チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

12/26(土)一瞬しかないの「ちいさなクリスマス」2020@原宿ストロボカフェ

今年の1月に初めてこのグループを見てからこれが13回目。

「一瞬しかない」は、すっかり自分の『心のやらかい場所』に住み着いてしまった。

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ここ原宿ストロボカフェに来るのは、2016年の8月と9月に行われたフィロソフィーのダンスの定期公演以来。あの時は会場がぎゅうぎゅうでめちゃくちゃ暑かった記憶がある。そうそう、建物に入って階段を下りた所の狭いスペースで物販をやっていて、XTCのTシャツを着た加茂さんが立っていて、公式ウェブサイトの通販で買ったって言ってたっけ…などという事を思い出してしまった。

 

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ステージにはドラムとピアノが置かれている。という事は、そういう事ですね。

しかし、こんなコンパクトなステージにフィロのスが立っていたんだなと思うと、改めて感慨深いものがある。「DTF!」ではくるくる走り回っていたものだけど、このスペースを見ると信じられない。

8/11(木・祝) フィロソフィーのダンス@原宿ストロボカフェ | mixiユーザー(id:24615039)の日記

9/18(日)フィロソフィーのダンス@原宿ストロボカフェ | mixiユーザー(id:24615039)の日記

 

さて、一瞬しかないのステージは、「雪と宇宙」でスタート。

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自己紹介のMCでさっそくポンプ君を取り出す銀海ちゃん。かけがえのないパートナー。

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「きっと君を好きになる」。「心を預けたら」の名場面ですね。

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 これは「今日を生きよう」だったかな?

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自称「三日に一度の逸材」です。

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この日のクライマックス。この布陣でクリスマスソングを一曲。

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絶妙なフィルインを聞かせてくれました。

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「twnkle」名曲です。

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今年最後の「魔法が解ける」。

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今年最後のお星さま。

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 そして、ついに歌われた「この年のクリスマスに」。

胸がいっぱいになります。

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 もうこれ、今年のナンバーワンソングではないでしょうか。

www.youtube.com

12月31日までフリーダウンロードできます。

https://www.isshunshikanai.com/xmas2020

 

最後は「さよならするのはつらいけど」で、楽しく終了。

 

これは、めいちゃんのツイッターから画像を拝借♡

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 これで今年はライブ納めとします。

 

来年の一瞬しかないは、ついに新メンバーのお披露目ライブからスタートします。

どんなメンバーが入ってくれたのか、その事によりどんな化学反応が起きるのか、来年もとても楽しみです。*1

 

その後は府中へ寄り道、安納芋バターホイール焼などをいただきました。その後、友人と偶然会って結構飲んでしまいました。

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*1:でも1月10日と17日のライブには行けないんだよな

アイドル楽曲大賞に投票しました

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15日に投票の受付が終了した「アイドル楽曲大賞2020」。今年の私の投票結果は以下の通りです。

 

【メジャー部門】

フィロのスがメジャーになったから、今年の1位は決まったと思っていたのに、さにあらず。

12月14日に武道館公演を終えたばかりの眉村さんをトップに置いた。それは良いとして、数ある曲の中でこれを選ぶか?とは思う。でも、これ大好きなんですよ。メジャーになってもこんな曲をサラッと出してしまう所、だからちちゃんは天才なんだよ。

他にも、映画の挿入歌である最新作「36.8℃」のような誰が聞いても良い曲があったり、広瀬香美さんとのコラボに驚かされたり(これは凄かった)。来年はどこまで行ってしまうのだろうか。

https://youtu.be/eRZYz2Foxd4

 

www.youtube.com

フィロのスについては、オタクとして聞き手として色々と考えさせられました。それは簡単に言うとこういう事です。

「あるアイドル(アーティストでも同じ)を盲目的に支持するような推し方(聞き方)を、自分はしない。「オタクは推しの全てを肯定する」という立場を自分は取らない。でも、そのアイドル(やアーティスト)が変わろうとしている時に、自分の無知や固定観念でそれを否定する事はもっと良くない。」

