チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

2/11(月・祝)脇田もなり@VIVID SOUND STUDIO

脇田もなりのバレンタイン・ハイボールアワー

‐Me, Myself and I-

開場 15:00 開演16:00 4,000円

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会場に入ると、ステージ上に赤いギターが置かれている。

ということは…今日は、もなりちゃんの弾き語りが見られるかもしれない。

期待感が高まった。

 

抽選箱から引いた座席番号は18番。前回のクリスマスとほぼ同じ、前から2列目の好位置だ。

新作のグッズ「ニットキャップ」を買い(2年前にフィロのスのを買い損ねた)、ハイボール列に並び、もなりちゃんからハイボールを受け取る。

「また来ちゃった!めっちゃ楽しみにしてた」

「ありがとう。楽しんでね。」

「横浜モーションブルーも予約した!あんな所でやるなんてすごいね!」←実は行ったこと事がないくせに

 

新井俊也さんに加えて、りょんちゃんという女性もDJに加わり、ターンテーブルを回す。70年代、80年代のJ-POP、昭和歌謡からの選曲も多い。

このDJもまた、ハイボールアワーの楽しみ。良い雰囲気なんだよなあ。

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ライブが始まる前、スクリーンにチョコクッキーを作るもなりちゃんの動画が映し出される。

 

ライブも、とても良い感じ。

コールや手拍子など、お客さんも慣れたもの。

もなりちゃんの声も、ぐんぐん乗ってくる。感情の入れ方のバランスが素晴らしいと思う。本当に楽しそうに歌う姿も、いつもながらの光景。これを見たくてライブに来るようなものなのです。

1.遊星からのアイラビューoh! oh!

2.LED

3.CUTi-BiL

4.やさしい嘘

6.IRONY

7.愛のデカダンス

8.EST! EST!! EST!!!

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ここで一部が終了、ハイボールをお代わりする。もなりちゃん、よく働くよ。

DJのりょんちゃんが、布施明の「君は薔薇より美しい」や、郷ひろみの「お嫁サンバ」をかけ、DJブースの前で盛り上がるオタクたち。

「変わったーーーー!」とか声を出したりして、馬鹿だね(笑)。でも、これが楽しいのよ。

りょんちゃん、時折踊りながらのDJ姿が可愛かった。

 

さて、第二部。

いよいよギターを手に取るもなりちゃん。

ところが、ストラップが裏表逆に付いていたようで、慌てるもなりちゃん。

「あれ、こっちマイクが付いてる、どうしよう」

スタッフさんが来て、手際よく付け替える。

それでも、なんか落ち着かない様子のもなりちゃん。

結局、座って歌い始める。←ストラップ、いらなかったんじゃない?という気も

 

「TAKE IT LUCKY!!!!」を無難に歌い終える。ストロークも安定していた。

そして、「次は、『青の夢』」。

おっ、コード進行が複雑で難しそうな曲だけど、大丈夫だろうか?

そんな不安は杞憂…と思いきや、途中からコードを間違えたりして、怪しげな雲行きに。

「ああ、緊張した」

「歌はコントロールできるけど、指はコントロールできない」

「リハーサルの方が良かった」

本人も、納得がいかない様子。

更に、片付けようとした椅子が抜けてしまったり、袖の先のリボンを直そうとしてほどいてしまったりと、挙動不審な状態が続く。

「今日の私、おかしいね。初めて来た人がいたらびっくるするね。でも、普段はこんなんじゃないから」

まあ、そんな素のもなりちゃんを見られるのも、ここならでは。

お客さんもみんな、にこにこしながら温かい目で見守っている感じ。

この日のもなりちゃんは、アイドル性が高かったなと思う。

 

でも、ここから先は、いつものペースに。

重圧から解放されたかのように、気持よさそうに歌う。

最後の「Callin' You」Youのサビ、声が良く伸びる。ここ、本当に大好き。

アンコールの「Boy Friend」は、聞きなれないバージョン。それもそのはず、ユメトコスメ長谷さんによるミックスで、初披露だったそうだ。

もなりちゃんも、お客も、ちょっと戸惑ってしまった感じ。 

8.TAKE IT LUCKY!!!!(弾き語り)

