9月は6本、10月は7本。10月まの累計で58本。昨年よりも30本も減っている。
【9月】
1. 9/5(火)GRAPEFRUIT NIGHT(The Candace、MaNaMaNa、RAY、ハチキュウ)@渋谷Milkyway
RAYがとても良かった。見たのは久しぶりで新体制になってからは初めてだったけど、サウンドは相変わらずとんがっているのにアイドル味が増している。
5拍子をベースとしながらサビでは6拍子に変わるこの曲に見入ってしまった。
The Candaceはもちろん好きだし2度目のMaNaMaNa(ex.林奈緒美)も楽しい。
2. 9/9(土)JaccaPoP(SANDAL TELEPHONE、脇田もなり、RAM RIDER、JaccaPoP)@下北沢CLUB251
遅れてCLUB 251に着いて受付を済ませていたらSANDAL TELEPHONEの「ワンダーランド」が聞こえてきた。
ダルフォンを見るのは約2年ぶり。他界したつもりはないんだよ〜(でも客観的に見れば他界だよね)。
3人になっても変わらず。いや、より研ぎ澄まされたようなステージ。「Magic All Night」や「コーリング」は、やっぱり楽しい!
前に移動して2列目からもなりちゃんを楽しむ。歌っている姿がとても楽しそうで、それが自然に伝わってくる。
リリイベに行けていなかったので、ようやくアルバムをゲットした。
JaccaPoP 14周年×下北沢CLUB251 30周年 タテ揺れヨコ揺れナナメ揺れなんでもありのダンス天国の中でも、やっぱり脇田もなりさんの圧倒的な歌と表現力が最高!フロアも盛り上がりがって楽しかった😀ようやくアルバムも買えたしワンマンがめちゃ楽しみ😊😊😊 pic.twitter.com/NB8PUVEnIN
— チーボー (@charanpochiiboo) 2023年9月9日
約2年ぶりのSANDAL TELEPHONEは後半しか見れなかったけどアダルトにビューティになって眩しい限り。ダンスのキレも相まってシャープにソリッドに進化した印象。Magic All Nightは楽しいし新しい曲も良かった。
— チーボー (@charanpochiiboo) 2023年9月9日
3. 9/11(月)THE ORGANICS 小麦生誕ライブ「あ、残暑お見舞い申し上げます。」@渋谷Milkyway
仕事が終わってからでは小麦のソロステージに間に合わないのでこの日は休みを取ったのだけど、大正解だった。
事前にぶち上げる宣言をしていて「絶対楽しいから」と言っていたけど、これは想像以上で期待以上。途中から茉夏と那流も出てきて、もはや実質THE ORGANICSのステージ。3人ともステージ最前の高くなっている所に上がってくる。それに呼応するオーディエンス。オープニングから激熱で最高に楽しかった。
☆セトリ(ヒップホップには疎い自分でも聞いた事がある曲があった)
出演者みんなアチアチだったけど、中では初めて見たCHICKEN BLOW THE IDLE(チキブロ)の、外連味のないストレートな直球勝負のロックに好感を抱いた。
DOGMACLUBは揺城ひめりさんがいないなと思っていたら、この日の数日前に脱退が発表されていた。さらに10月には活動休止まで。
トリのTHE ORGANICSも、もちろんそれまでの出演者に負けていない。煽りもコールもないのに、自然にじわじわとこんなに盛り上がる事が出来るんだよ。
改めて、ここが大好きだと思った。
【映画】9/17(日)ザ・コミットメンツ「Peter Barakan’s Music Film Festival 2023」@角川シネマ有楽町
僕が生涯で2番目に好きな映画*1。
アイルランド、青春群像劇、最高にいかした音楽(特にライブシーンの素晴らしさたるや!)と、自分が好きな要素がてんこ盛り。メンバー集めからスタートしたバンド*2が、ライブを重ねるごとに存在が認められてきて、日の目を見るまであと一歩というところでの内部分裂による挫折。ピケットさんがもう少し早くついていればと思うけど、遅かれ早かれ結末は同じだったかもしれない。しかしここのメンバーたちは、男も女も口は悪いし手は早い。
バンドのマネージャーであり主人公のジミーと、メンバーの中で唯一のインテリ(でも労働者階級)であるキーボード奏者・スティーヴが、教会で「青い影」の歌詞について語る場面も好きなのだけど、映画のラストでジミーが架空の自問自答インタビューに答える形で放った「ファンダンゴに乗ってくるっと回った。でも客はそれ以上に求める。」*3というセリフが、「青い影」の冒頭の歌詞から引用したものだという事に気がついた。
4. 9/23(土・祝)脇田もなりワンマン@代官山SPACE ODD
⇨記事あり
5. 9/30(土)るどにゅとおがに(THE ORGANICS、おーるどにゅーすぺーぱー)@四谷LOTUS
四谷LOTUS、ここでTHE ORGANICSの主催ライブを何度見たのだろう?