その昔、エレキギターを持ったボブ・ディランに大ブーイングを浴びせたような聞き手にはなりたくありません。

ただし、明らかに質が低下したり方向性がぶれたりした時は、この限りではありません。

おとはすがTwitterで良い事を言っていました。その通りだと思います。

 

 

 

1位
顔ドン / 眉村ちあき 3.0 

次から次へとタイプの異なった作品を送り出す眉村さん。最初は「冒険隊~森の勇者~」に票を入れるつもりだったけど、どうしてもこちらを推したくなった。そう、これがメジャー部門の1位。こんなの眉村さんにしか作れないでしょ。
眉村ちあきのライブには2018年9月、フィロのスの定期公演にゲスト出演した時の1度しか接したことが無い。ついに武道館か。

www.youtube.com

 


2位
ドント・ストップ・ザ・ダンス / フィロソフィーのダンス 2.5 

本当は「なんで?」の方が好きなんですけど、やっぱりこちらに投票するのが筋なのだろうと思う。
正直、最初に聞いた時は違和感ありまくりだったこの曲、色々な事を考えさせられた。これがプロフェッショナルの仕事なのだと思う。それでも1位にできなかったのは自分の屈折した感情の表れなのかもしれない。

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3位
信号 / sora tob sakana 2.0 

2016年の6月、フィロソフィーのダンスを初めて見たのがsora tob sakanaとのツーマンだった。まだみんな幼くて、それであのサウンドでしょ、本当に驚いた事を覚えている。アイドル界にはもう、amiinAもオサカナもいなくなってしまった。

www.youtube.com


4位
メインストリートは朝7時 / MELLOW MELLOW 1.5 

そして宮野弦士作品はMELLOW MELLOWで楽しもう。今後の宮野さんの活躍に期待したい。キスエクの「フェニキスの涙」も素晴らしかった。

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5位
Go My Way / ONEPIXCEL 1.0 

2017年9月、フィロのスやしゅかしゅん、Task have Fanなどが出演したライブでONEPIXCELを見た事がある。スペシャルコラボで鹿沼亜美ちゃんがマリリと「ひまわり」をデュエットしたのがめちゃくちゃ良かった。なんか、メジャー部門はみんなフィロのス絡みの話になってしまった。

www.youtube.com

 

 【インディーズ/地方アイドル楽曲部門】

ここは、先に書いた記事の通り、そっくりそのままのランキングです。


1位
illuminations / Suzuriha 3.0 

思いがけずに出会ってしまったSuzuriha、この曲を聞いた時から今年はこれだと決めていた。そして、その思いは今でもずっと変わらない。
流れるようなベースライン、ストリングスやピアノの音の美しさ。くるくる展開が変わるのに無理のない構成、そしてフレッシュな歌声、可愛いメンバー。
最高です。

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2位
Shape the Future / サンダルテレフォン 2.5

 今年はサンダルテレフォンの1年だった。「Magic All Night」にするか迷ったけど、今年を象徴するようなこの曲を推します。
こんなに真っ当で王道で普遍的な歌が、こんなに説得力を持って歌われている驚き。小町まいちゃんの「嘘じゃない」に浄化される。

www.youtube.com


3位
Moon base / まちだガールズ・クワイア 2.0 

結成5周年を迎えてなお着実に進歩をつづけ、いまや前人未到の境地を進む町ガ。いや、そんな大袈裟な言葉が似つかわしくないメンバーの佇まいが良いんですけど。
当たり前のように存在しているのだけど、全然当たり前ではない。そんな町ガがますます大切な存在に思えてくる昨今です。

www.youtube.com


4位
Escapeしようぜ / AH (嗚呼) 1.5 

ぱぉちゃんの作る音楽が、ぱぉちゃんという人が大好きなんですが、特に今回は明るいギターポップ路線でめちゃくちゃ良い。MVでのぱぉちゃんも躍動している。
「お洒落な服もどうせ脱いじゃうんだ二人のエスケープは」というフレーズが大好き。
「それでもあの日のこと忘れられないんだろ そうなんだろ?」
そんな風に問われたら、「そうだよ」と答えるしかない。