9.青の夢(弾き語り)

10.PEPPERMINT RAINBOW

11.Gozigen Lover-Joi

12.Just a “Crush for Today”

13.夜明けのVIEW

14.Callin' You

アンコール

15.Boy Friend(長谷さんmix)

 

終演後、もなりちゃんからクッキーを受け取る。

ハイボールアワー、次の開催はいつになるのだろう。

MCで、「あまりやりすぎると飽きちゃうでしょ」と言っていたけれども、いやこれは飽きないでしょ。

でもその前に、3月15日モーション・ブルー・ヨコハマでのライブが楽しみだ。

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【追記】

君は薔薇より美しい」って、1979年の作品だったのか。もっと古い曲だと思っていた。作曲はミッキー吉野、演奏はゴダイゴというのも初めて知った。

どうも、リアルタイムで聞いた記憶が無いんです。歌謡曲をほとんど聞いていなかった時期だったからだろうか。

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2/10(日)tipToe.、nuance@渋谷CYCLONE

tipToe.定期イベント「homeroom 21」 椋本真叶生誕

開場 11:20 開演 11:50 2,500円+ドリンク代600円

ゲスト:nuance

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前回、ここCYCLONEで見て以来、3週間ぶりのヌュアンスだった。

 

そんなに間が空いちゃいましたかね・・・

前週のワンマンフリーライブ(めっちゃ盛り上がったらしい)やリリイベに行けず、瀕死状態だった自分。

瀕死状態って、大げさだろうって?

いやいや、水・空気・ヌュアンスですから(例えです)。

 

さて、この日はtipToe.の定期公演。そして、椋本真叶ちゃん20歳の生誕ライブ。

ヌュアンスが大好きで、ヌュアンスの公認TOである真叶ちゃん、そんな愛に満ちた気持ちの良いライブだった。

 

ヌュアンスのセトリも、真叶ちゃんによるもの。

「wish」で始まり、「タイムマジックロンリー」を真ん中に置き、最後を「Love chocolate?」で締める。

普段なかなか無いような並びで新鮮だった。

ラブチョコで終わるって、余韻が残っていいなあ~、と思いました。

 

「wish」で、珠理ちゃんが例の悪戯っぽい表情でニヤニヤしてると思ったら、途中で靴が脱げていたのですね。でも、終始とても楽しそうだった。

わかちゃんの歌が、いつも以上にエモく聞こえた。3週間ぶりだったから、髪の毛も伸びていた。「もう切りたくなった」と、後で言ってました。

みおちゃんの動きが好きで、特に「sanzan」のクライマックスで大きく腕を回す所が良いんです。

ミサキサンは、表現欲求がどんどん前に出てきている感じ。この人、どれだけのものを内に秘めているのだろう。まだまだ行けると思う。特典会では、いつも話したい事がすっ飛んでしまう自分。ミサキサンを習って下書きしたほうが良いかも。

 

久しぶりに見たヌュアンスは、また一段と大きくなっているように見えた。

「タイムマジックロンリー」なんて、最初は必至でこなしていた感じだったのが、今では完全に自分たちのものにしているし。

●1月19日の「タイムマジックロンリー」

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1.wish

2.シャララ シャララ

3.サーカスの来ない街

4.タイムマジックロンリー

5.sanzan

6.i=envY

7.Love chokcolate?


tipToe.は見るのが4回目かな。

ここも、見るたびに好きになっていく(困る)。

 

話は変わるけれども、人はどうやって「推す」対象を決めるのだろうか?

いや、アイドルに限らないんだけど、「好きになる」メカニズムって、何なのでしょうね。量子力学的に解明できるものなのでしょうか?

