約2か月ぶりの更新になってしまいました。
昨年アナログプレーヤーを購入した事がきっかけで、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみるというシリーズ。
第29回は、ブラジルのシンガーソングライター・デュオ、アントニオ・カルロス&ジョカフィ。
■LOUVADO SEJA(1977年)
日本では「風のカーニバル」という邦題で1980年に発売されていて、自分もその時に買ったはずです。
洗練されたサウンドとメロディー。でも、サンバの伝統をしっかり感じち取る事ができる。着色料も甘味料も使われていないのに、仕上がりは色鮮やかでまろやかな極上の一品です。
イントロのギター(カヴァキーニョかな?)が良い感じ。
控えめなホーンやストリングス、女声コーラスが色を添える。バンジョーの音も聞こえますかね。
もうひとつ、アルバム最期を飾るタイトル曲。
この曲だけはオリジナルではなく、トラディナショナルな曲をリメイクしたみたい。
ブラジル音楽は奥が深くて(ブラジルに限った事ではないけど)、ごく限られた数名のアーティストを少し齧っただけに過ぎない自分に語れることはほとんど無い。
なんだか薄い文章になってしまいましたが、本当に音楽は素晴らしいです。
さて、次回はEric Carmen(エリック・カルメン)です。