チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

12/18(火)AH(嗚呼)、大石理乃、小日向由衣他@渋谷LUSH

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ぱぉちゃんがフロアに降りてきてすぐ近くで歌っている。
声を出して踊りながら、「あれ、ぱぉちゃんって、こんなに小柄だったかな」などと思っていた。

 

会場のLUSHに着いて受付を済ませ、入り口の扉を開けようとしたとき、後ろから「あ、チーボーさん」という女性の声が聞こえた。
「誰だろう?」振り向いたら、ぱぉちゃんだった。

 

ピアノの弾き語りで見せる姿は、まさにシンガーソングライター。「大阪新都市感情線」、「KYOTO TOWN NIGHT FEVER」、「おやすみ透明高速」を、しっとりと歌い上げる。声の良さ、曲の良さに改めて驚かされる。「KYOTO TOWN NIGHT FEVER」のサビでコードを間違えたのはご愛嬌。
「SUS4ってどうやって弾くんだっけ?誰か教えて」
フロア後方から大石理乃さんが「半音上げて」と声が飛び、「ああできた」などという一幕もあった。

 

一転してオケでのライブでは、全力全身でアイドルをやり切る。アイドルというよりも、ロックスターのようにも見える。歌いながらフロアにいたお客ひとりひとりの近くに行き、ライブに巻き込む。関西からの遠征3人組ががんばっていたけれども、関東のAH(嗚呼)オタの姿がほとんど見られなかったのが残念。
セトリはこんな感じだったかな(うろ覚え)。
1. 大阪新都市感情線
2. (忘れた)
3. とっておきの裏切り
4. おやすみ透明高速
5. 彼女になりたい

 

今年はMVに出川哲郎が出演したり、アルバムが全国流通したりと、AH(嗚呼)が多くの人に知られるようになった。届きさえすれば人の心を動かすのがAH(嗚呼)の音楽。来年2月、バンドを引き連れての東京ワンマンが今から楽しみだ。

 

Li-RAVEは3人組のダンス&ボーカルグループ。黒を基調とした衣装、曲も歌も意外と良かった。

 

小日向由衣、前回見たときの「妄想するなら由衣ちゃん」とか「コミュニケーション廃止」のイメージが強烈だったからどんなハチャメチャなステージになるのかと思っていたら、意外と大人しくて曲をしっかり聞かせる感じだった。「夏の夢」や「ドッペルゲンガー」が良かったので、物販でCDを買ってしまいました。

 

ドッペルゲンガードッペルゲンガー あなたは私で私はどこなの
ドッペルゲンガードッペルゲンガー あなたは私で私じゃないのね

 

この曲、イントロが“JUST THE TWO OF US”みたい。
小日向さんのこんな文章を読んだら、もう泣けて泣けて。
https://note.mu/kohinatayui/n/n7543d0ef122e

 

トークタイムはことぱぉ、理乃たそ、それに大石理乃バンドのドラマー・とんすけMISATOが加わる。この人、なんとぱぉちゃんと同郷の滋賀県高島市出身との事。
特にお題は無く、大石さんが詐欺にかかりそうになった話などをゆるーい空気の中で聞く。
途中で小日向さんも入り、「確定申告どうしてますか?」という話に。ぱぉちゃんは実家が経営する旅館の税理士に相談しているそうで、さすがにしっかりしている。

大石理乃は、MISATOとのユニット「グランピーアニマル」としてのステージ。
この曲のサビのコーラスを何度もやり直して練習するという、ゆるゆるのステージ。
https://youtu.be/66Ez3gggjSI
https://twitter.com/misato_alias/status/1075026331635613696?s=21

でも、最後は「中央快速ハミングバード」を決める。
https://youtu.be/1pybjh53zNo

 

トリの工藤ちゃん。アコギの弾き語り。消えそうなささやき声のMC。でも歌い始めると不思議なパワーを発する。

 

この日のお客さんは全部で20数人くらい。個性あふれる出演者が醸し出す独特な雰囲気に包まれたイベントだった。
ちなみに、このBeat Happenning!を主催している方はかなりnuanceも推していて、この日の翌日に行われたミサキサン生誕ライブにもしっかり行っていたようだ(自分が行けなかったやつね)。

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