Beat Happening! VOL.2300記念 未来POP MAX!
開場 17:40 開演 18:00 3,300円+D600円
このBeat Happening!、なんと2300回目というからすごい。
主催の水口さんが一人で20年間くらい続けてきてのこの数字。
きっと色々な事があったのだろうと思う。
それこそ心が折れるような事も数えきれないくらいあった事だろう。
でも、この日のような素晴らしいライブを体験できるのだから、見る側としては感謝しかない。
■サンダルテレフォン
昨年の12月だったか、横浜駅のコンコースで行われていた詐欺撲滅キャンペーンで、警官姿に扮したアイドルグループを見かけた。
仕事中で時間が無かったので通りがかっただけだったけど、後からそれがサンダルテレフォンというグループだったと知った。
そして、YouTubeを見てみたら、なにこれすごく良いじゃないか。
というわけで、初見ながら楽しみにしていた。
見れたのは途中からだったけど、元気で好感が持てる。
「シティポップスは好きですか?」から、この「真夏の匂い」。
最後は最新シングルのディスコナンバー「Magic All Night」。
この2曲が特に良かった。
Bメロの4連クラップが楽しい。
サビのメロディと振り付けから、Chelipの「it's SHOWTIME」を思い出してしまった。
自分のほかにも、サンダルテレフォンをこの日初めて見たという人が多かったようだけど、しっかり爪痕を残していったみたい。
■nuance
「town」のSEに乗って、椅子を持って登場する4人。
えーと、何だろう?ラブチョコかな。
イントロが流れてきて「ピオニーだ!」。
この曲、初披露だよね。「Botān」から唯一ライブで歌われていなかったこの曲、てっきり3月10日のワンマンまで引っ張るのかと思っていたから驚かされた。
2曲目に早くも「ミライサーカス」、後は怒涛の展開。
セトリもハード、演じる4人はかなりきつかったのではないだろうか(みおちゃん、大丈夫だったかな)。
それでも、本当に力強くなったと、見るたびに感心させられるのが今のnuance。
あんなに線が細くていかにも体力が無さそうで頼りなさげなった人たちが、場数を踏んで鍛えられるとこんなにも逞しくなるんだな。凄いね。
後半に差し掛かったところ。「セツナシンドローム」でぜわすが登場。当然わかっていて期待はしていたけど、やっぱり盛り上がる。
この日も低音バキバキの爆音、不快ではないけれども後半になると低音しか聞こえなくなって、やはり個人的にはやり過ぎじゃないかという思いをぬぐえない。
ラストの「雨粒」、この曲には爆音が似合うとは思います。4人の佇まいが本当に美しい。
全体を通して、不思議な微笑みをしばしば見せる珠理ちゃん、キレキレのダンスを見せながらどこか儚げなみおちゃんの姿が特に印象に残っている。
SE town
M1 ピオニー
M2 ミライサーカス
M3 sazan
M4 ハーバームーン
M5 I know power
M6 ぜっなシンドローム
M7 tomodachi
M8 タイムマジックロンリー
M9 雨粒
■NaNoMoRaL
NaNoMoRaLのライブが本当に良くて、今一番好きな現場がここと言っても良いくらい。
フロアはみんな思い思いに体を揺らし、声を上げ、前に詰めてケチャしたり、「サーチライト」ではジャンプしたり。
僕も思いっきりジャンプする事にしています。この曲での連続ジャンプが出来なくなった時は引退するくらいの気持ちでやっています。
最後に未來ちゃん、「この会場にいるみんなと出会えたこと 絶対忘れるな!」と、次に出演する「絶対忘れるな」に引っ掛けての叫びをあげてさっと去っていった。
去り際もいつもかっこよくて素敵な未來ちゃんです。
本日は渋谷CLUB QUATTROにお越しいただきありがとうございました。
— NaNoMoRaL -ナノモラル- (@NaNoMoRaL_info) 2020年2月4日
【SET】
SE picomoral
01 モノクロマジック
02 シンダフリズム
03 サーチライト
04 エンドレスでした
05 ハジマル
06 唖然呆然
動画は今日の「唖然呆然」です pic.twitter.com/fVls0Rrxxh
■絶対忘れるな
さすがに汗をかいて疲れた。喉がカラカラになったので、ドリンクを追加した。
後ろの方でゆったりと見ようと思っていた。
でも、ぜわすのライブが始まると、否応なく乗せられてしまう。
「ひたむきさガール」でのミサキサンの登場もお約束。しかもミサキサン、丈の短いスカートを履いている。普段の衣装はロングスカートだからとても新鮮。そして、その美脚に目が眩みそうになる(ちょっと大げさ)。
ぜわすについては、最近ネットにこんな記事が上がっていた。
僕も最初に彼らを見た時、「大学のサークルの延長みたいな雰囲気の人たちだな」と思ったものだけど、まさにそのものだったという事。素敵だと思うし正直羨ましいとも思う。
この日の出演はavandonedのキャンセルにより実現したもの。avandonedも見たかったけど*1、ぜわすによってお祭り感が増幅されたと思う。良かった。
今回のビーハプも、とてもとても楽しませてもらいました。
キスエクもカナビスも見たかった。
*1:そう考えると、先日のノルガ律子さん生誕で見ておいて良かった