『Beat Happening! 夢の中でしか。2マンライブ。』
開演時間は18時。
まともに定時に仕事を終えてから向かっても、下北沢に着くのは早くても7時過ぎになってしまう。この日は、夕方に都内の得意先に行く用事を作り、そこから直帰する段取りをつけて臨んだ。
パセリちゃんが憧れ尊敬する知久さん(たま、パスカルズの人)とのツーマン。これは、3周年を迎えたNaNoMoRaLへの、主催の水口さんからの粋なプレゼント。
どうしても、頭から見たかった。
開演時間、ステージに出てきたパセリちゃんのひとこと。
「今日は座って見ていただけると素敵なライブになると思います」
ぼくは基本的にはスタンディングで見たい派なのですが、この日は着席で正解だったと思います。NaNoMoRaLの2人の動きや表情をよく見る事ができた。
少し緊張した様子のパセリちゃん。それを、ニコニコと温かく見守る未來ちゃん。
「皆さんも緊張しないでください」
この日の未来ちゃんには母性のようなものさえ感じてしまった。
「たりらでたりら」の歌いだしは、パセリちゃん。
「唖然呆然」の落ちサビも、パセリちゃん。
「うさぎでもかめでもない 生き方が無数にあるさ」
「幸せで死にそうだ」
落ち着いて聞いていたせいか、いつも以上に歌詞が胸に突き刺さってくる。
「ああ 涙は笑って乾かすんだよ 嘘も本当も全部 通過して」
知久さんは小さなギターを持って登場。
ハーモニカを吹きながらの弾き語りが耳に心地よい。あまりの心地よさに、途中でうとうとしかけてしまった。
未來ちゃんにサインしてもらったハーモニカ、もっとちゃんと吹こうと思いました。
終盤では何とNaNoMoRaLとのコラボまで。曲は「いたわさ」と「いちょうの樹の下で
」。
楽曲の世界観が、NaNoMoRaLと共通したものを感じる。というよりも、いかにパセリちゃんが知久さんから影響を受けているか、という事なのでしょう。
ステージから去り際に、「じゃあね」と手を振る未來ちゃん。
「じゃあね」と答える知久さん。良い光景だな…素敵だ。
昨年、ジョニー大蔵大臣が主催するライブに出演するはずだった両者。
そのライブのチラシを、未來ちゃんが行く先々のライブハウスで配っていたという話を聞いて、かつてバンドをやっていた時に同じように一生懸命チラシを配っていた事を思い出したという知久さん。*1
「いい子だなと思った」。
そうなんですよね、そういう人なんですよ、雨宮未來という人は。
GW明けの平日、無理してやりくりして駆けつけたライブではあったけれども、本当に行って良かった、この場に立ち会えて良かったと思いました。
特典会の時、ずっと嬉しそうにしていたパセリちゃんの姿を見ていたら、その気持ちがこちらにも伝染してきてしまいました。
終演後には、ムーンライダーズの「青空百景」がずっと流れていて、不思議とこの日の雰囲気に合っていたなと思います。
家に帰ってから、板わさでお祝い。
5月6日ビーハプシャングリラ。
— Beat Happening!(改めて皆様にお送りしているルールはしっかりお守り頂きたく思います。) (@BH_MENKING) 2021年5月8日
知久さんとNaNoMoRaLコラボ時のレアショットを公開!本当に夢の様な時間でした。パセリちゃんはどんな気持ちで歌っていたのかな。感動でした!
「今日は帰るの寂しいなぁ。」
by梶原パセリちゃん(帰り際の言葉)#知久寿焼#ナノモラル pic.twitter.com/vwRP4wOovI
今日はありがとうございました。
— 梶原パセリちゃん🚻NaNoMoRaL☎️ (@K_PaseliChan) 2021年5月6日
来てくれた皆さまにとって、楽しい時間になっていたなら嬉しいです。
知久さんと写真撮りました。知久さんは僕が憧れたままの姿で、激烈な歌を大好きな声で歌っていました。 pic.twitter.com/OLucymaNt7