例えば自分がフィロソフィーのダンスやnuanceにひかれる理由、説明はできますよ。でも、それもなんか違うし、100%説明することはやっぱりできないような気がする。

脳内である程度自分の好みが分類されていて、それに合致したものに接すると「これだ!」となるのだろう、きっと。これがヒューリスティックという事なのだろうか。

(フィロのスのおかげで、知らなかった哲学用語を覚えられる。でも理解はしていない。)

こんな事を思ったのは、きっと昨日ミサキサンのインスタに書かれた文章を読んだせいだ。

 

なんだかんだ言っていますが、tipToe.、本当に今まで見た中で一番良いと思ったんです。

良いグループだなと。

なんかぐだぐだしたMCとかも。あれ、時間の制限が無ければ永遠に続きそうだった(笑)

 

最後に歌われた「ナイトウォーク」。この曲好き。

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メンバーが在籍できる期間が3年と決められているって、切ないけどかえって良い面もある。

昨今の、相次ぐ悲しいニュースに接するたびに、そんなことも思う。

 

2/2(土)AH(嗚呼)@新宿Marble

AH(嗚呼)東京ワンマン「極楽湯

開場 18:00 開演 19:00 近江牛+Tシャツ付5,000円+ドリンク代500円

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AH(嗚呼)が、東京でワンマンを開催をするという情報を聞いたのは、昨年の12月に入った頃だっただろうか。しかも、バンドを引き連れてやって来るという。これは何をさしおいても行くしかないと思い、即刻予約をした。チケットは3種類、迷わず近江牛とTシャツ付きの松(5,000円)を選択して気合を入れた。

 

AH(嗚呼)を初めて見たのは2017年の6月、対バン相手はHAMIDASYSTEMとSAKA-SAMAだった。強者ぞろいの出演者の中でも、AH(嗚呼)のステージはとびきり楽しかった。お客を楽しませようというサービス精神もさることながら、とにかく歌っている自分たちが楽しんでいる様子が伝わってきて、見ているこちらも幸せになった。

※その時の日記

6/1(木) AH(嗚呼)@渋谷DESEMO mini with VILLAGE VANGUARD | mixiユーザー(id:24615039)の日記

 

さてワンマン当日、会場に入るとごった返す人、人、人。ざっと100人以上はいる感じ。結局112人の入場があったようだ。

これが多いのか少ないのかはわからないけど、ほとんど東京でライブをする機会がない(昨年、2人揃っての東京ライブは7月のタワレコインストアだけだった)事を思えば、よくこれだけ集まったものだと思う。

それだけ、AH (嗚呼)の音楽が認知され、広まっている証なのだろうと思う。実際、自分の周りでも聞いた人はみんな「良い」って言っているし、この日もフィロのスが出演したライブから駆け付けてきた人も数人いた模様。

 

ライブについては、

「楽しかったーーー!!」

「バンド最高ーーー!!」

「かっこいいーーー!!」

「かわいいーーー!!!」

これ以上言うことはありません。

あれこれ書くのは野暮というもの(本当は、何をどう書いていいやら混乱して筆が進まない)。

記憶も飛んでいる。

全曲ダイジェストを上げている方がいらっしゃるので、これを見ればだいたい雰囲気がわかると思います。(素晴らしい動画、素晴らしい編集)

www.youtube.com

セトリはこれ。プラス、アンコールで「東京新宿山手線」、さらに「未完成少女」「秘密」「おやすみ透明高速」。

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最初の「鎮守の森」から思わず全力ジャンプ。この調子で突っ走るぞ。

Demo音源でしか聞いたことがなかった「勃発前夜」と「おなかがいっぱい」がすごく良かった。

Yes!Happy!に提供した「夜行逃亡」のセルフカバーがまた良かった。

大好きな「にがい」も初めて見れた。

ニューバランスの彼」での、オタクを巻き込んでのお馴染みエグザイル。この密集の中でやるとは思わなかったけど、初めての人も楽しんでくれたかな?

MCでは、すーちゃんの「印刷会社ーー!」が、とにかく好き。

新曲、新衣装披露もあり(笑、でもすべってなかったと思う)。

ラストは盛り上がる3曲をもう一度。ぱぉちゃんはフロアに降りてきてオタク一人ひとりに目配せしながら歌う。

(この写真、ぱぉちゃんの頭の右に写っているのが私ですね)

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とにかく熱かった。

ある人が「極楽湯ならぬ地獄の釜の湯」と、うまいことを言っていたけど、こんなに楽しい釜の湯はないね。

「KYOTO TOWN NIGHT FEVER」あたりから来た(自分も元々はそう)楽曲派の人は、想像以上に「うりゃおい!」な現場に驚いたかもしれない。

そして、ぱぉちゃんとすーちゃんの2人、本当に良い表情をして歌うんだよな。

特に、すーちゃんのあの表情を見ていると、「AH(嗚呼)をやっていて良かったね」と胸がいっぱいになってしまう。

 

