チーボーのブログ

主にライブに行った記録(まちだガールズ・クワイア、NaNoMoRaL、THE ORGANICS、クレイビットなど)

1/16(土)Leo-Wonder、サンダルテレフォン、topToe. @青山月見ル君想フ

(承前)

新宿から歩いて青山へ。

この日の2現場目はLeo-Wonderの主催ライブ。お目当てはもちろんサンダルテレフォンだけど、他の2組も楽しみ。

f:id:charanpochiiboo:20210126141011j:image

f:id:charanpochiiboo:20210126140951j:image

チケットはソールドアウトという事で、さすがにフロアは人でいっぱい。床の目印を探すけどなかなか空いている所が見つからない。なんとか階段下、上手側端っこのスペースを確保する。でもステージはよく見えるから問題なし。

 

1組目はtipToe.。新体制を見るのは初めて。

1曲目が「クリームソーダのゆううつ」、新体制後の2曲をはさんで終盤に「夢日和」と「星降る夜、君とダンスを」。あれ、サビのところの振りコピできるぞ??

耳なじみのある曲で良かった、という事もあるけれども、それ以上に昨年入った新メンバーのフレッシュなパフォーマンスに目を奪われた。そして、あみちゃんが頼もしく見えた。ポニテの宮園ゆうかさんの笑顔が素敵だった。悠木うたさんは年末に脱退していたんですね。

2曲目にやったのがこれ。あみちゃんが待っている教室に新メンバーが入ってくる冒頭のシーンが良いよね。

www.youtube.com

続くサンダルテレフォン、SEの「Break in」が流れただけで場内が熱くなる。

前半の4曲をノンストップで繋いで一気に攻める。

「Follow You Follow Me」の最後の一音と「ワンダーランド」のイントロが重なった所は、そのかっこよさに思わずのけぞってしまった。「Sleeping Beauty」から「コーリング(Remix)」への流れはもう鉄板だし。

「Magic All Night」は、イントロだけがRemixバージョン。クラップで盛り上げた所であのイントロになだれ込む。通常バージョンでのライブは久しぶりだったような気がする。

「Step by Step」で最高の多幸感を味わった後は「SYSTEMATIC」。この曲、ナッちゃんまいちゃんのメインボーカルが良いのは勿論なんだけど、エリちゃん朱音ちゃんのダンスと表情がまた大好きなんですよ。

何度聞いても良い。

www.youtube.com

しかし、対バンのサンダルテレフォンは強い。

それも力で圧倒する感じではなくて、普段通りのライブをやってこれだもの。

楽曲の良さは知れ渡ってきたサンダルテレフォンだけど、ライブパフォーマンスの素晴らしさはもっと語られても良いと強く思う。

SE. Break in

1.Follow You Follow Me

2.ワンダーランド

3.Sleeping Beauty(Short)

4.コーリング(Remix)

MC

5.Magic All Night

6.Step by Step

MC

7.SYSTEMATIC


トリは主催のLeo Wonder。旧体制も含めて見るのは初めて。

前の2組にあんなライブをされたら負けていられない。実際、こちらもすごく良かったです。

1曲目はこの曲。

www.youtube.com

“そのうちやる音”として活動してきたソロシンガーのnene、“鳥嶌鈴”として自身で作詞作曲を行ってきたソロアイドルのrin、ミュージカル出演などの経歴を持つanneの3人で活動を再スタート。 楽曲は岡田典之(空想委員会)が手掛け、それぞれの個性がぶつかり合う、エネルギッシュで疾走感溢れるライブパフォーマンスでフロアを沸かせる、期待の新星。

 

そうか、amiinAを手掛けていた齊藤州一氏がプロデューサーで、空想委員会の岡田典之氏(Negicco Nao☆ちゃんの旦那さんですね)が楽曲提供しているグループがここっだたのか!と、遅ればせながら気がついた。

しかし、そのうちやる音さん(現在はneneに改名)がメンバーに入っていたとは驚いた。2019年10月の川嶋志乃舞主催のフェスで見た事あるけど、Leo-Wonderのステージを見ていても全くわからなかった。こんなにアイドル性の高い人だったとは。