https://www.youtube.com/watch?v=3wc04runD7g


5位
ハローグッバイ / 最高じぇねれーしょん 1.0 

つるうちはな節が炸裂したようなナンバー。楽曲に魂が乗り移っているよう。メロディーの高揚感と多幸感がたまらない。
後半の林奈緒美さん(ミライスカートにいたなっちゃん!)がエモい。

www.youtube.com


【アルバム部門】

ここはダントツでサンダルテレフォン。


1位
『Step by Step』 / サンダルテレフォン 3.0 

すべての曲が素晴らしくて、最高のひと言。


2位
『brownie』 / nuance 2.0 

相変わらず高水準のアルバムを出し続けているnuance。やっぱり大好き。


3位
『macra no souji』 / NaNoMoRaL 1.0 

今年も、いや今年は特に、雨宮未來ちゃんの笑顔と歌声にどれほど勇気づけられたか。
今回のアルバム、梶原パセリちゃんの作る曲が良いのは勿論だけど、サウンドがこれまでとは全然違って聞こえる。


【推し箱部門】

NaNoMoRaL
「今一番推しているところがオールタイム」なのですが、ここが一番悩んだ。

「一瞬しかない」がノミネートされていたら、そっちにしたかもしれない。
でも、今年一番現場に行ったのがNaNoMoRaLだし、これが順当な所だと思う。

 

 

【記録】11月のライブ(NaNoMoRaL、一瞬しかない、脇田もなり、POMEROほか)

本当に記録だけ。

 

1. 11/2 (月)NaNoMoRaLワンマン@新宿MARZ

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3月に当初O-nestで予定されていたワンマンの振替公演の1回目。というのも、人数制限の影響で3回に分けて開催となったから。

NaNoMoRaLの曲をいっぱい聞けて楽しかった(当たり前)。

NaNoMoRaLのライブはいつも幸せいっぱいだ。

 

2. 11/3(火・祝)サワソニ46 生誕祭&リリイベ@上野恩賜公園水上音楽堂

→記事あり

 

3. 11/7(日)一瞬しかないの「今日も何かの記念日」@渋谷O-Nest

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日曜の夜なので本来ならば行けないのですが、これは絶対に外せないので仕事はお休み(代わりといってはなんだけど、翌週のZepp横浜でのnuanceを断念)。

ライブあり、新たな試みとして寸劇あり、吉田豪さんとのトークありと、まさに一瞬しかないならではのライブイベントだった。

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フリルちゃんの表情が本当に良い。 

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寸劇の時に使った猫耳を着けたまま歌う銀海ちゃんに心惑わされる。

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め、めいちゃんが正面にいる💛

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豪さんとのトークも面白かった。

こんなに生きにくい世の中で、生きていてくれてありがとうのお気持ち。

 

新しい特典会様式。あらかじめこの中に自分の名前を記入したカードを入れ、名前を呼ばれるのを待ちます。

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4. 11/14(土)脇田もなり ハイボールアワー@恵比寿

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 久しぶりのハイボールアワー。どれくらい久しぶりかというと、昨年の7月以来だった。なちゅさんとのDJセットも昨年5月の湯会以来。

セトリは、エスパドリーユ、LOVE I NEED、デカダンス、デイッピン、WHERE'S LOVE...、JUST A CRASH、WINGSCAPE、接吻、といったところだっただろうか(正確ではないです)。

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ライブは最高だったのだけど、急用のためChocoholicのDJ途中で中座せざるを得なかったのが心残り。肝心のPEPPERMINT RAINBOWのREMIXも見ることが出来なかった。

DJタイムでサンダルテレフォンの「Magic All Night」が投下され、会場が盛り上がったと聞いてほぞを噛んだ。

 

