チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

7月のライブ記録①(NaNoMoRaL、町ガ、Suzuriha ほか)

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。

あの緊急事態宣言は何だったんだろう?

経済活動をストップさせてまで国民みんなが自粛して感染を抑えていた時期に、政府は何をやっていたのだろう?

第2波に備えて病院を確保するとか、誰でも検査を受けられるようにするとか、いくらでもやる事はあったじゃないか。

この国のリーダーたちの無責任さ、無能さには怒りが沸々と煮えたぎってくるけれども、それはさておき。

 

感染症対策を行いながら、少しずつライブも再開された7月。

7月11日のサワソニキャンプを皮切りに昨日24日までの14日間で6ライブ。

NaNoMoRaLとサンダルテレフォンを3回ずつ。

そして、何といってもSuzuriha(スズリハ)との思いがけない出会い。

やっぱり現場なんだよと思い知らされたコロナ明けでした。

 

1.7/11(土)サワソニキャンプ@西多摩郡おおばキャンプ村⇒記事あり

 

2.7/18(土) Beat Happening!絶対的夏感覚!@渋谷STAR LOUNGE

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町ガ以外は1週間前にサワソニで見た面々。その時来ていたオタクの姿もちらほら。

 

サマロケは5か月ぶりに見たら3人になっていた。それでも変わらず楽しいステージ。

キスエクは1曲目に新曲の「フェニキスの涙」。これ好き。このイントロ、聞いたことのあるような気がするのだけど何かへのオマージュなのだろうか。プログレやハードロックには疎いので全くわからない。

宮野弦士さんの新境地。フィロのスのチームから宮野さんが離れてしまったことは残念でならないが(ヤマモトショウさんまでも!)、宮野さん自身は活動の幅を広げていくのだろうと思う。

セトリを時間いっぱいに詰め込んで、気合十分迫力十分のキスエクでした。

 

NaNoMoRaLは、最初の「春になる」で胸熱になる。この曲、自粛期間中のアンセムみたいになったよね。来年の春はどうなっているのでしょうか。

「たりらでたりら」と「アンサーソング」は、やっと生で聞けた。

「たりらでたりら」の、「うさぎでもかめでもない 生き方が無数にあるさ」という歌詞が大好き。

「ハジマル」も「サーチライト」もやらなかったけど大満足のNaNoMoRaLでした。

最後の方だったか、「町ガさん、5周年おめでとうございます。これからも一緒に戦っていきましょう!」という未來ちゃんの叫びに、泣きそうになった。

 

町ガは、先日5周年を迎えたこともあり、持ち時間が他のグループより5分多い35分。水口さんの粋な計らいですね。

しかしね、5年という月日は重い。

僕が初めて町ガを見たのは2016年12月のタワーレコード町田店、すでに結成から1年5か月を経過した頃だった。その時に良いと思ったから見続けているのだけど、正直こんな凄いグループになるとは思っていなかったですね。どこにも真似できない、どこもやっていないような事をさらりとやってしまう。どれだけ真摯に歌に取り組んできたのだろうと考えてしまう。

そんな事より何より、町ガのステージはとにかく楽しい。それが一番なんですけどね。

これからも、息の長いグループになってほしいと願っています。

 

町ガのステージが終わった所で、5周年をお祝いしてこの日の出演者全員がステージに揃う。代表して未來ちゃんから町ガに花束が贈られる。

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そして更に、12日に誕生日だった未來ちゃんにもおめでとうの花束が。

未來ちゃん「えー、聞いてないよ」。

花束を手渡したのは、この日ライブを見に来ていた元ねごとのさやさんだったそうだ。

 NaNoMoRaLの未來ちゃん、優しいね。

 気心の知れた仲の良い4グループが集まったビーハプ、それぞれ気合の入った素晴らしい対バンでした。

 

NaNoMoRaLの未來ちゃんに、ミニトマトの発芽状況を報告した後、町ガの物販へ。

チェキはビニールシート越し。距離感が掴めなくて、ほとんどビニールにくっつくくらいまで近寄ってしまった。後でチェキを見たら我ながらキモかった。反省しています。

※種を蒔いてから7日後のミニトマト

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3.7/19(日)LiLii Kaona 主催 Surrounded by Organica@青山月見ル君想フ
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会場は50人限定。立ち位置に目印が付いていて、密集しないように配慮されている。コールもNG。