それにしても、メンバーそれぞれのスキルが高くて、そのうえひたむきさが伝わってくるステージだった。上の「アルゴリズム」は、この日初めてコーラスワークに挑戦したそうで、これからもっと完成度が高まっていくのでしょう。また機会があったらチェックしてみたい。

 

この日も夕飯難民になってしまったので帰宅して湯豆腐。

「Follow You Follow Me」の指をさす所でエリちゃんと目が合った気がしていたのだけど、まんざら気のせいではなかったようです。ステージでの朱音ちゃんも目力が強いですね(みんなだけど)。

f:id:charanpochiiboo:20210126141026j:image

 

1/15(金)サンダルテレフォン、1/16(土)Suzuriha、サンダルテレフォンほか

 ■1/15(金)サンダルテレフォン定期公演 エスティーvol.4 @恵比寿CreAto 

開演19:00 2,500円+D600円

 

当初は19時半の開演予定が緊急事態宣言を受けて30分繰り上げ、特典会もライブ前に変更となった。

定時の18時過ぎに横浜の事務所を出て、何とか開演5分前には入場する事ができた。

アットホームな雰囲気ながら、真剣勝負で手抜きなんか微塵も感じられない全力のパフォーマンス。これなんだよね。

持ち曲を全部披露してくれるのも嬉しい。1から2への繋ぎとか、4のRemixとか、本当に楽しい。

まだこのくらいのサイズで見られる事が嬉しいけど、こんなに間近で見られなくなるくらいビッグになってほしいとも願う。

1.Sleeping Beauty(Short)

2.コーリング(Remix)

3.Step by Step

MC(最近ハマっているもの)

・朱音 100%オレンジジュース

・まい 鬼滅の刃

・エリカ サンドイッチ(ホットプレートで作る)

・ナツ スキンケア

4.Magic All Night(Remix)

5.ワンダーランド

6.Follow You Follow Me

7.真夏の匂い

8.Shape the Future

MC(重大発表4/21ワンマン)

「SYSTEMATIC」MV公開

9.SYSTEMATIC

10.かくれんぼ

会場で公開されたMV。

www.youtube.com

 ちょうど8時に会場を出て渋谷まで歩き、晩ご飯とあわよくば一杯を目論むものの目ぼしいお店はやっていない。帰宅して飲みながらMVをループして見ていたらそのまま沈没してしまった。

 

■1/16(土) Suzuriha、ピューパ‼、美味しい曖昧、会心ノ一撃、ユレルランドスケープ新宿MARZ 

f:id:charanpochiiboo:20210120112447j:image

 リーダーのハンナさんが体調不良のために無期限で活動休止となり、今年から3人体制となったSuzuriha。10日のライブに行けなかったため、自分にとってはこの日が今年の初スズリハとなった。

www.youtube.com

新衣装はブルーを基調としたシンプルなデザイン。赤いスカーフのアクセントが良い。これ、かなり好き。

f:id:charanpochiiboo:20210122184349j:image

ハルちゃんのスカートが短いのは本人の希望だそうです。

f:id:charanpochiiboo:20210122184030j:image

 4人から3人になった事により、フォーメーションも大幅に変わっている。一人がソロで歌っている後ろで2人が踊っている形が増えたように思う。奥行きを持たせる事によって人数が減った寂しさを全く感じさせない。

「カケラ」のサビなんてなんてまさに顕著な例。これまでは横に並んで2人ずつ向い合せになって手を伸ばしていた所を、前で一人が歌い、後方の2人が手を外側に差し出す方になっていた。

横の広がりから縦の奥行き。四角形から三角形。さすがにきちんと準備して仕上げてきた事に感心させられる。メンバーが、12月中は3人でのフォーメーションを練習しながら本番は4人で行っていたので頭が混乱したとツイートしていたけど、そりゃそうだと納得した。ちゃんとしてるSuzurihaです。

「illuminations」のサビで体をくねくねしていた所も、手でイルミネーションの点滅を表現するようになっていたりと、まだまだ変わった所は沢山ありそう。今度見た時にはまた発見があるかもしれない。

 

