いていないので偉そうな事は言えませんが)。

 

このアルバムの時点でのメンバーは次の通り。

ジョン・グッドサル(ギター)
パーシー・ジョーンズ(ベース)

ロビン・ラムリー(キーボード)
モーリス・パート(パーカッション)
フィル・コリンズ(ドラム/5曲中3曲)

ケンウッド・デナー(ドラム/5曲中2曲)

 

フィル・コリンズ以外のメンバーは僕もよく知らないけど、みんなめっちゃ上手い。

(念のため言っておきますが、フィル・コリンズってあのフィル・コリンズですが、めちゃくちゃ上手いドラマーだったんですよ)

このアルバムはライブ音源なのだけど、本当にライブなの?と思うくらい。

ものすごい演奏を、当たり前のようにさらっとやってのける。

「どうだ、俺たちすげえだろ」とか、「盛り上がるぞ!ついて来い!」みたいな感じが一切ない。

そんなところが「ストイックだな」と感じる次第。

でも、B面ラスト、「MALAGA VIRGEN」でのベースとドラムのぶつかり合いは凄まじい。

クールなようでいて、じわじわと熱くなる。

そんなアルバムでした。

 www.youtube.com

さて次回は大好きなBrave Combo。楽しいよ。

*1:最近nuanceのわかちゃんが頻繁にブログを更新しているのでついこのフレーズが出てしまう。わかる人にはわかる

9/21(月・祝)まちだガールズ・クワイア@町田市民ホール

町ガ 5th アニバーサリー 『5! GO! クワイアガール』

16:00 開場/ 16:30 開演  全席指定4,400円 

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今年の7月に結成5周年を迎えたまちだガールズ・クワイアが、再び町田市民ホールに帰って来た。

とはいえこのコロナ禍の中、前回は800人を超える集客があったのに今回は250名の限定発売。内容も普通のワンマンとはだいぶ違うものになっていたけれども、その分貴重な体験もできた。

「ああ、やっぱり町ガって良いなあ」と実感したコンサートだった。

 

新型コロナウイルス感染拡大の防止対策をメンバーが呼び掛けるチラシが良い。特に、ドアノブを消毒しているあいねちゃんの表情。悪戯をしているように見えてしまうのはどうしてだろうか。

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プログラムは3部構成で進行する。

第一部はMVの公開収録、第二部はプレミアム撮影券を購入したお客さんによる撮影コーナー、そして第三部は通常のライブ。

印象に残っている事を、かいつまんで書いていきます。メモを取っていたわけではないので正確ではありませんが、ご容赦ください。

 

HTTWのストライプ衣装で登場してきた7人のメンバー、「GO! GO! クワイア・ガール」を歌った後、第一部のMV撮影が始まる。

衣装を変えながら全部で6曲、曲によってマイクなしだったり生歌だったり。一発勝負だからメンバーにも緊張が走る。

ひより「歌詞間違えられないね」

あいね「それはいつも同じだよ」

見ている我々も、監督が「カット」と言うまで拍手もできない。ただただ、撮影風景をみつめるのみ。

でも、だからこそ町ガの生歌の素晴らしさをじっくり味わえた気がする。

そして、振り付けの面白さ。

なかでも「Ready Steady Go!」は楽しいなあ。特にサビの「意地悪なクラクションも 特別なハプニング」、「壊れてる自転車も 気の利いたハプニング」で、2人ずつ向き合ってわちゃわちゃするところ。これを考えたあいねちゃんは天才じゃないだろうか。

ここでMoonbase衣装に着替えたんでしたっけ?