このワンマン後、Demo音源ばかりを聞いている自分。特に「Demo2」収録の「おやすみ透明高速」「勃発前夜」や「おなかがいっぱい」を聞いていると、この日のワンマンがよみがえってくる。

近江牛の燻製は、ジューシーで柔らかくて旨い。あっという間に食べてしまった。しじみのしぐれ煮も、また食べたいな。

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次に2人揃って来てくれるのは、いつになるかわからない。

ならば、こちらから大阪に出向こう。

そう思っていたら、3月16日におあつらえ向けのイベントが。

ヌュアンスやフィロのスも出んだよね・・(考え中)

 

 

 

 

 

2/1(金)amiinA@マイナビ赤坂BLITZ

2nd one man live Falconia ~touch the horizon~

開場 18:00 開演19:00 4,000円+ドリンク代500円

 

ポストロックの地平の先には、ケルトとアフリカが連なっている。

amiinAのワンマンを見て、そんなことを感じた。

 

ステージ上には巨大な本のセット。

そこに、中世のものらしき文字が映し出されている。

ページがめくられるごとに、物語が転換していく。

そう、ここは空想の楽園「Avalon」。

 

物語の案内役は、Jubilee君ことめぐるくん。

Jubilee」のMVに出ていた少年です。この子が可愛いんだ、また。(最初に出てきたとき、女の子だと思った)

MVと同じ装い。MVと同じように帽子が飛ばされてライブが始まった。

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NETWORKSや校庭カメラガールドライ、そしてCHERRY COKE$。amiinAの音楽に関わってきた人たちもシークレットゲストとして登場。

でも、彼らもあくまでも物語の登場人物の位置づけ。

出演時に紹介されることもなく、ステージでの共演が終わると、めくられたページの陰に隠れてしまう。

 

それにしても、この2つのバンドとのコラボが、 最大の見もの聞き物であった。

NETWORKSによる「eve」は、CDの音源よりもミニマル感が増し、アフリカの香りすら漂わせる。リズムも強調されて、クライマックスではポリリズムの嵐。そして、白い衣装で舞うamiinAの2人は妖精のよう。

THE CHERRY COKE$は、とにかく楽しい。ポーグスとか大好きだった自分だもの、好きにならないわけがない。チェリコのライブ、チェックしてみようか。

 

そして、冒頭に書いた「ポストロックの地平の果てのケルトとアフリカ」に、立ち戻る。

(これって、ピーター・ガブリエルがやっていた事なんだよな)

 

幕間、SerphによるDJの時、隣で女の子がDJを始める。あれ、amiちゃんだ。なかなか堂に入ったDJプレイだった。

 

本編ラストで大盛り上がりだった「signal」(この時ばかりはリフトが上がりサーフをするオタクも)が終わってからのアンコール。

めぐる君によって開かれたページの後ろには、鍵盤を前にしたmiyuちゃん。

「弾き語りで歌います。曲は私が選びました」

その曲は、「signal」。

ついさっき、あんなに盛り上がったこの曲が、弾き語りによってしっとりと歌われる。まったく違う表情を見せる。

「いい曲だな」

改めて、そう思った。

年末に体調を崩し、声が出なくなったmiyuちゃん。

最後のMCで、「このまま歌えなくなってしまうんじゃないか、ステージに立てなくなってしまうんじゃないか」というプレッシャーに押しつぶされそうになったと言っていた。

でも、このワンマンに向けてしっかりと仕上げてきたのはさすが。

 

幕が変わり、ステージ下手にはチェリコがスタンバイ。

インストで1曲やった後(これがめっちゃ良かった!)には、もちろん「Caravan」。

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チェリコが終わって、いよいよ「Canvas」だ。

手を上げて、全力でジャンプする(こういう時に、かつてバレーボールをやっていた時の何十年も前の自分が出てしまう)