ピューパ!!は初めて見たけどなかなか良かった。良質なエレクトロポップという感じ。

www.youtube.com

会心ノ一撃は、前回見た時に5人になっていて驚いたけど、さらに迫力が増していて圧倒された。

ユレルランドスケープは、クールかつじわじわと、見ている者の心をつかむ。完成度も高くて見事なステージだった。 

www.youtube.com

終わった後、タワーレコード新宿店に行ってみたら、まだSuzurihaを展開していた。「普遍的で極上な音楽」というコメント、その通り!だと思う。

f:id:charanpochiiboo:20210120112524j:image

f:id:charanpochiiboo:20210120112542j:image

f:id:charanpochiiboo:20210120112558j:image

同じ棚に置いてあったjubilee jubileeのアルバムを試聴したらめちゃくちゃ良かったので買ってしまった。以前から気になっていたんです。ついでと言っては何だけど、リンダ・ロンシュタットの「風にさらわれた恋」も。

f:id:charanpochiiboo:20210120112641j:image

 時間があったので、新宿から青山まで歩くことにする。距離にして約3.5キロ。新宿御苑の東側から千駄ヶ谷に抜けて鳩森神社の横を通り外苑西通りへ。ちょうどよいお散歩コースだった。

 

そして、月見ル君想フへ。

f:id:charanpochiiboo:20210120112914j:image

f:id:charanpochiiboo:20210118142050j:image

(続きます)

 

 

1/9(土)サンダルテレフォン、1/10(日)エクストロメ!!(nuance、POMEROほか)

■1/9(土)サンダルテレフォン(リリイベ)@タワーレコード錦糸町店 17:00~

f:id:charanpochiiboo:20210111205127j:image

何となくお正月からライブに行く気持ちになれなくて、この日が2021年の初現場。

明るい店舗で着席で音は必ずしも良いとは言えない環境で、短い時間で4曲しかやらなかったけれども、それでもサンダルテレフォンはこの日も最高だった。

コーリング」と「Magic All Night」のリミックスは、元歌の良さはそのままに更にパワーアップしていて、座りながらの振リコピも楽しい。

いよいよ1月19日に発売されるEPの表題曲「SYSTEMATIC」と、カップリング曲「かくれんぼ」では、アダルトだったり可愛い振り付けだったりと、また新たな魅力を見せてくれる。「かくれんぼ」での「もういいかい」の仕草とか、はないちもんをしながら歌う所とか大好きだ。最高に楽しい。

 

いつもだったら府中で飲むのがデフォルトなんだけど、緊急事態宣言を受けてよく行くお店が休業に入ってしまった。錦糸町のガード脇を歩いていたら良さげなお店があったので入ってみた。写真のポテサラもレバテキも安くて旨かった。やっぱり熱燗を2合飲んでしまうんだな。

f:id:charanpochiiboo:20210111105853j:image

 

■1/10(日)エクストロメ!!@新宿LOFT 12:40~

f:id:charanpochiiboo:20210111105935p:image

最初にでてきたあっとせぶんてぃーんは初見。メンバーはみんな現役のメイドさんだそうだ。

 この曲良かったよ。みんな歌唱力があるのに驚いた。

www.youtube.comnua

nuanceは、ミサキサンが体調不良で欠席。そのうえ、珠理ちゃんは右手指の骨折のため三角巾を吊るしながらのステージ。それでも普段と変わらない。いや、わかちゃんとみおちゃんの気迫が凄くていつもの1.5倍くらい動いている感じ。珠理ちゃんもそんなに踊って大丈夫なの?と心配してしまうほどの動きを見せてくれる。

これまでヌュアンスリーやヌュアンツーのライブは見た事あるけれど、ミサキサンがいないnuanceを見るのは初めて。それだけに、とんでもないものを見た気がした。

セトリも「シャララ シャララ」や「青春の疑問符」(この2曲凄く良かった)、「セツナシンドローム」で古参のオタクを喜ばせたり、最新作からの「ai-oi」をスタイリッシュに決めたりと、幅が広い。

「ai-oi」で終わったと思ったら最後に「雨粒」。まだまだ底知れないポテンシャルがあるなと思わせてくれるnuanceだった。それにしても、最後やっぱり音はでかかったな。

こんな状況の中で、25分の持ち時間に7曲も詰め込んできたnuance。入場のSEが無かったのはそういう事だったのか。

 

POMEROはエース格ちはるの不在が大きかったかな。さきちゃんも病み上がりで本調子ではなかったみたい。他のメンバーは頑張っていましたけど。

nuanceとクロスノエシスに挟まれて何となく分が悪かった感もある。でも、この爽やかさと渋さを兼ね備えた感じは、他にはない。頑張ってほしい。好きです。

1.MORE! 2.パラレルワールド 3.スイートタルト 4.Time Is It? 5.Saturday Night!

