チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

1/27(土)東京天然温泉『湯会』@古代の湯

今年の上半期を振り返る企画の第2弾は、1月の湯会。

 

出演:中嶋春陽amiinA、脇田もなり、sora tob sakanaNegicco、湯けむりDJsほか
料金 4,000円(入湯料含む)

 

湯会にも3回目の参加ともなると勝手知ったるもの。
開演1時間前の10時には入場を済ませてゆっくりお風呂に入り、館内着を着る(前回来た時はフィロのスTシャツだったけどね)。
4階の大宴会場に入り、まずは生ビール。そうだ、食事も済ませてしまおうとカツカレー。準備万端、あとはライブを楽しむだけだ。

 

中嶋春陽withゆけむりDJs(11:00~)
昭和歌謡を歌う18歳。いきなりTOKIO~さらばシベリア鉄道チェリーブロッサムときて、おじさん連中の心をつかむ。ウクレレの弾き語りをはさんでサウスポーでは、DJ Nachuさんと2人で踊る。以前ジュネスプリンセスというアイドルグループに在籍していたことがあり、その時にNachuさんが振り付けをしていたらしい。Nachuさん、フィロのスのパンツをはいている。Nachuさん推せる。まったりとした良い感じのオープニングだった。
(写真はNachuさん。パンツにTDFPの文字が見える)
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amiinA(11:50~12:30)
トイレに行って戻ってきたらもう総立ちだった。これじゃあ後ろの人は全く見えないだろうな、と思いながらリズムに身を任せる。けっこうグイグイ、ゴリゴリくる。スケールの大きい楽曲に全身を使った踊り。ポストロックとかエレクトロニカという言葉すらよくわかっていない自分がamiinAの音楽性を説明する事は難しいけれども、自分がamiinAの音楽に惹かれるのは、80年代の始めの頃にXTCピーター・ガブリエルなどが取り組んでいたリズムの再構築に通ずるものを感じるからかもしれない。唐突な思いつきで根拠はありませんが。とにかくCallin’という曲が好きすぎる。
最後のCanvasでは、ステージからお座敷に降りてきて歌う2人。ほら、こんなに近く!お座敷が一体となってのシングアロング。圧巻のパフォーマンスだった。
近くにいた厄介ヲタがうるさかったのが残念。あいつらビール持ったまま騒いだ挙句、中身をぶちまけていたぞ。最低。
Allas
lilla
Drop
Legacy
Callin’
cosmos
RunBlue
キーメーカー
Canvas
この後、NachuさんのDJタイムだったけど、CDを買って特典会の列に並ぶ。
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■ 脇田もなり(13:10~13:50)
みんな大好き、もなりちゃん。総立ちのお客さん。
ステージに出てくるやいなや、「SHAKE BODY, SHAKE BODY」と、会場にコールをうながすもなりちゃん。
「まだー」「もっとー」
あんな笑顔で言われたら、そりゃ全力で応えるでしょ。本当に、お客さんの巻き込み方も上手くなった。
この日はDJ Nachuさんのミックスによるセットで、40分の中に12曲をぶちこんできた。バンド編成だけでなく、状況に応じてこういうライブもできるのだなあ。
WINGSCAPEでの大コーラス、じっくり聞かせる「夜明けのVIEW」もはさみつつ、新曲「TAKE IT LUCKY」も披露。
「リリースの予定はありません」
「えー」
「だからライブに来て聞いてね」
構成、歌、会場の熱気・・・すべて文句のつけようもないステージ。この日の出演者すべてが素晴らしかったけど、もなりちゃんがぶっちぎりの優勝だったと思う私です。
泣き虫レボリューション
赤いスカート(short)
WINGSCAPE
あのね、、、(short)
LED(short)
EST! EST!! EST!!! (short)
夜明けのVIEW
TAKE IT LUCKY!!!
IRONY(short)
IN THE CITY(short)
I’m with you(short)
Boy Friend(Extended mix)
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J.A.G.U.A.RさんのDJタイムのしょっぱな、フィロのスの「ダンス・ファウンダー」で盛り上がるお座敷。コールにサビの振り、フィロのス認知されてるなあ。

