“RIGHT HERE” RELEASE TOUR
開場 15:00 開演 16:00 4,000円+ドリンク代600円
終盤、「死ぬまで歌いたい」と言い切ったもなりちゃん。
この言葉には、心底驚いた。
と同時に、自分の全神経がぴりぴりと張りつめていく感覚を覚えた。
これからも、もなりちゃんの歩みを見届けていきたいと思った。
自分はライトなファンに過ぎないのだけれども。
今年、すでに70本以上のライブを見てしまっている自分だけど、その中でも間違いなく最も心に残るライブだった。
ソロになって3年。
傍目には順風満帆に見えるもなりちゃん、でも実際は不安や葛藤の連続だったに違いない。それは「風船」の歌詞にもほの見える。
「こんな重荷を背負っていたのか」と思う。
ソロで活動するという事は、すべて一人で背負う事(もちろんスタッフの支えあってこそだけど)。
ライブのたびに「今日は雨だから誰も来てくれなかったらどうしようと思ってた」「リリイベたくさんやってるから飽きられてたらどうしよう」など、集客への不安を口にするもなりちゃん。
だからこそ、「来てくれてありがとう」という言葉に実感がこもる。
この日も、「こんなに来てくれてめっちゃ嬉しい」と言いながら「みんなチケット取るの遅いよ」。
冗談交じりの言葉に本音がのぞく。
息の合ったいつものバンド、UP&COMINGに加えて、UKOさんのコーラスに3本のホーン隊。
「青の夢」での山田丈造さんの生トランペット、「恋をするなら」などでのフルートなど、聞きどころも満載。
UKOさんのコーラスも花を添える。この人の笑顔も素敵。
そして、もなりちゃんの、よく伸びる力強く歌声。
歌の上手い人はたくさんいると思うのだけど、どうしてもなりちゃんの歌にこんなに心を揺さぶられてしまうのだろう。
それは歌っている時の表情だったり、リズム感だったりするのだけど、そういったこともひっくるめての、表現者としての成長に目を見晴らされる思い。
そう、この日はこれまでで一番「生身」の脇田もなりを感じたんだよ。
中盤、Dorianさんが参加しての「エスパドリーユでつかまえて」と「WHERE IS...LOVE」が最大の聞き所。うねるシンセが入る事によって音の景色がぱっと広がる。まさに鳥肌ものだった。
「WHERE IS...LOVE」は、初披露されたハイボールアワーの時は手探りで歌っている感じだったのに、この日は完全にツボをつかんだ見事な歌唱を聞かせてくれる。
本編ラストの「passing by」での、あふれ出る感情をかろうじて抑えながら歌うもなりちゃんを見ていたら、こちらの感情もコントロールできなくなってしまった。
夢を見てられるように いまを強く生きる。
なんて思うよ
気がついてみれば「IN THE CITY」も「Boy Friend」も、僕が大好きな「EST! EST!! EST!!!」も「PEPPERMINT RAINBOW」もやらなかった。
この日のライブが、ただ3年間の集大成だけではないのだという事なのだと思う。
いまのもなりちゃんだけではなく、未来を感じさせてくれるステージだった。
それが本当に嬉しい。
「来年はもっと大きな壁に挑戦したい。社長、お願いします。」
「あっ、社長やな顔した」
みんな〜私はお肉を食べて、これからの活動のことを話し合い、決まり。
— 脇田もなり (@MonariWakita) October 4, 2019
うん。来年もっとがんばらなくては!!!
スタッフさんみんなで焼肉!🍖
幸せ〜〜💕
10月20日渋谷LUSH 予約した?
待ってるよー!!みんなに久しぶり会いたいわ〜〜😭 pic.twitter.com/N9YoFft0ke
きっといいチームなんだろうな。
これからも期待しかない。
2年前の1周年ライブも、昨年の2周年ライブも絶賛した自分だけど、今回の3周年はそれらをはるかに凌駕した素晴らしいライブだった。
●2年前
9/8(金)脇田もなり@渋谷clubasia | mixiユーザー(id:24615039)の日記
●1年前
https://charanpochiiboo.hatenablog.com/entry/2018/09/18/222722
※ちゃんとしたライブレポを読みたければ、自分のすぐ近くにいらっしゃったこの方のブログをご覧ください。丸投げしてすみません。
"RIGHT HERE" ツアーファイナル&ソロ3周年!@渋谷クラブクアトロ | 儚いからそれはきっと美しい
セトリ貼っておきます