 

クロスノエシスは、いきなりみんな振りコピする曲で始まって、「えっ!こんなだったっけ?」とびっくりした。昨年春に加入した2人のメンバーがとにかく良く踊る。その相乗効果で全体もパワーアップしている感じ。ちょっと圧倒されました。しかしここも音がでかい。前はこれほどではなかったような気がする。

 

実はこの日は午前中にSuzuriha、夜は一瞬しかないのライブがあった。どちらにも行くことが出来なかったのが残念。

Suzurihaは3人体制での初ライブ、そして衣装も新しくなりアー写も公開された。

これいいね。ポップアートみたい。

f:id:charanpochiiboo:20210111105951j:image

一瞬しかないは、新メンバーのお披露目ライブ。これもこの日に公開された新しいアーー写。

f:id:charanpochiiboo:20210111110007j:image

 Suzurihaには近々行く予定だけど、一瞬しかないは次がいつになるか全くわからない。

首を長くして待っているほかない。

 

LPを片っ端から聞いてみた22.ジャクソン・ブラウン②

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第22回目は前回に続いてのジャクソン・ブラウン

 

■THE PRETENDER(1976年)

f:id:charanpochiiboo:20210110111947j:image

極めて個人的な話なんですけど、大学生の頃にずっと好きだった人がいまして、何となく友人づきあいみたいな感じだったのですが、3年生か4年生の時の2月に意を決して告白したんですよ。

結果は見事にフラれまして。いや、そうなるだろうとわかっていたから、それまで言えなかったんです。でも、落ち込んで酔っ払って家に帰って来て、一夜明けたら大雪で外は一面真っ白で。その日はずっとニール・ヤングの「アメリカン・スターズン・バーズ」とジャクソン・ブラウンのこれを繰り返し聞いていました。

このイントロを聞くと、条件反射のようにいまだにその事が思い出されます。馬鹿だね。

www.youtube.com

そんな話はさておき、1980年の11月に一度だけジャクソン・ブラウンのライブを武道館で見た事があります。

その時のオープニングもこの曲でした。

クレイグ・ダージュのピアノ、ラス・カンケルのドラム、そしてデヴィッド・リンドレーのスティールギター。

イントロを聞いただけで背筋がゾクッとするあの感覚を覚えたものです。

※1978年のライブ映像があったので貼っておきます

www.youtube.com

最初から最後まで、ただひたすら良い演奏と歌を聞かせる。「ビフォア・ザ・デリュージ」など、曲によって後ろのスクリーンに映像が映し出されることはあったけれども、誠実に歌に向き合うだけで、あの武道館が濃密な空気で満たされてしまいました。

ボブ・ディランの時の、あのひんやりして白けたような雰囲気は一体なんだったんだ、などと思ってしまったり。

「誠実」などという言葉を安易に使いたくはないけど、あのライブをひと言で表すならば、やはりこの言葉が最もふさわしいと思います。

ちなみに、自分が見たライブの中では、ジョー・ジャクソンにも同じような感覚を覚えました。

 

以上、思い出話ばかりになってしまいましたが、この「プリテンダー」は、「レイト・フォー・ザ・スカイ」と並んで、ジャクソン・ブラウンの中で最も好きなアルバムです。

バックのメンバーも固まって一体感があります。

ロウエル・ジョージのスライドとボーカルがフィーチャーされた「Youre Bright Baby Blues」が大好きです。

「Here Comes Those Tears Again」でのジョン・ホールのギターソロも良いですね。

 

さて、次回はソウルの大御所、ソロモン・バーク。ようやくBも大詰めです。

 

LPを片っ端から聞いてみた21.ジャクソン・ブラウン①

結局12月は更新できませんでした。

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第21回目はジャクソン・ブラウンのファーストアルバム。

 

