前日は台風の影響で開催中止になってしまい、この日も明け方まで雨が残っていたのでどうなるかと思っていたけど、お昼過ぎからは日差しが降り注ぐ絶好のお天気となった。
湯川潮音を見るのは2014年の6月、渋谷クワトロで行われたエンケンさん(遠藤賢司)のライブ以来。そして、この日は僕がエンケンさんを最後に見た日。どうしたって、エンケンさんを思い出してしまう。
6/19 遠藤賢司@渋谷CLUB QUATTRO | mixiユーザー(id:24615039)の日記
エンケンさんと湯川潮音といえば、こんなツーマンもあったしね。
6/27 遠藤賢司&湯川潮音@渋谷BYG | mixiユーザー(id:24615039)の日記
いやいや、湯川潮音を語るために、もう亡くなってしまったエンケンさんを持ち出すのは失礼だ。あくまでも、今の湯川潮音を見に行くのだから。
お昼前に立川駅に到着。昼飯どうしようかと暫し考えて、南口すぐの所にあるカレー屋さんへ。美味しかった。美味しかったけど、なかなかこれは!というカレーに出会えない。
雨が上がって本当に良かった。
入場して少し歩いていたら、気になるお茶碗やお猪口を見つける。最近、茶碗が欠けてしまったのでチェックする。
メインステージに着いたら、ちょうど堂島孝平が始まる所だった。
これは「葛飾ラプソディー」を歌っている所。
お客さんを巻き込んでのなかなかのエンターテイナーぶり。楽しかった。
最後の曲でハーモニカを弾きながらステージを降りて来る。ここまでは良かった。
降りて来た堂島孝平は、お客さんのメガネを片手で取って自分にかける。それも、二重三重四重と。自分のメガネをそんな風に扱われるなんて、僕は嫌だなあ。傷つけたり変形させたりしたらどうするんだろう?
しかも、それを物販まで取りに来てくださいって、ちょっと傲慢なんじゃない?
MCで「堂島孝平を初めて見た人」という呼びかけに手を上げた自分だけど、思い起こしてみれば、NHKホールでのNegiccoワンマンの時に一度見ていたんですね。あの時のかえぽとのやり取りが面白かった。
湯川潮音はリハーサルから見ることができた。曇り空から青空へと変わり、降り注ぐ日差しが暑いくらいになってきた。
ギターを持って立つ姿。小柄な体から発せられる透き通った歌声が屋外に響く。
空を見ているのか、風を感じているのか、時折斜め上を見上げる姿が印象的。
サポートの2人(バイオリンとフルート、曲によりサックス)も息の合った演奏を聞かせる。
パン、パン、パンパンパンというクラップが入る曲がとても良かったのだけど曲名がわからない。
ツバメの姿を見たという話に続けて歌われた「ツバメの唄」、この曲を生で見れるとは思わなかった。
懐かしいMV。ピンポンダッシュをしたり不思議な振り付けを踊る潮音さんが可愛い。*1
最後はアルバム「クレッシェンド」所収の「ルビー」。初めて湯川潮音を見たのがこのアルバムのリリイベだったので懐かしい感じがした。これも大好きな曲。
昨年リリースのアルバムのアナログ盤を購入、サインをしてもらった。
湯川さんのライブは撮影禁止だったので写真はありません。リハーサルで撮ったものはありますが、アップするのは控えておきます。
この日蚤の市で買ったもの。茶碗と湯呑、本が2冊。
「ケルト映画紀行」には、僕が2番目に好きな「ザ・コミットメンツ」(1991年)にも触れている箇所があった。先日アイルランド映画祭で上映されていたのだけど、仕事のため行けなかった事が残念でならない。*2
15:30からのコトリンゴも見ようと思っていたのだけど、なんだか満足してしまったのと、早くレコードを聞いたりと本を読みたいと思ってしまったので、寄り道もせずに家に帰りました。
潮音さんのライブを見た上に良い買い物もできて、大満足の一日でした。
湯川潮音といえばこのライブも忘れられない。