これで終わりかと思ったら、更に「Avalon」。

たっぷり2時間半に及ぶ物語は、本当に幕を閉じた。  

 

音楽、映像、舞台装置。それらが一体となって表現される世界観。

「世界観」って便利な言葉だし、自分も安易に使ってしまうのだけど、こういうライブにこそ使うべきなのだろうなあ。

 

これをもって、長い春休みに入るamiinA

(いや、12日にインストアライブがあるけど)

4月からamiは大学生、miyuは高校3年生になる。

今度会う時には、どんな世界を見せてくれるのだろうか。

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1/20(日)まちだガールズ・クワイア他@町田 Play House

『あやね生誕&卒団 Special DAY』

1部▶Thanks Friends~くまと愉快な仲間たち~

開場 11:30 開演 12:00 2,500円+ドリンク代500円

出演:ポニカロード、鈴木花純、ROSARIO+CROSS、櫻井里花、ex.ぷらむ〇ガーデン

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町ガに行き始めた2年前、誰に何を話したらよいやらさっぱりわからずに戸惑っていた自分が最初に話をできたのが、あーやんだった。

ステージ上での笑顔とはつらつとした動きは特典会でも変わらず、常に動いている印象。率先して物販対応をしたりチェキの受付をしたり、BGMに合わせて口ずさんだり。あーやんの周りには、いつも楽し気な空気が漂っていた。本人は「コミュ障」だなんて言っていたけれども、気配りの人だったのかもしれない。

 

この日1月20日は、そんな「あやね」こと「あーやん」の22歳の誕生日。

そして、町ガからの卒団の日。

町ガにゆかりのあるアーティストたちが、あーやんのために駆けつけてくれた。

それぞれの出演者の町ガへの、そしてあーやんへの思いが伝わってくる、心温まるライブだった。

 

まず、町ガが出てきて「Go! Go! クワイア・ガール」を歌った後、ゲストのステージが続く。

 

ROSARIO+CROSSは、一昨年のTIF最終予選で、同じ組で出場をかけて争った仲。結局ROSARIO+CROSSが出場を果たし、町ガは涙をのんだのだけど、それ以来この両グループの交流が続いている。

この日を最後に卒業するメンバー2人を抱え、夜には地元・静岡でワンマンを控えているという状況にもかかわらず、町田まで来てくれた。

 

櫻井里花は、同じ年のあーやんへの思いをつづったMCとセトリ。朴訥な人柄が窺えるようなステージ。

「あーやんは、私が近づいても逃げない」そうです。

 

小田原のアイドル・ぷらむ〇ガーデンは、この日のために1年半ぶりの再結成。いきなりミラクルマーチから町ガに歌い継がれてきた「恋の乗車券 Ticket to love」を披露する。これにはフロア後方で見ていた町ガメンバーも驚き、前に出てきてオタクたちに交じって大はしゃぎ。

そして、小田急線のロマンスカーがモチーフの「急にロマンス」では、町ガとのコラボも。町ガの新しいアルバムにも収録されたこの曲、今後は町ガによって歌い継がれていくようだ。

 

鈴木花純は、最初のMCから涙ぐむ始末。あふれる思いが止まらない。町ガと花純ちゃん、公私ともに両者かけがえのない存在であることが痛いほど伝わってくる。

●昨年7月、両者のツーマンライブ

https://blog.hatena.ne.jp/charanpochiiboo/charanpochiiboo.hatenablog.com/edit?entry=10257846132643701530

 

横浜のポニカロードも、最も町ガと仲の良いグループだと思う。ここはなんと「はるかぜリップ」をサプライズでカバー。しかもハモリまでちゃんとつけて。

「かなり練習した」と言っていたけど、実際そうなんだろうなあ。

 

トリの町ガは、この日の出演者たちそれぞれの思いをすべて受けとめたかのようなパフォーマンス。

ノリの良い曲を並べて会場は大盛り上がり。これまで自分が経験した町ガのライブで一番熱かった。こんなに踊った町ガのライブは初めてだったと思う。

そしてもちろん、あーやんの姿を目に焼き付けた。

写真を撮ることすら忘れて・・・

1.恋のディスタンス

2.恋するポルカドットポルカ

3.はるかぜリップ

4.Ready Steady Go!