Jackson Browne (1972年)

f:id:charanpochiiboo:20210104110128j:image

万年青年のようなジャクソン・ブラウンももう72歳。という事は自分とちょうどひと回り違い。ジャクソン・ブラウンも子年だったんだ。

 

いつだったかは忘れたけど、FMでこの曲をエアチェックしたことがある。これがジャクソン・ブラウンとの出会いの一曲だったかもしれない。よくはわからないけど。

 www.youtube.com

 デビューシングルであり、ビルボードチャートで8位になるほどヒットしたらしいこの曲。曲調は明るいけど内容は暗い。

www.youtube.com

Doctor, my eyes have seen the years

And the slow parade of fears without crying
Now I want to understand

I have done all that I could
To see the evil and the good without hiding
You must help me if you can

Doctor, my eyes
Tell me what is wrong
Was I unwise to leave them open for so long

訳すの難しいですね。

こんな感じでしょうか?

 

ドクター、僕の目は何年もの間

泣くこともなく恐ろしいものを見続けてきました

どうしてなのでしょうか?

 

良い事も邪悪な事も、

目をそらすことなく出来る限り見続けてきました

だから助けてほしいのです

 

ドクター、僕の目の

何が悪いんですか?

ずっと目を開けている事がいけないのでしょうか

 

間奏の素晴らしいギターソロは、ジェシエド・デイヴィス。

昨年見た映画「ランブル」で、ジャクソン・ブラウンがこの時のエピソードを語っていた。

最初は他の曲をエドに弾いてもらうつもりだったけどあまりピンと来なかったらしく、「他の曲はないか」と言われてこの曲を聞かせたら「これならできそうだ」となったそうです。

ジェシのギターにパーカッションも入って、サザンロックの匂いも感じられる出来上がりになっていますね。

 

内省的な歌詞になめらかなメロディー、青さを含んだ真っ直ぐな歌声、端正な顔立ち。

表面的なサウンドの変遷はあったとしても、ジャクソン・ブラウンはこのファーストアルバムからずっと変わらないなと、改めて感じた。

 

さて、このペースだとZまでたどり着くのに10年くらいかかってしまいそう。もう、ゆっくりやります。意地でも続けます。

次回は、ジャクソン・ブラウンからもう1枚取り上げます。

 

12月の記録

あけましておめでとうございます。

新年最初の日記は、12月のライブ参戦記録です。

 

1.  12/5(土)最高フェス(marble≠marble、cana÷biss、THE PARTY CLIMAX JAPAN、最高じぇねれーしょん)@渋谷Star lounge

f:id:charanpochiiboo:20201224205027j:image

最高じぇねれーしょんのこの曲が大好きだ。好きが高じて、生でも見たくなってしまった。共演者も魅力的なので行ってしまいました。

 実際に、生で見るこの曲も最高だった。

メンバーの中では、最近加入した林奈緒美さん(元ミライスカート)が生き生きと歌っている姿に目を引かれた。この人にはステージが似合う。*1

“彼女のサーブ”のあおぎさんがあんなに踊っているのを初めて見た。

www.youtube.com

Tnakaさんは、広いステージを目一杯駆け巡っていましたね。

www.youtube.com

9月から今月にかけて3回見ていて「前より会ってるね」と言われたけど、確かに不思議な感じがする。パラパラの振リコピもやっと出来るようになりました。

ライブハウスのcana÷bissもすごかった。

 

2. 12/6(日)Tribu Pre(美味しい曖昧、Suzuriha、XOXO EXTREME.LiLii Kaona)@西永福JAM

f:id:charanpochiiboo:20201224205304j:image

美味しい曖昧は2回目。個人的には、エレファンク庭よりこちらの方が好きかな。

Suzurihaは、本当に見るたびに良くなっていくのがわかる。

キスエクにまた研修生が入っていたのには驚いた。しかも、その研修生・星野瞳々さんはなんとJK1年!名前の通り目が大きくて華がある。前回、「今のキスエクは最強だ」なんて書いたけど、更に最強になった。