「Ice Nine」と「Satellite watch」も素晴らしかった。

またまた着替えてからの(ここで新衣装でしたでしょうか?記憶が曖昧)「スターパレード」。

もえりんとほのかちゃんが歌っている後ろで、体を左右に揺らす残りのメンバーたち。あいねちゃんの揺れ方がひときわ大きくて、歌を聞いていると涙が出そうなんだけど、あいねちゃんを見ているとニコニコしてしまって、感情がコントロールできなくなる。

MCの時に、「ここでどれくらい揺れたらいいか」を一番話し合ったと言っていましたっけ。

しかし、もえりんの凛とした歌声に、ほのかちゃんの柔らかい歌声が重なって生まれるハーモニーは、優しく、力強く、聞き手を包み込む。ここは至福の時間でした。

最後に「はるかぜリップ」を撮影して終了。

曲によっては2カット撮影したこともあり、ここまでで開演から約2時間が経過。正直、ちょっと長かったかなという気はしたかな。見ている方も緊張してしまいましたしね。

でも、カメラ3台による撮影風景を目の当たりにできたというのは貴重な体験。

「こんなにちゃんとMVを撮影したのは初めて」

「これまでは海岸でスマホで撮影したのを後で編集したのばかりだったから」(←サマーレインのことか)

と、メンバーも言っていました。

 

メンバーが着替え中に、プロデューサーの佐々木良さんと石田ショーキチさんも出てきて、MCのサトミツさんとトークを繰り広げる。これも面白かった。

良さんは、5周年に対しても町ガのメンバーはドライだという話から、

「普通は、『皆さんのおかげで…ここまで…やってこられました(涙)』みたいになるじゃないですか」と言って、会場を笑わせる。

それについてショーキチさんは、「彼女たちは到達点というよりも、ひとつの通過点としか思ってないんじゃないかな」と言っていた。これ、着替え終わって出てきたメンバー(確かえりかちゃん)に、「ショーキチいい事言ってた」と褒められていたのもおかしかった。通過点って確かにその通りで、なんて言ったって目標は銀河進出ですからね。

ここでサトミツさんが、「ショーキチって呼び捨てにされていますけど、これはどうしてなんですか?」と聞くと、「僕は社長じゃないですか。普通、自分の所の社長を『社長さん』とは呼ばないでしょ。だから名前だけでいいと。」と答えるショーキチさん。

でも、社長に言われても、普通呼び捨てには出来ませんよね。気兼ねなく呼べるというのは、長年の信頼関係の表れなのだろうと思います。

それから、このライブがこういう形になった事についてはこんな事も。

「前回は880人入れても経費を引くと20万くらいしか残らなかった。今回は300人でどうやっても赤字じゃないですか。でも延期や中止にしたくはないので、どうやったら開催できるかを色々考えた結果、5周年記念のMVをここで撮ってしまおうという事になった。そうすればスタジオ代は他にかからないし、お客さんにも楽しんでもらえるのではないかと思って。」

ホント、ナイスアイデアだと思います。

 

第二部は、今度はお客さんによるMV撮影という、これも前代未聞の試み。

あらかじめプレミアム撮影券を購入した人が、舞台下とステージ上の両側でずらっとカメラを構える。その数約20人。

自分はカメラは全然ダメなので応募しませんでしたが。

曲は「恋するポルカドットポルカ」。

ワンカット撮った後、撮影者が場所を変えてもうワンテイク。

メンバーは、撮影する人にひとりずつ笑顔を振りまきながら歌う。あ、あんな至近距離で・・・(いいなあ)。

「指を向けたら他のメンバーを撮ってた」なんて誰か言っていましたが(笑)。

撮影された素材は、撮影した方々から集めて編集してMVに仕上げるそうです。

 

さあ、転換・喚起をはさんで、いよいよライブコーナーが始まる。

この時すでに時間は19時。終演予定が19時半頃の予定だったから、あまり時間がない。でも心配ご無用、ぎゅっと凝縮された中身の濃いライブだった。

 

新しい衣装は、本来4月のワンマンで披露する予定だったもので、手掛けたのはLiLii Kaonaやキスエク、Suzurihaなどの衣装も製作している天神さん。白ベースの、町ガらしい衣装だった(具体的にどうとかは覚えていませんが)。

 