5.さらば

 

おつかれさま。

そして、ありがとう。

 

2部のワンマンに行けなかったのが心残り。

 

さらば

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1/19(土)nuance、POMERO、HAMIDASYSTEM、ドッツ、代代代 @渋谷CYCLONE

終わらないで、夜 presents「見つけてよ~Birth anniversary~」

開場 17:30 開演 18:00 2,500円+ドリンク代600円

出演:Mctconomicon、POMERO、HAMIDASYSTEM、・・・・・・・・・、代代代、nuance、終わらないで、夜

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今年、早くも3回目のnuance。

でも、まだまだ、全然行き足りない。

「推す」って、そういう事なのだろう。

福岡行きたかった、と思ってしまう。

 

ひとつ前の代代代が、ものすごく熱いライブを繰り広げて、フロアーも物凄いことになって、その直後に出てきたのがnuance。

 

大丈夫か?

 

しかし、nuanceは、したたかだ。

ここで1曲目に持ってきたのが、「ゆれてみて」。

ミニアルバム「ongen」の中で、最もゆったりした曲。

そして、あまりライブでやる事のないレアなナンバー。

「絶対忘れるな」の志賀ラミーさん(タイムマジックロンリーの怪しい声の人)が、「2018年のマカロニ」とまで言い切った隠れた名曲。

僕にしてみれば、「やっと見れた」という思い。

椅子を使ったり、細かい動きがあったりで、思わず見入ってしまう。

 そして、これに続いたのが椅子つながりで「Love chocolate?」ですよ。

なんて、なんて俺得なセトリですか。

「ナナイロナミダ」「セツナシンドローム」と、徐々にペースを上げて熱量が増していき、最後は超高速「タイムマジックロンリー」で最高潮に達し、突然プツンと終る。

 

インフルエンザにより、1週間前は2人だけでライブを敢行したヌュアンスだけど、やっぱり4人揃うと良いね。タイムマなんて、よく2人で歌ったものだと思うよ、本当に。

●タイムマジックロンリー(この日のライブ映像)

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他の出演者について。

この日が初見、事前にも全くチェックしていなかったのだけど、意外と良かったのがPOMERO。

曲が結構刺さる。

ふわっとしたトップスに短めのスカートという衣装も良かったし、くるっとターンする振り付けも好き。

また、見てみたいと思った。

(今日、ワンコインで見れるライブをパスしてしまったのだけど)

●グラデーション(不穏な不協和音に心が乱れる)

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 ●Can't Let It Go

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HAMIDSYSTEMは20分で3曲。みんな、ひたすら固唾をのんで吸い込まれるように見ている感じ。前回11月に見た時よりも、更に研ぎ澄まされた世界観を見せつけた見事なステージだった。

 

・・・・・・・・・(ドッツ)のステージ開始時、「きみにおちるよる」のイントロが流れているのに姿を見せないメンバー。出てきたと思ったらすぐに引っ込み、また出てくるというドタバタ劇。どうやらマイクを忘れたようだ。いつも登場時からスタイリッシュに決めてくるドッツだけど、こんな綻びを見せる・ちゃんたちも可愛くて良いと思ってしまった。

「サテライト」が大好きです。

 

これまで見る機会がありそうでなかなかタイミングが合わなかった代代代、評判通りの熱いライブだった。

1曲目が始まった時には「正直ついていけないなあ」と思ってしまったが、ただバカ騒ぎするだけのグループではなくて色々な表情を見せる。

この曲なんか、ちょっとtipToe.の感じにも共通するかなと。多幸感あるね。

●ワールドワイドハピネス

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さて、この日の主催者である「終わらないで、夜」は、ヌュアンスの平行物販と重なってしまったため、見ることができなかった。

よほどのことがない限り、出演者のステージは全部見るつもりでいるのだけど、まあヌュアンスの物販は自分にとって「余程のこと」なんですね。申し訳ない。

「推す」、しかも「イチオシ」って、そういう事なんですね。

 

先日、成人式を迎えたヌュアンスの2人。

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思い切ってショートにしたわかちゃん、よく似合う。

珠理ちゃんは、写真によって表情が変わるんだよなあ。

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1/14(月・祝)フィロソフィーのダンス@柏PALOOZA