後半に投入された新曲はゴリゴリ系で、ここJAMの音響も相まって体にずしずし響く。

最後の「フェニキスの涙」なんて、これまで3人でしか見た事なかったから迫力が全然違う。ますますキスエクから目が離せなくなってきた。

リリカオは、最後の「Reverberation」から「Cleome」への四つ打ち繋ぎが気持ち良かった。この2曲はホント楽しい。

2019年は、キスエクとリリカオを見る機会が多かったけど、この2グループのステージはいつ見ても素晴らしい。

 

3.  12/7(月)にゃんぞぬデシ、CHiLi GiRL(川嶋志乃舞)@下北沢mona records

f:id:charanpochiiboo:20201224205139j:image

CHiLi GiRLは、川嶋志乃舞が今年始めた新しいソロプロジェクト。三味線にこだわらず自由にやりたい事をやるのがコンセプトみたい。この曲は三味線を弾きながら歌ったけれども、三味線を持たずにグロッケンを叩く曲も半分くらいあった。

www.youtube.com

芸大の後輩だというMIKISARA(パーカッションとピアノのデュオ)の達者な演奏に三味線を絡めたインプロビゼーションがスリリングだった。ちょっとプレグレっぽかったり、クルセイダーズみたいなブラックフィーリングを漂わせたり。

トライアングルとピアノだけでリズムを刻むMIKISARAのオリジナル曲に三味線を重ねた演奏が最高だった。この曲です。パーカッションのみきひさのキャラが面白いのと、ピアノの和久井沙良さんが素敵だった。

www.youtube.com

にゃんぞぬデシも約1年ぶり、なんだか見た目がシュッとした感じ。でも、ステージの様子は変わらず。弾き語りで伸びやかな声を聞かせてくれた。リズム感がいい。MCは少し落ち着いたかもしれないけど、川嶋志乃舞とのトークでは変わらぬにゃんぞぬ節を炸裂。とても面白かったのだけど、話の内容はもう忘れてしまった。

 www.youtube.com

4. 12/12(土)nuance (ワンマン)@名古屋Electric Lady Land

f:id:charanpochiiboo:20201224205200j:image

コロナ明け後、nuanceのライブに行ったのは9月の大阪(代代代とのツーマン)と今回の名古屋のみ。そりゃミサキサンに「久しぶりじゃない。チーボーいつ来てくれるのかと思ってたよ」とか言われてしまうはずだ。*2

バンドを従えてのライブ。nuanceの4人は絶好調で、キレのあるダンスを見せてくれる。

このツアーでは、メンバーによる一人芝居「航海ヌュッ誌」のコーナーが設けられている。この日はわかちゃんが、コミカルな演技を見せてくれた。

「ゆれてみて」に「シャララ シャララ」、「i=envY」など、最近ではセトリから漏れてしまう曲も歌ってくれるのがワンマンの良いところ。特に、声は出せないけど「シャララ シャララ」は楽しかった。

 

ライブの後は金山の立ち飲み屋へ。行こうと思っていたお店ではなかったけど、つまみは安いしお酒は美味しかったので良かったです。結構飲んでしまった。

 

5. 12/13(日)ao studio presents The Fruits(Suzuriha、武井麻里子、LiLii Kaona)@六本木VARIT

f:id:charanpochiiboo:20201224205113j:image

 8時過ぎに名古屋発のこだまに乗って11時過ぎに六本木に到着。*3

Suzurihaは、リーダーのハンナさんが体調不良のため年明けから無期限の活動休止にないる事がすでに発表されていた。でも、振り付けはこれまで通りハンナちゃんが行うのでひと安心。Suzurihaの魅力の一つは、間違いなくハンナちゃんの振り付けにあると思うから。

最後に、LiLii Kaonaと武井麻里子がコラボでそれぞれのレパートリーを1曲ずつ披露。武井さんの曲で、リリカオの2人がニコニコ楽しそうにしていた姿が印象的だった。

 

 6.MIXJAM Vol.30~年末出張編~(Suzuriha、原宿眠眠、I to U

 SCREAMING!!、会心ノ一撃)@新宿MARZf:id:charanpochiiboo:20201224205215j:image

この日の発見は、原宿眠眠。良曲多し。ツバサ・ミンミンという人のソロプロジェクトだそう。原宿といっても、大人かわいい感じの原宿を感じました。

www.youtube.com

この曲、バニラビーンズが歌いそうな感じ。と思ってYouTubeを見てみたら、作編曲が宮野弦士さんだった。そういえば聞いたことあったかもしれない。

www.youtube.com

その他、自作曲も良かったです。

Suzuriha特典会はクリスマスのコスプレで。自分も悪乗りしてサンタの帽子をかぶって臨みました。

自分にとって、これが年内最後のSuzurihaのとなってしまいました。来年も楽しみです。

 

7.12/21(月)サンダルテレフォン定期公演@恵比寿CreAto

f:id:charanpochiiboo:20201225134416j:image

 もう、本当に最高なんだから、サンダルテレフォンの定期公演は!