5. 11/15(日)サワソニ47 @上野恩賜公園水上音楽堂

→記事あり

 

6. エクストロメ!(NELN、サンダルテレフォン、RAY)@渋谷clubasia

→記事あり

 

7. 雨宮未來主催「たのしいじかん」(八月ちゃん、NaNoMoRaL)@西永福JAM

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タイトル通り、楽しかった。

八月ちゃんのほのぼのとしたウクレレの弾き語り、NaNoMoRaLの気合の入ったライブ、そして、笑いの絶えないトークコーナー。

特に、未來ちゃんの「地主さんになりたい」に笑った。

質問をいっぱい考えてきて、一生懸命にMCの進行をする未來ちゃんが可愛い。

未來ちゃんがいつも以上にニコニコしていて楽しそうだった。この2人、もう6年くらいの付き合いになるそうだ。

八月ちゃんは、2年前におやすみホログラムで見ていてその時も良いなと思ったけど、なんか好きになりました(おいおい)。

 

8. 鈴星るう生誕祭(ワガママ聞いて??、POMERO、終わらないで、夜)@青山RiZM

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POMEROの良さって、何なのでしょうね。

他には無い決定的な何かがあると思うのだけど、説明できない。やっぱり気になって見にきてしまう。特に最近は、見るたびにステージがダイナミックにシャープに進化しているように思う。

終わらないで、夜は、初めて見た。独特の世界観に引き込まれました。

2020年 チーボーのアイドルソング ベストテン(+11曲)

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アイドル楽曲大賞の投票は12月8日からだそうですので、その前に自分の印象に残った、好きな曲を10曲選んでみました。

 

10位 Nao☆Negicco)「射抜け!Midnight」

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Negicco関連の中で一番気に入ったのがこれ。

10位にするのもどうかと思ったけれども、中途半端に7位あたりにするのも失礼だと思ってあえてこの位置にしました。

ファンクというかニューウェイブというか、イントロのギターのリフが最高。「こういう曲調できたか!」と、初めて来たときには驚きましたね。でも、なおちゃんの声がすべてを包み込む。なおちゃんの声の良さが浮き彫りにされたような曲です。

 

9位 開歌-かいか- 「ポプラ」

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なかなか生で見る機会がなかったのですが、9月に初めて見たら予想通り持っていかれてしまいました。ライブパフォーマンスも素晴らしかったです。

タカハシヒョウリとサクライケンタのコンビで、こんなに心温まる楽曲ができるんだなと妙に感心。

まちだガールズ・クワイアとの対バンを希望したいです。

 

8位 カメトレ  「ダッタラ」

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残念ながら活動を終了してしまったカメトレだけど、最後にこの曲が残ったことで自分の中では忘れられない存在になった。3月のライブでこの曲を生で見れて良かったと思う。

真っ逆さまな太陽を蹴飛ばしても、歌い続けることはできなかったんだな。

 

7位 RAY  「世界の終わりは君とふたりで/The End of The World with You」

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この曲、本当に大好き。

ハードなシューゲイザーサウンドに切ない歌詞。

「世界の終わりは君とふたりで」で始まり、「悲しいくらいいたずらな恋をした 恋をして 失くした」で終わる。

最後の「失くした 失くした 失くした 失くした」には涙するしかない。

 

6位  nuance(ヌュアンス)「初恋ペダル」

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 えー!ヌュが6位なの?

って、自分でも思います。でも、5位以上が良すぎるんですよ。

nuanceが初めて作った、ちゃんとしたMV。さすがに丁寧に作っている。

ドローンで撮影された草原のダンスシーン、4人の魅力が伝わるオフショット、そして花火の所が大好き。nuanceの世界観を余すところなく表現していると思います。

それにしても良い曲だな。

 

5位 最高じぇねれーしょん「ハローグッバイ」

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 そして、5位に飛び込んできたのが最じぇね。この曲、本当に最高ですよね。

楽曲に魂を注入する、つるうちはな節が炸裂したようなナンバー。メロディーの高揚感と多幸感がたまらない。

後半の林奈緒美さん(ミライスカートにいたなっちゃん!でっせ)がエモい。

これを書いている5日、「最高フェス」でこの曲を生で見れるはずです。

(12/6追記) 昨日、この曲を中で見ることができましたが、やはり最高でした。

 

4位 AH(嗚呼) 「Escapeしようぜ」

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キターーーーーー!!