コロナ対策のためでしょう、月見ル君想フは改装されてレイアウトが変わっている。設備投資もかかっただろうに、ライブハウスも生き残りに必死だ。

この日も、Suzuriha以外は11日のサワソニ出演者。

 

そのSuzurihaは、この日がデビューのライブとの事。

普段、あまり予習をしないでライブに臨むことが多い自分。

大概は「ああ、いいじゃない」くらいの感想を持つことが多いのですが、時々「ここ、めっちゃ良いじゃん」と、ぐさぐさ刺さってくる事がある。*1

この日のSuzurihaが、まさにそれでした。

チェックの2ピースの衣装で登場。この時点でかなり好印象(RYUTistにこんな衣装なかったですかね)。

そして、曲が始まる。

「ちょっと、すごい良くない?」。

歌も踊りも、これが初めてのステージとは思えない完成度。そして、この初々しさ。

タイプの違う曲が続き、最後に「illuminations」。

サビで一緒に手を振る所があったり、落ちサビでケチャがあったりと、王道アイドルソングの趣き。でも、よく聞くととても複雑な作りになっている。それを、デビューステージできちんと表現できる。ものすごくしっかりと準備してきたのだろうなと思わせられた。

いやー、楽しかった。

これはCDを買いに行かなきゃと思った。

※後でわかったこと

・プロデューサーは、LiLii Kaonaを手掛ける三嶋さん。楽曲も三嶋さん。

・振り付けはリーダーのハンナさん。この人、以前はUmihotalという2人組ユニットのダンス担当として静岡を拠点に活動していた様子。

 

オモテカホちゃんは顔が小さいね。

最新シングルが7月20日付のシングルチャートで9位にランクインしたそうです。

オリコンのチャート自体、かつてのような意味が薄れてきているとはいえ、これはかなりの快挙ではないでしょうか。

これはいかにもSAWAさん節、思わず口ずさみたくなるような曲。

www.youtube.com

SAWAさんは、「KeepOn」を歌ってくれたのが自分としては嬉しかった。

Chelipを思い出しました。

 

NaNoMoRaLはいつも最高。

「エンドレスでした」を久々に聞けたのと、「子どもでいてね」でじーんとしたのと、この日の「唖然呆然」がいつになく心に迫って来た事が印象に残っている。

本当に、何度も見てきている「唖然呆然」が、どうしてこの日は特別に聞こえたのだろう?

最後の「サーチライト」はコールなし、ジャンプなし。でも楽しさは変わらなかった。

 主催のLiLii Kaonaは、いつも通り、息をのむほどの素晴らしいステージ。

最近の曲は結構ダンサブルでリズムが強調されたものが多いような気がする(そんな事ないのかな)。

7月10日が誕生日だったYUUKAさんへのサプライズとして、KOYUKIさんによるHAPPY BIRTHDAYのアカペラや手紙の朗読があったりと、とても楽しいライブだった。

 

終演後、まずはNaNoMoRaLの物販へ。

未來ちゃんと「毎日きてるね」「そんな事ないよ」みたいなやり取りの後、SuzurihaのCDを購入する。
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 もう、今年の楽曲大賞はこれで決まりだと思っている。それくらい良くて繰り返し聞いている。

なんていい曲なんだ!*2

www.youtube.com

NaNoMoRaLの未來ちゃん、優しいね。

 

力尽きたので、以下のライブは次回に回します。

サンダルテレフォンと、2度目のSuzurihaがメインになります。

4.7/21(火)Beat Happening! SWEET SOUL MUSIC! @渋谷CHELSEA HOTEL

5.7/24(金・祝)tres vol.3 @大塚Hearts+

6.7/24(金)サンダルテレフォン リリース イベント@秋葉原エンタバアキバ

 

 

 

 

 

*1:最近では、一瞬しかないがその事例

*2:自分にとって曲が良いというのは、ただ楽曲が良くできているという事だけではなく、それを表現する歌い手さんやグループまでひっくるめての事だと考えています