新衣装も初披露、新曲の「かくれんぼ」も初披露と、毎回新しい楽しみを提示してくれるところも凄い。これを出来る所ってなかなかないですよ。新曲は裏切らないし。

そして何より、メンバー4人の表情や動きや仕草を見ていると本当に幸せな気持ちになってくる。楽しいなあ。声も良いですよね。

自分がアイドルに求めるものすべてを兼ね備えている、それがサンダルテレフォンだと思います。

 

 8.一瞬しかないの「ちいさなクリスマス」2020 @原宿ストロボカフェ

 ⇒記事あり

 

12月は以上8本でした。

 

 

 

*1:4人時代のミライスカートを最後に見たのはちょうど4年前。林さんが脱退する直前だった。

*2:社交辞令でしょうけど嬉しかったです

*3:のぞみだと追加料金がかかるようだったのでささやかな節約

2020年のライブまとめ

 今年は大きな地殻変動が起きてしまった。それは、直接的には新型コロナウィルスによる影響が大きいと思うのですが、むしろ自分の内なる変化の方に要因があるような気もします。

丸3か月の空白期間を除いて、実質9か月で76現場。一般の人から見れば多く見えるでしょうが、界隈の方々に比べるとひよっこみたいなもの。

ものすごく大切な出会いがあり、別れもあった。

フィロソフィーのダンスの現場には1回しか行けず、Negiccoは有観客のライブすら出来なかった。*1

nuanceにもなかなか行けなくなってしまって、これはミサキサンに怒られるレベル。

そんな中、まちだガールズ・クワイアにはここ4年間ずっと安定して行っている事が奇跡のようにも思える。これは、それだけ町ガが素晴らしいという事です。

年間通して最もコンスタントに通ったのがNaNoMoRaL。今年は特に、雨宮未來さんの笑顔と歌声、梶原パセリちゃんの音楽に対する真摯な姿勢に活力をもらった気がする。

 

ライブが全く行われなかった期間、配信のライブもいくつか見た。配信でも楽しめたけれども、やっぱり現場が一番という事もよくわかった。どんなに素晴らしい配信でもやっぱり現場には敵わない、シンプルにそう感じてしまった。

でも、今後しばらくはライブハウスでこれまで通りの動員が出来ない以上、配信はますます大切なコンテンツにならざるを得ない。地方在住の方や、色々な事情でライブに行けない人にライブを届けることも、より一層大切になっていくはず。こんな所も目に見えた変化と言えるのでしょう。

 

以下、思いつくままにトピックスを記します。

■1月

・今年はグーグールルでスタート。1月で3回見たけどそれっきりになってしまった。コマチの脱退には驚いた(いや、なんとなく予想はしていたけど思っていたより早かった)

amiinAsora tob sakanaのツーマンを見れたのが大収穫。見ておいて良かった。会場の下北沢GARDENも今は無い(フィロのスの定期公演で通ったよな)

・一瞬しかないとの出会い。これまでにない方向から衝撃を受けた感じがした。

1/24(土)一瞬しかない@青山月見ル君想フ - チーボーのブログ

 

■2月

・気になっていたサンダルテレフォンのライブに初めて接した。良かったけど、この時はまだ曲数も少なくて前体制の曲もセトリに入っていたはず。今は見違えるよう。

・フィロのスとスカートとの対バン、これが今年唯一のフィロのス。特典会も行われなかったから、おとはすに1年以上会えていない(最後が2019年12月の広島)。

■3月

nuanceのワンマン@O-EAST、素晴らしかった。

3/10(火)nuance@TSUYAYA O-EAST - チーボーのブログ

・3月22日、渋谷で一瞬しかないとサンダルテレフォンを見たのが自粛前最後のライブとなった。

 