ぱぉちゃんの作る音楽が、ぱぉちゃんという人が大好きなんですよ。

特に今回は明るいギターポップ路線で、大変よろしいと思います。MVでのぱぉちゃんも躍動しているしね。

「お洒落な服もどうせ脱いじゃうんだ二人のエスケープは」

ここのフレーズが特に良いです。

「それでもあの日のこと忘れられないんだろ そうなんだろ?

そんな風に問われたら、「そうだよ」と答えるしかない。

 

3位 まちだガールズ・クワイア「Moon Base」

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結成5周年を迎えてなお着実に進歩をつづけ、いまや前人未到の境地を進む町ガ。いや、そんな大袈裟な言葉が似つかわしくないメンバーの佇まいが良いんですけど。

当たり前のように存在しているのだけど、全然当たり前ではない。そんな町ガがますます大切な存在に思えてくる昨今です。

カップリングの「Bohemian Rhapdody」も合わせてどうぞ。

こんな曲をカバーして、しかもステージでは踊りながら再現してしまうなんて、フェイ・ウォン以来の衝撃です。

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2位 サンダルテレフォン 「Shape the Future」

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今年はサンダルテレフォンの一年だったのではないでしょうか。

コロナウィルスによる自粛期間中にしっかりと力を蓄え、ライブ再開後に一気に突っ走ってきている感じ。まだまだこの勢いは衰えそうにない。

全ての楽曲が素晴らしくて、特に「Magic All Night」にしようかどうしようか迷ったけど、自分としてはこの「Shape the Future」を推したい。

こんなに真っ当で王道で普遍的な歌が、こんなに説得力を持って歌われている驚き。小町まいちゃんの「嘘じゃない」に浄化される。

 

1位 Suzuriha 「illuminations」

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思いがけずに出会ってしまったSuzuriha、この曲を聞いた時から今年はこれだと決めていました。そして、それはずっと変わらずにここまで来ています。

流れるようなベースライン、ストリングスやピアノの音の美しさ。くるくる展開が変わるのに無理のない構成、そしてフレッシュな歌声。

落ちサビの「消えないで 消えないで 私たちの花火」の後に一瞬のブレイクがあり、そこから転調して「街の灯り達をひとつずつ」に続くところはため息が出てしまう。

そして、クライマックスの「Na Na Na Na Na」で最高に幸せな気持ちになる。歌の内容は「会えない日が降り積もれば」とか「かけがえのないことなんて 無くして初めて気付くんだ」など切ない言葉が多いのだけど、だからこそ「踊りましょう」「歌いましょう」というワードが心にしみ込んでくるのだと思います。

 

その他、選には漏れてしまったけれども気になった曲を11曲貼っておきます。

 

雨宮未來 「ハッピーアイスクリーム

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NaNoMoRaLの雨宮未來ちゃんのソロ作。

今年は未來ちゃんの笑顔に、歌に、どれだけ元気をもらったか、どれだけ救われたか。

10曲に入れられなくてごめんね。

 

寿々木ここね 「FEVER」

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SAKA-SAMAの寿々木ここねによるソロ。

ゆったりしたレゲエ調の曲に、ここねんの優しい歌声が気持ちよい。これも大好き。

 

グデイ 「ゴールデンスクワール」

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エレクトリックリボンの室井ゆうと元SAKA-SAMAのミ米ミによるユニット。

笑っちゃうくらい良い曲で、実際ライブで見た時には笑っちゃいました。

 