「Girls are Back in Town Vol,2」

開場 15:30 開演 16:00 4,500円+ドリンク代500円

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ヒューリスティックスとは、人が意思決定をしたり判断を下すときに、厳密な論理で一歩一歩答えに迫るのではなく、直感で素早く解に到達する方法のことをいう。」(コトバンクより)

 

3年近く前、僕が何かのきっかけでフィロソフィーのダンスを知ったとき、これはライブに行きたいと直感的に思った。これも、ヒューリスティックのなせる技だったのだろうか。

 

この日は成人式だった。

フィロのスのメンバー、大人に見えるけど、みんな未成年だったらしい。

おとはす「私14歳。ハルちゃんは?」

ハル「9歳」←さっき、前日の新潟公演からの新幹線で日本酒飲みすぎたと言っていたのに

あんぬ「私は17歳」←はい、あんぬちゃんは永遠の17歳です。

「でも不思議なことがあって。今日、弟が成人式なの」

「そういうこと、あるよねー」

フィロのスのパワーは、時空をもゆがめてしまう。

 

「ライブ・ライフ」の前の声出しで、おとはすがお客さんに向けてマイクを差し出す。

ここでハルちゃん「今おとちゃん、ロン毛の人の所に行ったでしょ。ロン毛好きだから」

おとはすが「そんな事ないよ。どうしてそういう事言うの」と言いながら、ステージ脇の柱に拗ねたように絡みついたところが個人的なハイライト。

「自分もロン毛にしよう」

その時、僕はそう思った(でも、きっとむさ苦しいだけだろうから考え直した)。

 

ライブは80分と短め。実際、あっという間に終わってしまった感じがしたけれど大満足。本当に素晴らしい内容だった。

もうすでに、ショーとして完成されたものを見せつけられたような感じがする。それでも、振り付けが微妙に変わっていたり、ハルちゃんやマリリのフェイクの入れ方など、随所に工夫が凝らされていて、新しい発見がある。

何より見ていて楽しい。冒頭に書いたようなMCも、適度に短く面白い。

 

アンコールを入れて全15曲。セトリも良く考えられている。

最初の5曲、「イッツ・マイ・ターン」「すききらいアンチノミー」「コモンセンス・バスターズ」と、新旧の代表曲でフロアーを沸かせたと思ったら一転してアダルトな「パレーシア」と「アイム・アフター・タイム」をクールに聞かせる展開。

MCをはさみレア曲のパートで初期のエレクトロ色の強い「熱帯夜のように」を決めた後には、JBばりの骨太ファンク「エポケー・チャンス」を続け、ここで来たかの「アイドル・フィロソフィー」。

そして、「ライブ・ライフ」から「ラブ・バリエーション」で最高潮に達したところで「ベスト・フォー」、本編ラストはこのツアーのアンセムともいえる多幸感あふれる新曲「ハッピー・エンディング」で、「ラララー」とシングアロング。

でもこの曲、曲調もアレンジもかなりサザンソウル色が強くて、ニューオリンズっぽいピアノのフレーズなんかも入っていたりする。

 

アンコールの「ヒューリスティック・シティー」がまた素晴らしくて、ここでマリリの声にとろけたと思ったら「ジャスト・メモリーズ」でハルちゃんに泣かされて、余韻に浸る間もなく「ダンス・ファウンダー」で踊らされて大団円。

 

やっぱり、音楽が真ん中にあって、その音楽が最高なんだよ、フィロのスは。

 

会場のキャパは500人。ソールドアウトで踊るスペースもないほどの密集状態だった。若い人や女性が多かったような気がする。

 

しかし、品川でのツアー初日、バンドにホーンまで入った編成でのライブを見れなかったのが痛い。(しょうがないけど)

時間が許せば、来週広島でのツアーファイナルにも行きたいと思う(けど行けない)。

 

今年のフィロソフィーのダンスは、どこまで行ってしまうのだろうか。

 

ヒューリスティック・シティー(この曲ホント最高)

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仙台で牛タンに舌鼓を打つ、おとはす(本文とは関係ありません)

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