まず、あのイントロに乗せて、いつものこの曲から。

www.youtube.com

1.Moonbase

2.恋のディスタンス

3.涙のサンディ

まず、一気に3曲。

MCのあと、「声は出せないけど一緒に盛り上がれる曲です」からの、

4.恋がうまれるまちだから

5.Winter Love

「Winter Love」、良かったなあ。

そしてついに、昨年4月にここ市民ホールでバンドをバックに歌われたこの曲を、振り付きで初披露。 

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「5部構成になっているんですけど、それぞれのパートをメンバーが手分けして振り付けしました。誰がどこを担当したか、想像しながら楽しんでください」との事。

この構成力。

歌だけでも素晴らしいのに、本当に見事なものでした。

前半のミュージカルっぽいところはぴよちゃん、中盤のロックっぽいところはあいねちゃんかなあ、なんて思いましたけど、実際どうなんでしょう。

ぴよちゃん、英語の発音も良いですね。

しかしね、これを振り付きの生歌で歌っちゃうんですから、町ガはどこも真似できないような境地に達していますよね。

「銀河ステーション」へ繋がる所、めちゃくちゃかっこよかった。

最後は、「支える手」をじっくりと。

6.Bohemian Rhapsody

7.銀河ステーション

8.支える手

(アンコール)

9.さらば

最後は、観客も立ち上がって一緒に踊る。最高に楽しい。

 

オリジナルアルバムとしては3年前の「Hellow to the world」以来となるアルバムの発売も発表された。そろそろアルバムが欲しいと思っていたから、これは本当に嬉しい。詳細は不明ながら、楽しみに待っています。

 

終演後、みんなアンケートに感想を一生懸命書いているのも、とても良い光景だと思う。

そりゃ町ガの姿を見ていれば、そういう気持ちにさせられるよね。

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終わったのは8時近く。

市民ホールから町田駅に歩く道すがら、頬に当たる風がとても気持ち良かった。

 

 

LPを片っ端から聞いてみた16.Lester Bowie

だいぶ間が開いてしまいました。

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第16回目はトランペット奏者のレスター・ボウイ

 

■Lester Bowie/The Great Pretender(1981年)

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どうしてこのアルバムを買おうと思ったのでしょうね。

おそらく現在進行形のジャズを聴いてみたいと思っていて、アート・アンサンブル・オブ・シカゴに少し関心があったので、ちょうどそこの中心人物がソロアルバムを出したから、というところだと思う。

「グレイト・プリテンダー」はプラターズで知っていたから、何となく親しみやすそうというのもあったかもしれない。

当時の自分は、とにかく色んな音楽を聞いてみようという気持ちはあったという事なのでしょう。

 

今回、本当に久しぶりに聞きましたが、親しみやすさと混沌としたところが混じり合っている、なかなか厄介なアルバムでした。10回ぐらい聞き返して、ようやく掴めてきたような気がします。おそらく、購入した時以上に聞き返したんじゃないかな。

 

アルバムのクレジットを見ていたら、「The Great Pretender」のコーラスにファンテラ・バスの名前を見つけて驚いた。

歌っていると言っても、「うーうー」という所のコーラスだけですけれども。

当時レスターとは夫婦で、アート・アンサンブル・オブ・シカゴとの共演盤もあったのですね。知らなかった。

フォンテラ・バスといえばこの曲。

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そのタイトル曲「The Great Pretender」は、目まぐるしい展開に16分強という長さを感じません。導入部で焦らされ、主旋律に入ったかと思うと一転して繰り広げられるアドリブがスリリング。

続く「Howdy Doody Time」は遊び心があって楽しい。

アルバムの中ではファンキーなこれが一番好きかな。後半にかけてリズムが爆発する。レスターのトランペットも自在に歌う感じ。

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B面の後半になるとフリージャズっぱいフリーキーさが増して、ぼうっと聞いている自分は置いていかれてしまう。

 

Lester Bowieは、後のBrass Fantasyという4人のトランペット奏者を擁したユニット(?)のもなかなか面白かったです(YouTubeで聞きました)。

このアルバムも、「LPを片っ端から〜」シリーズを書こうと思わなかったら、おそらく2度と聞いていなかったと思います。なんか修行しているみたいな感じもありますね。

 

さて、次回もインストものが続きますが、またまたガラッと変わってBrandX。