エレクトリックリボン 「fallin'rollin'love」

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そのエレクトリックリボンの新曲はONIGAWARAによるアゲアゲなナンバー。ひたすら楽しい。

 

LiLii Kaona 「Europa」

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Suzurihaの先輩であるリリカオ。揺るぎない世界観。これをアイドルのくくりに入れて良いのだろうかと思うほど。お見事というしかない。しかし、リリカオといいSuzurihaといい、三嶋さんの作る曲は良い。

 

NELN 「オレンジ」

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注目株のNELN。まだよく把握していませんが、今の所これが一番好きです。

 

tip Toe.  「春の風速、帳が揺れて」 

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新生tipToe. 第2期の始まりを告げる曲。基本的にはこれまでの路線を踏襲。

あみちゃんが待っている教室に、新メンバーが順番に入ってくる設定からして胸が熱くなる。先日の一瞬しかないとのツーマン、見たかったなあ。

 

ユレルランドスケープ 「夏の果て」

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ユレルランドスケープの中ではポップな曲になるのかな。

 

ONEPIXCEL 「シャラララ」

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ワンピクセルは結構好きなんですよ。

3年前に、フィロソフィーのダンス、大阪☆春夏秋冬、Task have Fanなどと一緒に出演したライブがあったのだけど(今から思うととても贅沢)、そこでフィロのスのマリリとワンピクの鹿沼亜美ちゃんが秦基博の「ひまわり」をデュエットしたのがとても良かった。貴重なものを見せてもらったものです。

 

ゑんら 「アバンギャルドおばけ」

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これも結構好きでね。ゑんらの世界観と楽曲がばっちり合っているのではないでしょうか。チャラン・ポ・ランタンとコラボしてほしい。

 

井出ちよの 「わたしの高校生活」

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上半期によく聞いていた曲。10分を超えて淡々と語られる「わたしの高校生活」。

出来なかった卒業式、卒業冊子に載せられていたある言葉、自問自答…。

そして美しく揺るぎない富士山の存在感。

今年を代表する、忘れられない一曲です。

11/16(月)エクストロメ!!(NELN、サンダルテレフォン、RAY) @渋谷clubasia

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仕事が立て込んでしまって横浜の事務所を出たのが7時近くになってしまった。

電車の中でこんなツイートをしたら、サンダルテレフォンの4人の「イイネ」がしっかり付いていた。出番直前なのにエゴサしているのか、と驚いてしまった。

チーボー on Twitter: "出遅れたけどサンダルテレフォンには間に合うだろう… "

 

NELNの途中から入場したら、後ろの方まで人がいっぱいで熱気が凄い。忘れかけていたこの感覚、なんだか懐かしい。

当初は100席限定で告知されていたこのエクストロメ!!。規制緩和に伴って入場者数も大幅に増やした様子。ぎゅうぎゅうとまでは行かないけど、動くと隣の人と体が接しそうになるくらいの距離感だった。

 

さて、一組目は今年の4月にデビューしたばかりのNELN。見るのは9月に続いて2回目だけど、なかなか良かったです。この2か月の間にぐんと成長した感じ。

12か月連続で新曲をリリースし、MVも公開というところからも運営の本気度が窺われる。

しかも、楽曲は良いしMVの完成度がどれも高くて、とても新人アイドルのものとは思えないクオリティの高さ。

これが最新作なのかな。 

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 この曲が特に好き。

www.youtube.com

というわけで、俄然気になってきたNELNでした。

 

サンダルテレフォンは、いきなり「Magic All Night」からスタート、会場の熱気を支配してしまう。

そこから「ワンダーランド」、イントロのベース音に心の中で歓声を上げる。これ、かっこいいよね。Bメロも好き、ここのアゲアゲな振り付けも大好き。サビももちろん大好き。

そして、「Sleeping Beauty」から「コーリング」のリミックスをメドレーで繋げたところ。これ、西脇朱音生誕で初めて披露されたそうで僕は初めてだったけど、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。