 

sora tob sakana
出番間近、立ち上がるお客さんを座らせる主催者。まあそうでしょうね、その方が良いと思います。
入場時のSEが新しくなっている。4人の雰囲気がまた変わっている。
大人っぽくなった、なっちゃんとまなちゃん。
美少女ぶりに磨きがかかった、れいちゃん。
表情豊かなふぅちゃんは、魅せ方に深みが出てきた。最近、舞台を経験したからなのだろうか。
みんな着席(着座?)したままなので、盛り上がりという点では物足りない思いも残った。
「広告の街」なんて、みんなあっけにとられたように、食い入るように見ている感じ。前の2組に比べると、ちょっとワリを喰ってしまったところもあるかもしれない。でも、オサカナの曲は単純に盛り上がるようなものではないし、「いっしょに」と言われても簡単に振りコピができるようなものではなかったりするからね。初見の人にも、存分にパフォーマンスを見てもらえたのではないか。一部のオタクが前を占領して騒ぐよりも、やっぱりこの方が湯会の趣旨に合っていると思う。
終盤の2曲、「帰り道のワンダー」と「夜間飛行」は楽しい。この曲くらいは、お客を立たせても良かったかもしれない。
「夜間飛行」で終わりかと思ったら「ribbon」。独特な余韻が残った、オサカナのステージだった。
夜空を全部
クラウチングスタート
鋭角な日常
広告の街
タイムマシンにさよなら
帰り道のワンダー
夜間飛行
ribbon

Negicco
出だし3曲はconnieさんのB面曲。フェスティバルとパーティーは久しぶりに聞いた。あんまり久しぶりすぎて、コールとか忘れていましたよ。
新曲のカリプソ娘も良い曲。connieさんの曲は、なんだか安心するね。
Kaede「私たちにとって、初めてのウェディングソングです」
客「ひゅー」
Kaede「私たちは(お嫁に)いきませんけど」
結局、トリワン以外はみんなconiie曲だったことになる。
初めてNegiccoを見てから4年経つけれども、よくも悪くも印象は変わらない。Meguの音程は相変わらず怪しいし、Kaedeの発声も相変わらず危なっかしい。だからと言っては変だけど、Negiccoはいつまでもアイドルなのだと思う。
最後はお約束のラインダンス。ずっと座っていたお客も、立ち上がってコール。変わらないNegiccoの姿と、熱くて暖かいファンの関係もNegiccoならでは。だてに14年半もやって来ていない、その存在感はこの日の出演者の中でも群を抜いていた。
私をネギーに連れてって
フェスティバルで会いましょう
パーティーについて。
カリプソ娘に花束を
トリプル!WONDERLAND
さよならMUSIC
圧倒的なスタイル

 

ここで離脱してお風呂に向かう。最後のDJタイムも楽しいのだろうけど、お風呂と精算が混雑するのでね。
1階に下りて精算の列に並んでいると、出口のところで2人のお姉さんがチケットの出張販売に来ている。
フィロソフィーのダンスが出演するイベントのチケットを発売しています」
「今からでも十分間に合います」
アイドルイベントではないからあんまり売れていないのだろうか。「確かに行ける」と、一瞬思ったけどやめて府中に向かいました。

 

10時から5時まで、温泉入ってライブを楽しんで4,000円。これに生ビールと瓶ビールとカツカレーで2,160円。館内の給湯器でお茶も飲める。なんというコストパフォーマンスの良さなのだろう。
今回も湯会は楽しかった。毎回来られるわけではないけど、出演者によってはまた参加したいと思う。
それにしても今回は、自分にとって夢のような組み合わせの神イベントだった。