【自粛期間中、行く予定で中止、延期になった主なライブ】

・3/28 湯会(チケット購入済み)⇒いまだ予定立たず

・3/29 NaNoMoRaL 2周年ワンマン⇒11月に振り替え公演実施

・4/17 AH(嗚呼)すーちゃんラストライブ⇒2021/4/17に開催予定

・4/19 まちだガールズ・クワイア ワンマン⇒2021/1/31に振替公演を実施

・5/1 POMERO新体制お披露目

・5/5? amiinAラストライブ⇒11月に開催するもチケット取れず

・5/9 一瞬しかない 初ワンマン⇒中止

一瞬しかないは、ワンマンが出来なくなっただけでなく、メンバー2人も脱退してしまった。返す返すも残念でならない。

(この他にも川嶋志乃舞主催ライブや加納エミリのワンマン、フィロのスやamiinAが出演予定だったエクストロメ!などあり)

f:id:charanpochiiboo:20201231150222j:image

■7月

・自粛明け一発目はサワソニキャンプ。楽しかった。やっぱり現場が一番だと思い知らされた。サンダルテレフォンに撃ち抜かれる。

7/11(土)サワソニ44 キャンプ@西多摩郡おおばキャンプ村 - チーボーのブログ

・Suzurihaのデビューライブに遭遇。気になって5日後のライブに行ったらやっぱり素晴らしかった。

 

■8月

・ことぱぉ生誕@宝船温泉 に昨年に続き参加。今年もめちゃ楽しかった。行って良かった。

8/17(月)、18(火)ことぱぉ生誕@滋賀県高島市 宝船温泉 - チーボーのブログ

・一瞬しかない のライブにもようやく行けた。

 

■9月

・Suzurihaに4回

・まちだガールズ・クワイア5周年ワンマン。この状況下で出来る事を模索してチャレンジした素晴らしい企画。町ガならではの幸せな空間。

9/21(月・祝)まちだガールズ・クワイア@町田市民ホール - チーボーのブログ

 

・サンダルテレフォンのワンマンをしくじり、アフターパーティーに参加。

・大阪でnuanceと代代代のツーマン。

 

■10月

・一瞬しかないの主催ライブも再開

 

■11月

・3月に開催予定だったNaNoMoRaLのワンマン。ほんと楽しかったけど、12月のリキッドルームでのワンマンに行けなかったのが悔しい。

・サワソニに2回参加。屋外の開放感を満喫する。ここでもSuzurihaの躍進が目立つ。

 

■12月

・nuanceのワンマン@名古屋 

やっぱりnuanceは素晴らしい。大好きな事は変わらない。西岡ヒデローさんのパーカッションとトランペットがサウンドに色彩を加える。「シャララ シャララ」や「i=envY」に大興奮。

一泊して翌日の昼からは六本木でSuzuriha。

・Suzurihaとクリスマスチェキを撮り、サンダルテレフォンの定期公演と一瞬しかないのクリスマス公演で一年の締めくくり。この並びが、自分の2020年を象徴しているよう。

 

【年間ポイント集計結果】(現場回数)

① NaNoMoRaL 40.5P(15回)

② 一瞬しかない 37.5P(14回)

③ Suzuriha 32.5P(13回)

④ サンダルテレフォン 30.5P(12回)

⑤ まちだガールズ・クワイア 29P(10回)

⑥ XOXO EXTREAM 25.5P(12回)

⑦ LiLii Kaona 20P(9回)

⑧ nuance 17.5P(5回)

⑨ POMERO 13P(5回)

⑩ 脇田もなり 12.5P(5回)

※ワンマン4P、主催ライブ3P、有料ライブ2P、リリイベ等フリーライブ1P、特典会参加で+0.5p、遠征ポイント1P

 

来年は諸事情により、参加するライブの本数を減らすことを宣言します。そうでないとやっていけない。

オタクの皆さん、生活設計は今のうちに。(←大きなお世話)

 

来年も無理のない範囲で楽しみたいと思います。よろしくお願いします。

 

*1:今年は、あわよくば新潟で見たいと思っていた