ここでTHE ORGANICSを見られるのは最後かもしれないけど、先輩でもあり、盟友でもあり、翌月に活動終了を控えるおーるどにゅーすぺーぱー(昨年ここで2回見ている)とのツーマンは、特別なライブとなった。楽しかった。
四谷三丁目の中華屋で昼飯を食べ、鶯谷まで牛込柳町〜後楽園〜東大〜根津と歩く。
暑くて汗をかいた。
6. 9/30(土)チャラン・ポ・ランタン@東京キネマ倶楽部
⇨記事あり
これは今年のベストライブですね。
【10月】
1. 10/9(月・祝)川嶋志乃舞@三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON
2. 10/9(月・祝)服部奈緒@浅草和ノ家追分
⇨記事あり
この日のライブ映像より。
3. 10/13(金)Great Hunting 25th Anniversary Party(フィロソフィーのダンス、寺嶋由芙、MAINAMIND、OPA:MaNaMaNa)@池袋Studio Mixa
加茂啓太郎さんによる新人発掘プロジェクト「Great Hunting」の25周年を記念したスペシャルなライブ。
マネーガンでお札(MaNaMaNa通貨)をフロアに撒き散らすオープニングアクトのMaNaMaNa、歌とダンスと最高のグルーヴで見る者を魅了したMAINAMIND、さすがの安定感の寺嶋由芙、そしてトリのフィロソフィーのダンスで会場は最高に盛り上がる。
MAINAMINDと日向ハルによる夢の歌姫共演があったり、寺嶋由芙とNONA REEVESの西寺郷太が「渋谷で5時」をデュエットしたりと、サプライズも飛び出す。
フィロのスはあの日比谷野外音楽堂以来だったけど、やっぱりライブは最高!
わりと近い位置からステージを見られたのも久しぶりなら、「アイドル・フィロソフィー」や「ライブ・ライフ」で思い切り声を出せたのも久しぶり。「DTF」なんて涙が出るほど楽しい。
アンコールは出演者総出で「ダンス・ファウンダー」。落ちサビをMaNaMaNaが歌い上げる。この面子の中でも存在感が凄い。フィロのスのオーディションを受けた事で加茂さんの目に留まったのも頷ける*4。
ゆっふぃーがMCで言っていた。
大学生の時、周りは就活をしていたけど自分はソロでアイドルをやりたかった。どうしてよいかわからないでいた時に加茂さんと出会った。自分の実績を全然しゃべらなくてどういう人か良く分からなかったけど、初めて会ってから2か月後にライブを決めたうえに楽曲も4曲用意してくれて、そのスピード感に驚いた。
フィロのスでも毎月の定期公演で新曲を披露していたけど、なかなか出来る事ではないよね。
グレイトハンティング25周年、最高のパーティーだった!久しぶりのフィロのスめちゃ楽しかった。ハルちゃんが「消えていったオタクの顔が見える。同窓会みたい」って言ってたの笑った(俺だよ)。DTFでフロアの加茂さんに向けてみんなでケチャしたのにも笑った。あんなに近くで見れたのも何年ぶりだろ pic.twitter.com/w18sMYqSvh
— チーボー (@charanpochiiboo) 2023年10月13日
オープニングのMaNaMaNa、初見の人も多かっただろうにしっかりぶち上げる。MAINAMINDは初めて見たけどこれまた最高の歌とダンス、MCでの加茂さんいじりで笑わせる。ハルちゃんが出てきていきなりのコラボ。歌姫の競演、フェイクの掛け合いにゾクゾク。
— チーボー (@charanpochiiboo) 2023年10月13日
4. 10/17(火)川井わか生誕祭『わかる?』NUANCE×RAY TWOMANLIVE @横浜 mint hall
