9月は9本。
内容は、サンダルテレフォン、透明写真、POMERO、ポスタルジア、marble≠marble、グデイ、脇田もなり、小日向由衣、nuance、NaNoMoRaLが各1現場ずつと見事にばらけた。
こんな事は初めてです。
1. 9/3(金)サンダルテレフォン定期公演「夏芽ナツ生誕祭」 @恵比寿CreAto
生誕という事でナッちゃんが歌ったのが「夏の扉」。「フレッシュ フレッシュ フレッシュ」に合わせて赤いサイリウムがフロアで揺れる。
特典会も終演後に行われ、少しずつライブの形態も戻りつつあるなと感じた。
2. 9/4(土)透明写真ほか@新宿MARZ
透明写真は8月の大阪以来1か月ぶり。やっぱり好きです。
situasionは前に見た時にはピンと来なかったけど、少しわかってきた感じ。
大阪から来たFioreはとても気合が入っていた。
3. 9/11(土)ポスタルジア、POMERO、SW!CH他 @渋谷DIVE
トリのSW!CHが楽しかった。軽率に特典会に行きそうになってしまった。
1年前に見た時にも良いと思ったけど、比較にならないほどパワーアップしていた。
「ラヴゴナ」を初めてライブで見たけどめちゃくちゃ楽しい。最後には飛び道具も飛び出してきて驚かされた。
振付も楽しいですね。
POMEROは安定の良さ。
逆にこの日はポスタルジアにあまり乗り切れなかったのはどうしてだろう?
4. 9/17(金)marble≠marbleリリイベ@タワーレコード川崎店
⇒前回記事
5. 9/18(土)エレクトリックリボン美岐あおい 生誕祭@渋谷スターラウンジ
⇒前回記事
6. 9/18(土)脇田もなり @青山月見ル君想フ
今年見たライブの中で一番良かった!
もなりちゃんが歌い続ける限り追いかけていきたい。改めてそう思わせてくれるようなライブだった。
2年前にクワトロで行われた3周年ライブから時間が止まってしまったようだと言っていたもなりちゃんだけど、この日は歌える事への喜びに満ち溢れていたように見えた。
中盤、ラヴァーズロック調にアレンジされた「青の夢」、そして「ondo」での歌が、全身に沁みてくる。声を張り上げて歌い上げるのではなく、とても丁寧な柔らかい歌唱。「Dear」のサビで感極まって一瞬声が詰まった所では、こちらも気持ちがこみ上げてきてしまった。
クライマックスは「I’m with you」~「Boy Friend」~「Callin' You」~「IN THE CITY」のミックス。アンコールは「WINGSCAPE」。
新しく購入したと言っていたシンセベースがうねる。
もなりちゃんの声もはねるはねる。
最高の時間でした。
来年はアルバム、そしてツアーなどを考えているそうなので期待しています。
※ナタリーの記事を貼っておきます。
7. 9/19(日)一瞬しかないのイト破フリルと晴後すずめ生誕記念日2021~今宵ミラーツインズと~@青山月見ル君想フ
もなりちゃんを見てから10数時間後、再び「月見ル君想フ」にやって来た。
この日は、一瞬しかないのイト破(ふわ)フリルさんと晴後すずめさんの合同生誕祭(この2人、実際の誕生日も同じ9月13日なのですが凄い確率だと思う)。
何が飛び出してくるか予想もつかないのがここの生誕祭。公演時間は90分を超えるのに歌われた曲はカバーを含めて8曲だけ。他の時間は一体何をやっていたのだろう?と思うほど。でも全然飽きなかったし時間を忘れて楽しんでしまった。
この日の「twinkle」でも椅子の中からポンプ君が登場。歌の前に自ら椅子の中に入っていくくだりで笑わせてもらいました。
ポケモンマスターになるという夢を叶えたすずめちゃん。
フリルちゃんのワンピースはお婆さまの箪笥に眠っていたものらしい。お似合いです。
フリルちゃんがカバーしたのがこの曲。アインシュタインズの「リボン」。
作詞作曲はテレパシー・モーニングに楽曲提供しているアルベルト志村さん。目まぐるしく変わるリズム、木琴や木管楽器のような音。大好物。
3人で歌われた「翼をください」。ピアノを弾きながら英語で熱唱するすずめちゃん。バンドをやっていた事もあるらしい。
銀海シェフによるフルコースおもてなし動画にも驚いたし、樹海でのフリル嬢の怪しい美しさにも目を見張らされた。
ここのメンバー、みんな只者ではない。
8. 9/20(月・祝)小日向由衣 @渋谷ラママ
⇒前回記事を参照ください
記事では書き忘れたけど、ゲスト出演したミアちゃん(ミア・ナシメント)もとても良かった。関美彦さんがギターを弾いた曲では、ミアちゃんの歌がぐっと力を増し、化学反応が起きたみたいだった。
9. 9/25(土)MINIMARINGS(nance、NaNoMoRaL、代代代)@新宿BLAZE
これでもミニマリングクラブに入っていますのでね、無料で参加しました。会報誌は来ないけどね。
nuanceは6月のZepp横浜ワンマン以来となってしまった。そのせいか、体に気持ちが追いついていかなくてふわふわした感じだった。これはもちろん自分の問題で、nuanceのパフォーマンス自体はやはり素晴らしかった。
「cosmo」に始まり、いきなり「ミライサーカス」「タイムマジックロンリー」でトップギアに入り、音源未収録の新し目の曲を4曲続ける。
そして最後は「雨粒」。
勝手知ったるミニマリングクラブのイベントならではのセトリだったと言えるのかも。
代代代はやっぱり苦手です(すみません)。
そんな中、いつでもどこでも変わらず最高のライブをするNaNoMoRaLの素晴らしさ。パセリちゃんと未來ちゃんへの信頼感がさらに増していく。
9月はライブのほかに映画を一本、「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」を見てきました。
1969年の夏、ニューヨークのハーレムの公園で6週にわたって行われた音楽フェスのドキュメンタリー。
まだ19歳だったステーヴィー・ワンダーのドラムソロ、マへリア・ジャクソンとメイヴィス・ステイプルズの迫力満点の掛け合い(ここはカメラも歯並びがわかるほどのアップで顔を写す)、スライ・ストーンのかっこ良さと革新性、そして終盤に登場するニーナ・シモンの凛とした存在感。ザ・フィフス・ディメンションのライブもすごく良かったし、デイヴィッド・ラフィンが「マイ・ガール」を歌うと一緒に歌いだす観衆とか、グラディス・ナイト&ザ・ピップスもとか、思い出したらキリがない。
出演者も多彩で、ブルースのB.B.キング、サルサのレイ・バレット、アフリカ出身のヒュー・マセケラ、白人のフルート奏者ハービー・マンなど、ジャンルを超えたムーヴメントだったという事がわかる。
時代背景がわかるように編集された構成も含めて、素晴らしいドキュメント映画でした。