チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

LPを片っ端から聞いてみた21.ジャクソン・ブラウン①

結局12月は更新できませんでした。

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第21回目はジャクソン・ブラウンのファーストアルバム。

 

Jackson Browne (1972年)

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万年青年のようなジャクソン・ブラウンももう72歳。という事は自分とちょうどひと回り違い。ジャクソン・ブラウンも子年だったんだ。

 

いつだったかは忘れたけど、FMでこの曲をエアチェックしたことがある。これがジャクソン・ブラウンとの出会いの一曲だったかもしれない。よくはわからないけど。

 www.youtube.com

 デビューシングルであり、ビルボードチャートで8位になるほどヒットしたらしいこの曲。曲調は明るいけど内容は暗い。

www.youtube.com

Doctor, my eyes have seen the years

And the slow parade of fears without crying
Now I want to understand

I have done all that I could
To see the evil and the good without hiding
You must help me if you can

Doctor, my eyes
Tell me what is wrong
Was I unwise to leave them open for so long

訳すの難しいですね。

こんな感じでしょうか?

 

ドクター、僕の目は何年もの間

泣くこともなく恐ろしいものを見続けてきました

どうしてなのでしょうか?

 

良い事も邪悪な事も、

目をそらすことなく出来る限り見続けてきました

だから助けてほしいのです

 

ドクター、僕の目の

何が悪いんですか?

ずっと目を開けている事がいけないのでしょうか

 

間奏の素晴らしいギターソロは、ジェシエド・デイヴィス。

昨年見た映画「ランブル」で、ジャクソン・ブラウンがこの時のエピソードを語っていた。

最初は他の曲をエドに弾いてもらうつもりだったけどあまりピンと来なかったらしく、「他の曲はないか」と言われてこの曲を聞かせたら「これならできそうだ」となったそうです。

ジェシのギターにパーカッションも入って、サザンロックの匂いも感じられる出来上がりになっていますね。

 

内省的な歌詞になめらかなメロディー、青さを含んだ真っ直ぐな歌声、端正な顔立ち。

表面的なサウンドの変遷はあったとしても、ジャクソン・ブラウンはこのファーストアルバムからずっと変わらないなと、改めて感じた。

 

さて、このペースだとZまでたどり着くのに10年くらいかかってしまいそう。もう、ゆっくりやります。意地でも続けます。

次回は、ジャクソン・ブラウンからもう1枚取り上げます。