「SYSTEMATIC」、この大人っぽい曲も、もう完全に手中にしている。エリちゃんと朱音ちゃんの、少し抑えた感じのクールな笑顔がとても良い(後で聞いたら意識的にやっているとの事)。最後のまいちゃんのため息で逝ってしまいそうになる。

最後は「Step by Step」で最高の多幸感。

サンダルテレフォンはいつも最高だけど、特にこの日は最高だった。

 

自分の年間ベスト3に入る楽曲です。

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トリはRAY。こちらもとても良かった。

バタフライエフェクト」から「世界の終わりは君とふたりで」を続けた後に、ダンスパートを大きくフィーチャーした曲。これには痺れた。ちょっとクラブ寄りのサウンドだったかな。

最後にシューゲイザーに戻って2曲。

RAYを見たのは2月以来だったけれども、その時とは違うグループみたい。アイドルって、少し見ない間に大きく成長するんだなと改めて感じる。サンダルテレフォンの熱気に乗った所もあるかもしれない。ライブは文字通り生き物だ。

内山結愛さん以外は顔と名前が一致していなかったけど、ようやく把握。月日さんが好きです。

自分の年間ベスト10曲に必ず入ります。

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特典会はエリちゃんのみにしておきました。

冒頭のツイートに対して、「間に合った?早く着きますようにって祈ってたんだよ」。

はあー…

にやにやしながら家路についたことは言うまでもありません。

 

 

LPを片っ端から聞いてみた20. Ruth Brown

 

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第20回目は、1950年代アトランティックレコードの看板娘、ルース・ブラウン。

■ルース・ブラウン/ロック・アンド・ロール(1957年)

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このLPに収録されている12曲のうち、5曲がR&Bチャートで1位に輝いた曲だそうだ。

 

冒頭のこの曲は、リーバー&ストーラー作の軽快なナンバー。

軽く歌っている感じが好き。

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 この曲も代表曲でしょう。こちらはシャウトするルースが聞ける。

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超アップテンポのジャンプナンバー「ハロー・リトル・ボーイ」でのリズム感には舌を巻く。

かと思えば、「センチメンタル・ジャーニー」や「オー・ホワット・ア・ドレーム」での、力を抜いた歌い方。

 

ジャズとリズム&ブルースの両方の感覚を持ち合わせた人という感じがする。

絶叫系のソウルシンガーより、個人的にはこういう歌手の方が好きですね。

 

アルバムタイトルが「rock & roll」というのも面白い。

1950年代半ばといえば、ちょうどロックンロールが誕生した時代。

今の時代から見れば、ルース・ブラウンのこれはロックンロールなの?と思うけど、まさに「揺れて(rock)転がる(roll)」音楽である事は間違いない。

 

さて、次回もブラウンさんだけど、BrownじゃなくてBrowneの人です。

11/15(日)サワソニ47 リリイベ @上野恩賜公園 水上音楽堂

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前々日がめちゃくちゃ寒かったから一応着込んでいったのだけど、それほど寒くはならなかった。

ライブハウスでは出せない声もここならOK、場内は開放感に溢れている。

この日もサワソニは楽しかった。

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2組目、アクタリウムの途中から入場。

3組目に早くもキスエクが登場。

「キグルミ惑星」での、小嶋りんさんのファルセット。

一色萌さんの力強い歌声。

キスエクの持つ神秘性を最も体現しているかのような浅水るりさん。

そして、最近加入したばかりとは思えないような真城奈央子さんの存在感。

今のキスエク、最強なんじゃないかと思う。

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SAWAさんプロデュースによるBUPPPLEは、ポップな楽曲にキュートな衣装で楽しい。

鈴木花純さんの歌が良いのはもちろんなんだけど、赤い人と緑の人(どっちがひめかさんでどっちがももかさんかわからない)の表情が良い。

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続くエレクトリックリボンはとにかく楽しい。

遅ればせながら、ここも大好きになってきた。

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足元に置いてあるのは本物のビールじゃなくて「ボンクラダンス」で使う小道具。

