nuanceみお生誕祭「十八」
開場 11:30 開演 12:00 1,800円+ドリンク代600円
出演:nuance/カニカマ
平成最後の日に、現場3か所回しを敢行した。
最初は横浜のヌュアンスみおちゃん18歳の生誕祭へ。
まず、わかとみおによる「カニカマ」の登場。
わか「カニでーす」
みお「カマでーす」
2人「カニカマでーす」
なんだ、このユルさは。2人とも、なんかふにゃふにゃしている。
わか「今日は、カニカマのワンマンライブに来ていただきありがとうございます。それでは歌います」
みお「前髪」
なんと、アイドルネッサンスのあの「前髪」を。
「決まらない前髪を また風が乱してゆく いつまでも私たちきっと 決まることなんてないんだろう」
みおちゃんが歌うと、リアリティがあってぐっと迫ってくる。
いやー、良かった。
「ありがとうございます。次が最後の曲です。夢日和」
tipToe.の曲。これは、まあ当然といえば当然。
ヌューメンにとってもお馴染みの曲だけあって、コールに振りコピと、たいそう盛り上がりました。
みおちゃんも、にこにこしながら歌う。
しかし、ゆるい。緩すぎる。そして、楽しすぎる。
これが、5日前のワンマンであんなにスタイリッシュでストイックなパフォーマンスを見せたグループのメンバーなのか。エモカワ担当と、キレカワ担当なのか。
ほっこりとしたところで、恒例の、いやサプライズの(笑)ケーキが登場。
「えー、これ何だろう?」みたいな茶番のあと、箱を開けたらあらびっくり!中には大きなケーキ。ろうそくを2本立てて火が点けられて、それをみおちゃんが吹き消す。
会場全員で「ハッピーバースデー」を歌う。
抱負を、とマイクを向けられて固まってしまう姿は1年前と同じ。
珠理ちゃんが助け舟を出すのも、1年前に見た光景。
「がんばります」と小さくひと言。
ライブの際の自己紹介でも、4人目の最後に消えそうな声で「みおです。お願いします」と言って「みおちゃーん」というお客の声に笑って照れてしまうしまうような、そんなみおちゃん。「よろしく」を入れないのが、みおちゃん流。
でも、ダンスが綺麗で、とてもステージ映えするうえに、歌声もどんどん力強くなっている。
特に、「ナナイロナミダ」の「光に満ちた未来をきっと 手にして見せるさ」の所なんか、この間のリリイベの時に聞いて驚いたもの。
「ミライサーカス」での煽りも好き。
ヌュアンスのライブは、みおによるセトリ。
1.タイムマジックロンリー
2.ナナイロナミダ
3.ミライサーカス
4.サーカスの来ない街
5.セツナシンドローム
6.wish
7.シャララ シャララ
8.cosmo
頭の方に「タイムマジックロンリー」と「ミライサーカス」をやってしまって最後どうするんだろうと思ったけど、「cosmo」で終わるとは。ワンマンの時は、興奮してよく覚えていなかったので、今回改めて見れて良かった。
「回れ回れ」の所で、事前に配られたサイリウムを回すオタクたち。
それにしても、この曲も変わった曲だ。「セツナシンドローム」「ミライサーカス」「タイムマジックロンリー」、そして「cosmo」。佐藤嘉風さん、どんなセンスをしているのだろう。どこからこんな曲の着想を得るのだろう。横浜からインスピレーションされているのはわかりますよ。それにしても、そこからこんな曲を作ってしまうのだから。この人の作る曲、そしてサウンドの色合いが、ヌュアンスをヌュアンス足らしめていると思う。
終演後は、各自「自己責任」でケーキを取り分け、おすそ分けをいただく。さすがに口に入るのはほんのひと切れだけど、幸せな気持ちになるよね。
特典会の時、「みおちゃんがカニだと思ってた」と言ったら、「私もカニの方が良かった」と言っていました。
出番直前に、楽屋で決めたらしいけど、そんなところもこの2人らしいなと思った。
自分が初めてヌュアンスに行ったのが、ちょうど一年前の定期公演「ヌュマ」だった。その時も、みおちゃんの誕生日を祝ってケーキを食べたもの。あれから一年、あの時ヌュアンスを見つけて良かった、追い続けて良かった。改めてそう思う。取り巻く環境が変わっても、このユルさを持ち続けているところも大好き。
この後、新宿でグーグールルのリリイベ、そして夜は吉祥寺でフィロソフィーのダンスを見に行くのですが、それはまた別稿に。(←まとめて一本の記事にするつもりだったのだけど力尽きた)
未提出のレポートがたまっていく気分。