■COOL STRUTTIN' (1958年)
これははっきり言ってジャケ買いですね。
昔、東急ハンズでLPレコード用の木枠を買って、好きなジャケットを並べて飾っていた。
「これ、オシャレじゃね?」
まだ20代前半で軽薄だった頃の自分は、そう思った。今でも変わりませんが。
初めてこの曲を聞いた時、「あれ?聞いた事ある」と思った。
どこで聞いたのだろうか?
CMか何かで使われていましたでしょうかね?
それとも、どこかのお店で流れていたのが頭に残っていたのかもしれない。
でも、アルバムの印象はほとんど残っていなくて、今回30年以上ぶりに聞いてみました。
気持ちいいですね~
自分のリーダーアルバムなのにあまり目立たない。アート・ファーマーのトランペットや、ジャッキー・マクリーンのアルト・サックスの方がソロを取っている時間が長いんじゃないか。
で、サポートに回っているかと思うと、さっと表に出てきてさりげなくソロを弾く。これがまた良い。
ピアニストって自己顕示欲が強い人が多いように思うけど(これって偏見?)、僕はこういう人の方が好きだなと感じました。
これは、ピアニストだけじゃなくてギタリストにも当てはまるかもしれない。
たまには、ジャズを聞くのも悪くない。
次回はOTIS CLAY。
ロックバンドのレコードをほとんど持ってない事に気づいてきた。