わかちゃんと内山さんによるthe orimen's(2人ともそれぞれのグループで唯一のオリジナルメンバーだから)は、nuanceの「tomodachi」、ヤなことそっとミュートの「Lily」、そしてRAY「サテライト」(ドッツの頃からのレパートリー)という、レアで嬉しいセトリ。この2人、表面はふわふわして見えるけど芯は強くて自分で決めた事をやり通す意志の強さが共通しているように思う。
そういえば内山さんが8月の終わりにこんなツイート*5をしていた。
毎日音楽を聴き、毎日なんらかのアルバムをレビューしている内山と、「最近の人は音楽聴きすぎているから音楽聴くのやめちゃった!」とヤバい尖り方(好き)をしていたわかちゃん😸♡ ずっとなかよしだ〜 pic.twitter.com/0GgmZaznUE
— 内山 結愛 (@__yuuaself__) 2023年8月31日
RAYのライブは本当に良いし、NUANCEは改めて好きだと思った。
特典会ではわかちゃんに久しぶり(にこにこ笑って喜んでくれて申し訳ないくらい)、城戸美月さんにははじめましての挨拶。
恒例だったふるまいケーキも復活したけど特典会の列に並んでいるうちに無くなってしまった。
NUANCEは11月21日の単独公演のチケットも買っていたのだけど忌引きのため行けなかった。こればっかりは仕方ない。
5. 10/20(金)HELLO WORLD(文坂なの、クレイビットほか)@西永福JAM
西永福JAMへの階段を降りると、るなほしさんがロビーで平行物販をやっていた。ライブを見ていないのにすかさず並ぶ。るなほし登山部員なので。
キスエクはやっぱりいつ見てもすごい。そっか、1/fキュレーションにいた桃瀬せなちゃんがメンバーに入ったんだったね。
文坂なのさんは、ミディアムテンポの聞かせるセトリ。特典会で何を話したか全く覚えていない💦
最後はクレイビット!
翌日の大阪でのライブを控え、夜行バスの出発時間が迫る中、出番後すぐに並行物販を行い、慌ただしくさよならして行きました。
6. 10/21(土)THE ORGANICS Pre. 深海の雨音vol.2 @新高円寺LOFT X
猫の目に宇宙は初見だけどなかなか楽しかった。メンバーの中になんか見た顔があったと思ったら、元さとりモンスターの橘初華さんだった。
ばっぷるは11月末の解散まで1か月少しとあって、メンバーもオタクも熱く盛り上がっていた。鈴木花純さんの歌は良いし牛山ももさんは好きです。でも物販には行かなかった。
ばっぷるからの熱気を受けてTHE ORGANICSもじわじわと盛り上がった。
ライブの後は長女とその旦那、次女の4人で府中飲み。楽しかった。
7. 10/28(土)ぼくがすき!VOL.20(EMOE、水槽とクレマチス、月刊PAM、DOGMACLUB)@渋谷DESEO mini
EMOEは、ゆんちゃんが体調不良でお休みのため、まこちゃんが歌うパートを1人で担っていた。さくらさんは出演キャンセルも考えたそうだけど、まこちゃんが「やります」と宣言したそう。さくらさんも、全部のラップパートをこなさらなければならず、テンパっていたとの事。
初見だった水槽とクレマチスは、RAYにいた月日萌花さんと甲斐莉乃さんが楽しそうにアイドルをしていた。途中、なんか聞いた事のある曲が始まったと思ったら、Dorothy Little Happyの「恋は走り出した」のカバーだった。
月刊PAMは元気な2人組。
11月2日のワンマンライブで現体制終了となるDOGMACLUBは、この日の昼夜が最後の対バンライブ。見ていると色々な思いが湧き上がってくる。
特典会でLilleさんに開口一番「チーボーだめだよ」と言われる。何をダメ出しされたのだろう?
「顔見てたらエモくなって来ちゃった」。そんな事いわれたらこっちがこみ上げてきてしまう。
「もしかしたら今日が最後?」「ごめん、ラストライブに行けなくて」
Lilleさんは事務所に残ると先日発表されたので、また会えるかもしれない。