これまではなんとなく気後れしていたのですが、勢いに任せてもも上げダンスしちゃいました。

楽しかったな。

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cana÷bissのDJ担当、ごいちーのソロステージも楽しい。

SAWAさんの提供曲が多いのかな。振り付けはなくて基本は手拍子のみなのだけど、控えめな「はい、はい」のかけ声が可愛い。 

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 この後、食事タイムで席に戻る。

おにぎりを食べながら見たまんぼうこと桐原ユリさんのステージも良かった。

ステージの前に置いてあるスピーカーのさらに前に出てきて歌ったり、自由に舞ったりと、まさに天衣無縫。

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この曲なんか、聞いていて泣きそうになってしまった。MVには盟友の眉村ちあきさんとレジェンド小日向由衣さんも参加している。

サワソニ初登場だったらしいけど、いわゆる爪痕は残せたんじゃないかな。

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2人になってしまった「回せ!グルーヴ開発部」は、年内で解散してしまうそうだ。残された時間を目一杯楽しもう、楽しませようという気持ちが伝わってきて、じーんとしてしまった。*1

 

さて、お待ちかねのSuzuriha。

タイテもど真ん中、見ている人も前回の比ではない。自分も含めてファンの人も準備万端、体も出来上がっている。

アオサギ」ではハルちゃんコールが起き、「Cheers!!!」でのクラップやジャンプも

決まる(正直言うと、自分はまだリズムの頭の取り方が良く分かっていません。精進します)。ラストの「illuminations」のサビでは一緒に回りました。楽しい~。

自分がこれまで見たSuzuriha史上、間違いなく最高のライブだった。

こんなにわくわくさせてくれるなんて、本当に嬉しい。まだまだ進むぜ。

※右下の写真、カナエちゃんの顔が隠れてしまっていたのだけど、踊っているミウちゃんの楽しそうな姿が最高です。*2

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SAWAさんのアコースティックセットは、Suzurihaの物販列から見ていた。

LiLii Kaonaのステージが始まっても物販列は途切れず、ハンナちゃんと、「Europa」の三拍子の所の振りコピをした。

 

Suzurihaの物販が終わってLiLii Kaonaのライブへ。後半のatmosphereからCleomeをがっつりと見る。最後が「Cleome」だと多幸感が増す。

 

そしてPOMERO。

こうやって沢山の出演者に交じると、POMEROって良い意味で独特。お洒落で上品、でも渋さも持ち合わせているような。この感じ、どうしても上手く表現できないな。

セトリの中では「2484」と「虹色ガール」が素晴らしかった。どんどんシャープになっていっているように感じた。

「スイートタルト」も「More!」もやらなかったのが意外だったけと、どうしてだろう?

※ロングからボブにイメチェンしたちはる

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るい

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 縦のフォーメーションが良い

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cana÷bissは今回も素晴らしかった。

前回と衣装を変えてきたけど、これ良いね。衣装を手掛けるのは、LiLii KaonaやSuzuriha、町ガと同じ天神さん。

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 Lion net girlは、オタクたちが元気だった。

ラストクエスチョンも大きく盛り上がる。

 

そしていよいよ、NaNoMoRaLが登場。

 NaNoMoRaLのライブに言葉は要らない。

いきなり「サーチライト」。

「みくちゃーん!」

「パセリーー!」

こんなコールが出来るのも久しぶり。

「たりらでたりら」では、パートを変えて、歌いだしの所をパセリちゃんが歌う。

 「モノクロマジック」で再び爆上がり。

「子どもでいてね」をはさんで、最後は「唖然呆然」。 

こんな感じ。

2日のワンマンも最高だったけど、この日のNaNoMoRaLもやっぱり最高だった。 

 

仕事の関係でこの日はここまで。

トリのSAWAさんは見られず、終演後物販にも行けなかったのが少し残念だった。

 

*1:正直、思い入れのあるグループではないけれども

*2:そのミウちゃんにはドジっ子仲間に認定されてしまった